ピットロード 日本海軍 水上機母艦 君川丸 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W051 プラモデル

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日本海軍 水上機母艦 君川丸

販売価格

3,080円 2,772円(税込)

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「日本海軍 水上機母艦 君川丸 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ  No.W051 )」です

●「日本海軍 水上機母艦 君川丸」です

●太平洋戦争時における帝国海軍の特設水上機母艦「君川丸」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●貨物船を徴用して水上機母艦へと改造した特設水上機母艦「君川丸」を再現、後部上甲板を航空機作業甲板とし、カタパルトを装備した特異なシルエットを表現した内容となっています

【 「特設水上機母艦 君川丸」について 】


●第1次世界大戦時において帝国陸海軍はドイツ領のチンタオを攻撃します
●この攻撃の際に帝国海軍は水上機を投入、日本で始めて航空機を使用したこの戦いは有利に進み、帝国海軍の水上機は予想以上の活躍を見せました

●第1次世界大戦後、各国の航空機技術が大幅に向上しましたが、水上機と陸上機(艦上機)との性能の差はあまり無く、水上機は陸上機と並んで重要視されていました

●日清戦争、日露戦争、第1次世界大戦により、その進出する方向が太平洋のみとなった帝国海軍では設営に時間と労力が必要となる飛行場を使用する陸上機よりも、簡単な施設があれば運用ができる水上機を重視、他国と比べて水上機の開発が進んでいました
●また、軍縮条約により主力艦と補助艦艇に対して大きな制約を受けるようになった帝国海軍では、各艦艇の索敵能力の向上と、航空母艦の艦上機をフルに攻撃や防御に専念させるために水上機を重要視しており、空母機動部隊の索敵行動は空母の艦載機ではなく、随伴する艦艇の水上機によって行われました
●更に、水上機は航空母艦のような大掛かりな工事や改造を行うことなく艦艇に搭載できるという特徴を持っており、有事の際には民間から徴用した商船を水上機母艦に改造して使用するという方針が立てられていました
 ・ 当時の航空母艦は、艦上機を発艦する際に、揚力を確保するために速度が重要視されましたが、水上機母艦ではカタパルトを用いることからその必要はなく、水上機の帰還の際には低速航行が必要となることから、民間徴用の船でも十分に水上機母艦としての役割を担うことができました

●「君川丸」は、「神川丸型」の貨物船の3番船として1937年に竣工しました

●竣工後の「君川丸」は太平洋航路に就航、しかし、戦争の気運が高まると徐々に定期航路は縮小が行われ、1941年7月に「君川丸」は帝国海軍に徴用、太平洋戦争の開戦を睨んで水上機母艦へと改造が進められます
●太平洋戦争が開戦すると「君川丸」はアリューシャン方面に投入、帝国海軍の主力艦艇が南方へと集中投入されたことから、「君川丸」は太平洋北部における唯一の艦隊航空戦力として活躍しました

●しかし、太平洋戦争中期になると水上機と陸上機の性能の差は決定的となり、水上機母艦として活躍の余地が少なくなった「君川丸」は1943年10月に内地へと戻され、特設運送船として艦種変更されています

●1943年12月、「君川丸」は輸送船団として潮岬沖を航行中、アメリカ潜水艦の攻撃を受けて1本の魚雷を被雷、大破する損害を受けますが僚船に曳航されて内地へと帰還、修理が行われました

●修理が完了した1944年7月、「君川丸」はフィリピン方面へと出航、しかしその途上において再びアメリカ潜水艦の攻撃を受けて損傷、マニラへと回航されて修理を受けています

●1944年10月、修理が完了した「君川丸」は台湾方面に向けて出航しましたが、この頃になるとフィリピン近海はアメリカ潜水艦が跳梁跋扈する状態となっており、またもアメリカ潜水艦の攻撃を受け、「君川丸」はその姿を波間に消したのでした

日本海軍 水上機母艦 君川丸の商品画像

【 「日本海軍 水上機母艦 君川丸」のキット内容について 】


●この帝国海軍の特設水上機母艦「君川丸」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ピットロード社が長年培ってきた艦船モデル技術により「君川丸」を再現、貨客船としてのスタイルを保ちながら、武装類と後部の水上機及び航空艤装を持つ特設水上機母艦としてのシルエットとディテールをメリハリのあるモールドにより表現した内容となっています

●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです


●「君川丸」船体は左右分割のパーツで構成、これに上甲板、各種構造物を取り付ける構成となっています

●船体部には舷窓、錨、船体部の開口部、舷外電路、そして微細な彫刻で鋼板の継ぎ目などが精密な彫刻で再現されています
 ・ ウォーターラインモデルとしての船底部は、船体パーツに一体成型されています

●上甲板部は、1枚の一体成型のパーツとなっており、船体後部にはこの上に航空機作業甲板を装着します
 ・ 上甲板には、ボラード、船倉ハッチ、マスト台座、アンカーチェーンなどが凹凸ある細やかな彫刻で再現
 ・ 航空機作業甲板には、木甲板表現の他に航空機軌条、ターンテーブルなどがモールドで再現されています

●中央構造物は、2層のデッキを積み上げる方式で、船橋及び前部パネル部は1枚のパーツで再現されています
 ・ 上部構造物の舷窓、扉などは彫刻で再現

●甲板上の構築物となる「主砲部」「マスト部」、中央構造物上の「艦橋部」「煙突部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを取り付けて完成させます


「特設水上機母艦 君川丸」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●船橋
 ・ 船橋は中央構造物の前面パネルに一体成型されています
 ・ 船橋窓枠は繊細な彫刻で再現
 ・ 船橋下部の開口部は、開口処理されています
 ・ 船橋上部に装備される、「13mm単装機銃」(×2)、「90cm探照灯」(×1)、「測距儀」(×1)、「21号電探(1943年8月~)」(×1)は別パーツ化されています

● 煙突
 ・ 煙突は左右分割のパーツで構成、煙突トップは別パーツ化して再現しています

●マスト
 ・ 各マストは、トップ部分も含めた一体成型のパーツ、前後のデリックは独立したパーツとなっています

●主砲 「15cm単装砲」 ×2
 ・ 「15cm単装砲」はシールド部分も含めて一体成型の独立したパーツ
 ・ 主砲のブルワークは各1パーツにて再現

●高角砲 「8cm単装高角砲」 ×1
 ・ 「8cm単装高角砲」は一体成型の独立したパーツ
 ・ 高角砲のブルワークは個別にパーツ化

●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×2、「13mm単装機銃」 ×2
 ・ 「25mm連装機銃」は、連装式に一体成型された銃身部と銃架の2パーツで構成
 ・ 「13mm単装機銃」は一体成型となります

●カタパルト
 ・ カタパルトは左右分割のパーツで再現 

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 11m内火艇 ×1
 ・ 9mカッター ×2
 ・ カッター上部のキャンバスカバーは別パーツ化され、その装着の有無を選択できます

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 通気筒
 ・ 艦載機滑走車
 ・ 艦載機台車
 などがセットされています

●艦載機として、「零式水上観測機」 ×3、「零式水上偵察機」 ×3が付属
 ・ 「零式水上観測機」は、胴体、上部翼、プロペラ、フロート部の6パーツで構成、 「零式水上偵察機」は、主翼を含む本体部分、プロペラ、フロート部のパーツ構成となっています

●マストに掲げられる軍艦旗、艦載機用の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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