ドイツ 夜間戦闘隊 (ベルリン1945)
「ドイツ 夜間戦闘隊 (ベルリン1945) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6089 )」です
●「ドイツ夜間戦闘隊 (ベルリン1945)」です
●第2次世界大戦末期に開発された歩兵用の夜間戦闘装置、曲射銃、対空ロケットを装備して戦う武装親衛隊の兵士4体を再現した内容となっています
●当時のドイツの技術の粋を集めて作られた最新式装備を持って戦う姿は、ドイツ軍の最終戦となった「ベルリン戦」でのシーンに相応しいことでしょう
・ ただし、この兵器類が実際に「ベルリン戦」で使用されたかは疑わしいので、正確を期すならば仮想上の演出とした方が無難と思われます
●ドイツは第2次大戦では敗れましたが、当時のドイツの工業技術力は他国にはかなわない程の高い水準を誇り、数々の優秀な兵器を生み出していました
●特に、大戦も後期となると起死回生を狙うために、超兵器の開発に拍車が掛かりましたが、連合軍の爆撃や、資材不足などが足枷となり、一部が実戦参加するに止まっています
各兵器について
●歩兵用の赤外線暗視装置(ヴァンピール)は1945年に実用化され、100mの有効射程を持っていました
・ 装置は、小火器上に取り付ける照射装置と、照準装置、そして兵士の背中に背負われるバッテリーなどで構成されていました
・ この暗視装置は、少数が実戦で使われたと言われています
●曲射装置は、建物の影などから敵兵を射撃するための装置として開発されました
・ その思想は、第1次世界大戦の塹壕戦の時代から有ったと言われ、物影から敵を一方的に射撃できるという利点を持ちました
・ しかし、実際の開発には曲射装置の銃身命数が非常に短いなどの障害が立ちふさがり、実用化は難航しています
・ 大戦も末期となると、ようやく生産が始まり、一部は実戦でも使われましたが、費用対効果に乏しく、また戦果の程は良く分かっていません
・ 装置は、銃身先端に取り付ける曲射アタッチメントと、その上部に存在する視察用の斜めに取り付けられた鏡で構成されています
●対空ロケット砲(フリーガーファウスト)は、制空権を失ったドイツ軍ならではの兵器です
・ 機関砲などの対空用火器は生産コストが高く、操作人員も多く必要となるなどの問題が在りました
・ そこで、開発されたのが兵士1人が携行できるような小型で軽量の対空兵器で、構造的に反動が発生しないロケット砲が選ばれました
・ このロケット砲は「フリーガーファウスト」と呼ばれ、小型のロケット弾を多連装式に装備、ロケット自体は非誘導方式で、敵機の進行方向に向かって一斉に射撃をする方法となっています
・ ただ、この兵器は、実戦での使用は定かではなく、生産も少数に止まっています
●フィギュアの服装は、「M44野戦服」に、短靴にレギンスを着用した典型的な大戦末期のドイツ軍兵士の服装となっています
・ 立膝で射撃している兵士フィギュアは、「M43野戦服」を着用しています
●フィギュアは、頭部、胴体、両足、両腕のパーツ構成となっています
・ 立ち姿のフィギュアは、胴体部分に足の上部が一体成型、レギンスから下の部分が別パーツです
●各「フィギュア」のポーズについて
・ 右手に暗視装置付きの「MP-43」を持ち、左手で上方を指差しているポーズです
・ 立ち姿で、暗視装置付きの「MP-43」を構えて射撃しているポーズ
・ 片膝を付いて、曲射装置付きの「MP-43」を射撃しているポーズ
・ 立ち姿で、「フリーガーファウスト」を上空に構えているポーズ
●付属している装備品
・ 「MP-43」突撃銃 ×2
・ 曲射装置付き「MP-43」突撃銃 ×1
・ 小火器用暗視装置 ×2
・ 暗視装置用バッテリー ×2
・ 暗視装置用ケース ×2
・ 「フィリーガーファウスト」 ×1
・ 雑嚢 ×4
・ 「M43」規格帽 ×2
・ 迷彩カバー付ヘルメット ×2
・ 「MP-43」用マガジンポーチ ×6
・ 水筒 ×4
・ 拳銃ホルスター ×1
・ 懐中電灯 ×2
・ 銃剣 ×2
・ 手榴弾 ×1
・ 飯盒 ×3