アメリカ海軍 重巡洋艦 CA-72 ピッツバーグ 1944
「アメリカ海軍 重巡洋艦 CA-72 ピッツバーグ 1944 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W-080 )」です
●第2次大戦開戦前の軍縮条約失効後、1940~42年度に計画されたアメリカ海軍の重巡洋艦が「ボルティモア級重巡洋艦」です
●条約型重巡洋艦となる「ウイチタ級」をベースに16隻の建造を計画(うち14隻が完成)、ウイチタよりも全長で約20m程長くなり、全幅も3m広くなりました
●兵装配置はウイチタと同様に20.3cm3連装の主砲を3門備えていますが、副砲の12.7cm砲を単装8基から連装6基として防御を強化しています
●乾舷の高い水平甲板型の長大な船体は航洋性に優れ、各部の装甲も強化し、機関配置は缶室分離方式を採用し、抗堪性も大幅に向上しました
●「ボルティモア級重巡洋艦」は、バランスの取れた優秀な設計であったため、大戦を通じて戦没艦は1隻もなく、戦後も長く現役に留まりました
●「ボルティモア級重巡洋艦」の5番艦にあたる「CA-72 ピッツバーグ」は1944年10月10日に就役、本艦以降の「ボルティモア級重巡洋艦」にはいくつかの改正が施されています
●角型であった艦尾平面形状を丸型に改め、重量軽減のために航空機揚収用クレーンは1基となりました
●また、艦全体に渡って「40mm連装機銃」などを増設、武装が大幅に強化されています
●「CA-72 ピッツバーグ」は、1944年の就役後太平用戦線に投入され、1945年に「硫黄島作戦」に参加、その後日本軍の特攻を受け大破した「CV-13 フランクリン」の救援と曳航の任務を果たしました
●1945年6月に沖縄東海上において台風に遭遇し、艦首部分を30mも失いました
●この「ボルティモア級重巡洋艦」の5番艦にあたる「CA-72 ピッツバーグ」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ウォーターラインまでの喫水線モデルと下部船体再現したフルハルモデルのいずれかを選択して組立てる事が可能です
●フルハルモデル用としてスクリュー部も再現しています
●艦体は、船体上部と甲板部の上下2分割形式で構成、さらに後部甲板部を別パーツ化しています
●「ボルティモア」と異なる丸みを帯びた艦後部の形状の違いも、艦尾部を別パーツ化することによって再現しています
●艦橋部、煙突部、主砲、副砲などの各種武装などをブロックごとに組立て、甲板部に取り付けていく組立てとなっています
●各パーツとも非常に細かな彫刻を施されたパーツで再現
●主砲前部からトランサム両舷までの間に増設された「40mm連装機銃」などの増加装備もきっちりと再現しています
●「20.3cm主砲」「12.7cm副砲」は砲身部を別パーツで再現
●「Mk38射撃指揮装置」や「Mk37射撃指揮装置」なども精密に再現されています
●艦載機である「OS2U キングフィッシャー」×2が付属
●ネームプレート及びスタンドが付属
●カラーによる塗装&マーキングガイドが付属
●艦番用の「68」「69」「70」「71」「72」「73」「74」「75」、艦後尾の国旗、艦載機用の国籍マークなどを再現したデカールが付属
●2005年完全新金型第2弾