タイガーエース (ノルマンディ 1944）
「タイガーエース (ノルマンディ 1944） （プラモデル） (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6028 )」です
●「タイガーエース （ノルマンディ 1944）」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ武装親衛隊の戦車兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「ノルマンディ戦」において、戦線後方の「タイガー 1」の車上で佇む「ヴィットマン大尉」風の車長と、リラックスした状態で取り囲む乗員達が再現されています【 「タイガーエース （ノルマンディ 1944）」のキット内容について 】
●キットは、「タイガー1」の車上にてポーズを取っている状態となっていますので、同社「Sd.Kfz.181 タイガー 1 後期型 （3 in 1 コンバーチブル）」、「Pz.Kpfw.6 Ausf.E タイガー1 後期型 w/ツェメリットコーティング」などの「タイガー1」のキットに配置すると、フィギュアが織り成すシーンがより一層楽しむことができることでしょう
●「タイガーエース」で再現されたフィギュアの内容は、「ヴィットマン大尉」風の車長が1体、戦車兵が3体、下士官兵が1体の計5体
●戦車に搭乗している兵士達の服装は、「ヴィットマン大尉」風の車長が「Uボート ジャケット」を着用、その他の戦車兵は迷彩戦車服を着用している状態となっています
・ 迷彩戦車服は、通常の黒い色の戦車服と同じデザインですので、塗装により変更が可能です
・ 戦車兵の3体は当時の「ヴィットマン大尉」が所属していた「SS第101重戦車大隊」所属の戦車兵に良くみられた迷彩戦車服に略帽を着用した姿となっています
・ このキットのフィギュアは、親衛隊の戦車兵として他に流用が可能ですが、迷彩戦車服の支給は1944年になってからですので、それ以前の情景に使用しないよう注意して下さい
●フィギュア本体は、頭部、胴体、両足、両腕のパーツ構成となっています
●「タイガーエース」の5体の戦車兵のポーズについて
・ 「ヴィットマン大尉」風のフィギュアは、片手にタバコ、片手にヘッドフォンを持って、戦車上に立って佇んでいるポーズです
・ 下士官兵のフィギュアは、両手に腰を置き、戦車上で立っているポーズ
・ 下士官用の野戦帽（将校帽に似たデザイン）を着用しています
・ 戦車兵のフィギュアの1体は、「タイガー1」の操縦席ハッチに腰を掛け、防盾部に手を置いているポーズとなっています
・ 戦車兵のフィギュアの1体は、砲塔の縁に腰を下ろし、片足を砲身に掛けているポーズです
・ 戦車兵のフィギュアの1体は、「タイガー1」の装填手ハッチから上半身を出し、片手でハッチを持っているポーズとなっています
●付属している装備品類
・ P38用拳銃ホルスター×3
・ ワルサーPPK拳銃用ホルスター×1
・ ヘッドフォン×1
------------------------------【 「タイガーエース （ノルマンディ 1944）」のキットの背景について 】
●キットは前述のように「ノルマンディ戦」における「ヴィットマン大尉」を中心とした戦車兵が表現されており、この戦いにおいて「ヴィットマン」は「SS101重戦車大隊」に所属していました
●「SS第101重戦車大隊」は、初めての武装親衛隊の重戦車大隊で、1944年の初頭に編成が開始されました
●この編成には、「SS第1装甲擲弾兵師団」の重戦車中隊が基幹となっており、その中には当時の戦車エース「ヴィットマン」が含まれ、第2中隊の中隊長に任命されました
●「SS第101重戦車大隊」がノルマンディ戦域に到着した直後、戦略的主要都市「カーン」の西方の「ヴィレル・ボカージュ村」にイギリス戦車部隊が進出しているという情報から「ヴィットマン」は偵察を兼ねて「タイガー1」1両で単騎出撃をします
●この村とその近辺においてイギリス戦車を発見した「ヴィットマン」は戦闘を開始、周囲の地形を利用しながら、この「タイガー1」は暴れ続け、27両ものイギリス車輌（戦車、装甲車含む）を撃破、自身は被弾により脱出しますが、増援部隊により「ヴィレル・ボカージュ」を奪還します
●この戦いによりイギリス軍の出鼻を挫くことができ、「ヴィットマン」はその功績により「柏葉付き騎士十字章」を授与されました
●その後、大隊長の負傷により、大隊の指揮を執ることとなった「ヴィットマン」は、大隊長車「007号車」に乗ることとなります
●そして、「ヴィットマン」はカナダ軍への反撃作戦に参加、この戦いの最中に「シャーマン・ファイアフライ」の17ポンド砲弾を受けた「007号車」は爆発、敵戦車138輌を撃破した記録を持つ「ヴィットマン」は、このノルマンディの地で最期を向かえてしまいます
●キットは、柏葉付き騎士十字章を授与され、大隊の指揮を執った頃の「ヴィットマン」とそのクルーをイメージしたもので、パッケージには最後の乗車車輌となった「007号車」が描かれています
