くれない丸/むらさき丸
「くれない丸/むらさき丸 (本) (モデルアート 日本の客船シリーズ No.003 )」です
●美しいイラストと写真で「客船」を紹介する「日本の客船シリーズ」、第3号では「くれない丸/むらさき丸」を紹介
●戦後に建造され、関西汽船時代には西の客船として活躍し、その後横浜のロイヤルウィングと名を替えて活躍中のくれない丸を特集します
●昭和35年、瀬戸内海に日本最初のクルーズシップが誕生しました
●日本は戦後の混乱から完全に立ち直り、みんな急速に豊かになっていった良い時代でもありました
●当時日本最大の内航客船会社であった「関西汽船」は、外国人観光客と新婚旅行客を主眼に、当時考えられる最高の客船を2隻建造、それが「くれない丸」と「むらさき丸」でした
●接客サービスは大阪商船から引き継いだ定評あるものでしたが、定期客船として運航する必要から、3等船室も設けた設計で、帰郷客や修学旅行生も乗せていました
●この意図は見事に当たり、「くれない丸」「むらさき丸」の2隻は日本の内航客船の「スタンダード」となり発展していったのです
●その後、「フェリー」の台頭によって、その生涯は終わってしまったかとおもわれましたが、「くれない丸」は現在も「ロイヤルウイング」として横浜港内をクルージングを続けています
●このクルーズシップが輝いていた時代に活躍した「くれない丸 (ロイヤルウイング)」と「むらさき丸」の船歴を、テキストと写真、資料で解説した内容となっています
●大判の写真や、活躍当時の絵葉書などに見られる雄姿をはじめ、カラーで描かれた船体の塗装図も収録、モデラーだけでなくヒストリアンにも、艦船ファンの皆様に広くお薦めできる内容となっています
●内容目次
・ ツイン・ビューティーの物語
・ 側面図で見る各船の変遷
・ 船体配置図
・ シップデータ
・ 宝田直之助氏インタビュー
●著者:西村慶明
●B5版
●全32ページ/うちカラー8ページ
●平成19年7月20日発行