旧日本海軍艦艇乗組員
「旧日本海軍艦艇乗組員 (プラモデル) (フジミ 1/350 艦船モデル用 グレードアップパーツ No.003 )」です
●太平洋戦争時における帝国海軍の艦艇の乗組員を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
・士官10体、水兵340体の合計350体がセットされています
【 「帝国海軍の服装」について 】
●帝国海軍は、明治維新によって外国の艦や技術を取り入れることにより発足した軍隊であり、その経緯から西洋化が最も進んだ組織でした
●服装は主にイギリス式が取り入れられており、士官、下士官は詰襟式の服装、兵卒(水兵)はセーラー服とセーラー帽を着用していました
●また、この服装は、夏季と冬季の2種があり、夏季は薄手の白色の服、冬季ではデザインは同じものの厚手で黒っぽい紺色となっていました
●このような服装は、時代によって細部では変化したものの、大きな変化はなく、太平洋戦争まで続きます
●しかし、上海事変において海軍陸戦隊が本格的に陸上戦闘を行ったことから、1933年に開襟式の背広型で色が茶褐色となる陸戦隊用の服装が制定、この陸戦隊用の服装と似たデザインで色が青褐色となった「第3種軍装」が1943年に登場しました
●大戦後期ではこの「第3種軍装」の着用例(特に戦闘時)が増えましたが、従来の服装も引き続き使用されています
【 「旧日本海軍艦艇乗組員」のキット内容について 】
●この帝国海軍の艦艇の乗組員を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●1/350スケールの艦船モデルのディテールアップや演出に広く活用できる、汎用性が高いフィギュアキットです
●スケール的に細部の再現は不可能ですので、帝国海軍の艦艇乗務員としてだけではなく、他国の艦船用のフィギュアとしても広く利用できる内容となっています
●フィギュアはプラパーツで、エッチングパーツ製のフィギュアと比べて立体感があり、頭部、胴体、腕、足という各部の形状がスケールに沿って再現されています
●フィギュアの服装は、1943年以前の白色もしくは紺色の服装となっています
・ ただし、スケールの関係上、夏服と冬服との違いは再現できず、塗装によって再現します
・ また、服装の違いもほとんど分かりませんので、青褐色で塗装すれば「第3種軍装」とすることもできます
●セットされているフィギュアの内容は
・ 士官 (直立ポーズ) ×10体
・ 水兵 (敬礼ポーズ) ×100体
・ 水兵 (歩行ポーズ) ×100体
・ 水兵 (直立ポーズ) ×140体
となっています
【 「旧日本海軍艦艇乗組員」のパッケージ内容 】
・ 帝国海軍 艦艇乗務員フィギュア ×350体
士官 ×10体
水兵 ×340体