日本航空母艦 赤城 三段甲板
「日本航空母艦 赤城 三段甲板 (プラモデル) (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.220 )」です
●「日本航空母艦 赤城 三段甲板」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●建造当初、巡洋戦艦として計画されたいた「赤城」は、ワシントン軍縮会議において大型主力艦の建造制限を盛り込まれたため、まだ建造枠に余白のあった「航空母艦」として建造されることになりました
●「航空母艦 赤城」は呉海軍工廠で昭和2(1927)年3月25日に竣工、日本最初の大型航空母艦となった「赤城」には、3段式の飛行甲板という日本独特の形態を持って誕生しました
●3段式の甲板は、上段が発着用の甲板、下段は発艦用の甲板として使用、中段の甲板部は羅針艦橋部の増設と20cm連装砲塔を設置したため使用されませんでした
●右舷側下方に傾斜した大型煙突と小型の直立煙突を設けたため、上段の飛行甲板は左舷側に中心線をずらして設けられていました
●三段甲板を装備した「空母 赤城」は、その後、艦載機の大型化などの運用上の問題から3段式の甲板を廃止し、上甲板一段に改装されることになります
●この3段式の甲板を装備した時代の「航空母艦 赤城」を再現
●「初期型(1927年~34年)(竣工直後の20cm連装砲塔装備前状態は再現できません)」と、最上甲板右舷に小型の仮艦橋を設置した「中期型(1934年~35年)」を選択して作成する事ができるコンバーチブルキットとなっています
●喫水ラインまでを再現したウォーターラインモデルとなります
●船体下部から下部飛行甲板、中部飛行甲板、上部飛行甲板と順に組上げていくパーツ構成
・ 上部飛行甲板部は1枚のパーツで構成、前後部の昇降機台座部は別パーツ化されています
・ 中部・下部の飛行甲板は、外側より見える部分のみを再現
・ 甲板部のパーツには木甲板表現としての細かな縦ラインや、遮風柵などが精緻な彫刻にて再現されています
・ 上甲板を支えるトラス上の支柱は一体成型されたプラスチック製パーツで再現されています
●船体は舷側ラインを左右分割したパーツで構成、甲板部は別パーツ化されています
●上甲板下の艦橋部、煙突部、舷側に配置されたスポンソン部などは別ブロック化
・ 「中期型」再現用の「仮設艦橋」を再現したパーツが付属
・ 高射装置、マスト、甲板上の探照灯も別パーツにて再現されています
・ 甲板上に設置された探照灯の取付けは選択式
●「空母 赤城」用の兵装として
・ 20cm 連装砲 ×2
・ 20cm 単装砲 ×6
・ 12cm 連装高角砲 ×6
を再現したパーツが付属
●内火艇・カッター類も新規に掘り起こしたパーツで再現され、ダビット類も別パーツにて再現されています
●甲板上の白線、上甲板尾部の赤白の塗り分け、海軍旗(2種)、国旗を再現したデカールが付属
・ ネームプレート用のデカールもセットされています
●「空母 赤城」用の艦載機として
・ 13式2号艦上攻撃機 ×6
・ 90式艦上戦闘機 ×6
が付属
・ 主翼の1枚、主脚部は別パーツ化されており、主翼面の帆布表現を彫刻にて再現しています
・ 13式2号艦上攻撃機用の「魚雷」パーツも付属しています
●主翼上、機体胴体部に記された機体番号や日の丸を再現した艦載機用のデカールが付属
●2008年完全新金型