海上自衛隊 スターリング機関搭載潜水艦 SS-501 そうりゅう (2隻セット)
「海上自衛隊 スターリング機関搭載潜水艦 SS-501 そうりゅう (2隻セット) (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ J シリーズ No.J-036 )」です
●「海上自衛隊 スターリング機関搭載潜水艦 SS-501 そうりゅう」です
●2009年に就役した 海上自衛隊通常動力潜水艦 「SS-501 そうりゅう」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●我が国潜水艦技術の粋を集めた「葉巻型」フォルムを持つ「おやしお型潜水艦」の進化形となる「そうりゅう型潜水艦」をフルハルモデルで再現
・ 艦体の側面下部に装備された「コンフォーマル・ソナー・アレイ」、初めて採用された「X型舵」など、「そうりゅう型潜水艦」が持つ特徴をメカニカルに立体化、海上自衛隊最新鋭潜水艦の姿を再現した内容となっています
●「そうりゅう型潜水艦」のパーツが2隻分セットされており、付属のデカールを使用して「SS-501 そうりゅう」と「SS-502 うんりゅう」をそれぞれ1隻づつ組み立てることができます【 「SS-501 そうりゅう」について 】
●「そうりゅう型潜水艦」は、2009年3月にネームシップとなる「SS-501 そうりゅう」が就役した海上自衛隊の新型潜水艦です
●「そうりゅう型潜水艦」は国産潜水艦では初めて、スウェーデンのコムテックス社の「スターリング機関」を搭載し、海上自衛隊に所属する従来型の潜水艦より高度な隠密行動が可能となりました
・ 「スターリング機関」は「AIP (Air-Independent Propulsion)= 非大気依存推進」と呼ばれ、燃料はケロシンと酸素を使用します
●「そうりゅう型潜水艦」は機関として、この「スターリング機関」を採用、海自初の機関であるがゆえ2001年から「はるしお型」練習潜水艦「あさしお」を改造し、この機関を搭載して実艦試験を行っています
・ 本機関を使用した低速航行では2週間の水中持続力を実証、高速航行時には従来と同じように充電池の放電により推進されますが、原子力潜水艦に迫る性能を発揮しました
・ この結果を受けて「スターリング機関」の「そうりゅう型潜水艦」への搭載を決定、「そうりゅう型潜水艦」には川崎重工業でライセンス生産した「4V-275R Mk.3」が4基搭載されています
●小型艦が多くを占めるAIP搭載艦の中で、「そうりゅう型潜水艦」は基準排水量2,900トンと世界初の大型潜水艦となり、同時に世界最大の通常動力潜水艦となりました
●船体は先代の「おやしお型(1998年~2008年就役、同型艦11隻)」と同様の「葉巻型」ですが、舵に水中運動性が高く破損の危険性の少ない「X舵」を採用、上部構造物にも吸音タイルを貼り、流線形化されたセイル前面基部など、既存の艦と異なった外観となり、性能も大幅に向上しています
●また、「そうりゅう型潜水艦」には、武装として「89式魚雷」や「ハープーン級対艦ミサイル」を運用できる「533mm 魚雷発射管」6門が装備されており、各国の「葉巻型」潜水艦同様、ソナーの真上、艦首正面に集中して装備されています
●艦名は2007年の命名付与基準の改正で「瑞祥動物(縁起の良い動物)の名」が使用可能となり、四神の一つ「青龍」から命名され、海上自衛隊では初となる「そうりゅう」、そして日本で3代目の「蒼龍(そうりゅう)」となりました
●1番艦として起工されたネームシップ「SS-501 そうりゅう」は、川崎造船神戸工場で2005年3月31日に起工、2007年12月5日に進水、2009年3月30日に海上自衛隊「第1潜水隊群 第5潜水隊」に就役しました
●「SS-501 そうりゅう」は、現在も母港を呉とする第1潜水艦群第5潜水隊に所属、西日本方面の近海を中心に海の安全を護っています
【 「海上自衛隊 スターリング機関搭載潜水艦 SS-501 そうりゅう」のキット内容について 】
●この「SS-501 そうりゅう」を再現したプラスチックモデル組み立てキット
・ 「そうりゅう型潜水艦」の葉巻型の船体のライン、潜舵や「X舵」のエッジなどがシャープに仕上げられ、かっちりとしたシルエットを演出
・ アクセスハッチやを始めとするパネルラインなども細く掘り込まれています
●「そうりゅう型潜水艦」のパーツが2隻分セットされており、付属のデカールを使用して「SS-501 そうりゅう」と「SS-502 うんりゅう」をそれぞれ1隻づつ組み立てることができます
●「SS-501 そうりゅう」の特徴となるフォルムを再現
・ 「そうりゅう型潜水艦」が持つ、特徴ある「葉巻型」のフォルムのイメージを忠実に再現
・ 長胴化された船体や側面に装備された「コンフォーマル・ソナー・アレイ」、前面基部が流線形化され水中抵抗を少なくしたセイル、そして着底時の破損を考慮し、かつ水中運動性の高い「X舵」など、「そうりゅう型潜水艦」で初採用となったポイントを再現しています
●「SS-501 そうりゅう」の船体は左右貼り合わせと喫水線ラインで区切られた3パーツで構成、船体部に艦橋ブロックと方向舵、スクリュー等の船体尾部のパーツを取り付けて全体を組み上げます
・ 巧みな船体分割により塗り分けが容易となっており、ウォーターラインの上下でトーンの差を演出するなどの塗装法にチャレンジすることができます
・ 船体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現、1/700スケールでの実感を損ねない程度のディテールで表現されています
●「そうりゅう型潜水艦」の船体全部を再現したフルハルモデルとなっています
・ 喫水線ラインより上部にあたる部分は別パーツ化されていますので、WLモデルとして製作することも可能です
●艦橋パーツは、微妙な傾斜と表面上のデティールをスライド金型を使用して再現
・ 「おやしお級」以降共通のステルス性を考慮した艦橋構成、そして「そうりゅう級」の特徴となる流線形化された艦橋前面基部もしっかりと表現されています
・ 潜望鏡やアンテナ類等の艦橋構造物は全て別パーツで構成、細く、シャープに再現されています
・ 艦橋上の潜望鏡等は、全て同時に展開されることはありませんので、お手持ちの資料を参考に、お好みに応じて組み合わせて下さい
●潜舵や「X舵」のエッジ部分は薄く形成されており、潜舵の「翼端灯」までしっかり再現されています
・ スクリューは微妙なカーブを持つ7翅プロペラを再現しました
●デカールは「SS-501 そうりゅう」と「SS-502 うんりゅう」の2隻分が付属
・ 艦名、セイルナンバー、海軍旗、船体各部に記された水深表記等がデカールにて再現されています
●ディスプレイスタンドが付属
・ ディスプレイスタンドの台座を本体へとはめ込むことで固定でき、完成後も着脱が可能です
●2009年 完全新金型