フェラーリ F1 87/88C イタリアグランプリ
「フェラーリ F1 87/88C イタリアグランプリ (プラモデル) (フジミ 1/20 GPシリーズ No.旧GP012 )」です
●「F1 フェラーリ 187/88C」を1/20スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●1988年8月14日、世界のモータースポーツに偉大な功績を残したエンツォ・フェラーリが90年の生涯を閉じました
●その悲しみも開けやらぬ9月9日、イタリアのモンツァでは恒例のイタリアグランプリが幕を開けました
●この年、開幕からホンダエンジンを搭載したマクラレーンMP4/4をドライブするアイルトン・セナとアラン・プロストが圧倒的な強さを発揮
●全レース負け無しの11連勝イタリアグランプリを迎えていました
●フェラーリは87年シーズンを闘ったF187を改良したF187/88Cを投入していましたが、マクラーレンに大きく水をあけられていたのです
●イタリアグランプリ予選ではマクラーレンの2台に続いて3位にゲルハルト・ベルガー、4位にはミケーレ・アルボレートがつけ、意地を見せます
●そして11日の決勝、2台のフェラーリはマクラーレンから徐々に引き離されていきます
●しかし、レース中盤、プロストがトラブルでリタイアし、ベルガー、アルボレートは2、3位に浮上
●そしてレースも残り2周を迎え、トップを独走していたセナにアクシデントが襲います
●ナイジェル・マンセルの代役でウイリアムズから出走していたジャン=ルイ・シュレッサーを周回遅れにしようとした時、2台が絡んでセナはコースアウト、リタイアとなったのです
●トップに立ったベルガーはアルボレートを従えて、そのままチェッカー
●フェラーリは地元で見事な1、2フィニッシュを飾ったのです
●亡きエンツォに捧げる勝利にサーキットに集まった多くのディフォシ達が歓喜に酔いしれたのは言うまでもありません
●88年シーズンは残りのレースも全てマクラーレンが勝利を飾ったことから、88年のイタリアグランプリは唯一マクラーレンが負けたレースとなりました
●フェラーリF187/88Cとベルガーのイタリアグランプリはまさに、記録と記憶の残る1勝となったのです
●フェラーリF187/88C
ホイールベース:2800mm
エンジン:Tipo033B 90度V型6気筒1.5リッターツインターボ
ギアボックス:6速
ドライバー:ミケーレ・アルボレート (Car No.27) ゲルハルト・ベルガー (Car No.28)
1988年シーズン成績
ゲルハルト・ベルガー1勝 (ランキング3位) ミケーレ・アルボレート1勝 (ランキング5位)