ザ・ムーンバス
「ザ・ムーンバス （プラモデル） (メビウス スペース ビークル No.2001-1 )」です
●SF映画「2001年宇宙の旅」に登場した「ムーンバス」を1/55スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●斬新なデザインと、宇宙空間の乗り物として音を立てずに進む映像により、観る者を魅了した「ムーンバス」を再現、重力が低い月面での運行用として機能を凝縮し、無駄のないスタイリッシュな姿を表現した内容となっています
【 「ムーンバス」について 】
●SF映画の金字塔とも言える「2001年宇宙の旅」は、それまでのSF作品とは一線を画した存在でした
●SF映画といえば、流線型やロケット型の宇宙船が当たり前の時代、空気抵抗のない宇宙空間での航行を前提として、それまでとは全く違う宇宙船のデザインが使用されました
●CG技術が進んだ現在とは異なり、その特撮はアナログな技術を積み重ねることで行われましたが、その完成度は極めて高く、我々を未来における宇宙空間の旅へと導きました
●また、作品全体はSFというテーマ性を強調し、「モノリス」とは何か、「モノリス」は人類に何を与えたのか、人類と機械との関係性など、その謎と問題提起は現在においても明確な回答が出ていません
●「ムーンバス」は、月面においてモノリス発掘現場へ向かう低高度を飛ぶシャトルで、静かに進む白いボディは、リアリティ溢れる姿で多くのファンを魅了しました
●ただ、「ヨハン・シュトラウス」の「美しき青きドナウ」や、「ハチャトリアン」の「ガイーヌ」という音楽をバックに進む他の宇宙船のシーンとは異なり、この「ムーンバス」が航行するシーンには音楽がなく、これから遭遇する「モノリス」への予感や、宇宙への恐怖などが入り混じった印象的なシーンとなっています
【 「ザ・ムーンバス」のキット内容について 】
●このSF映画「2001年宇宙の旅」の「ムーンバス」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●「ムーンバス」のキットは1969年に「オーロラ」社から発売され、映画に忠実な再現度や精巧さは同社の最高傑作ともいわれたほどでした
●しかし、直後に「オーロラ」社が倒産、加えてその後の事故により金型が壊れるなどの不幸が重なったといわれ、再生産されないまま40年という時が過ぎファンの間では伝説化されていたキットです
●「メビウスモデル」は現存する「オーロラ」社のキットのパーツを元に全く新たな金型を製作し忠実にオリジナルキットを再現するという方法で、この伝説的キットを現代に復活させ、細かなパーツひとつひとつまで徹底的にオリジナルパーツを再現しています
●現代の目で見ても洗練された未来的スタイルをもつ「ムーンバス」のフォルムはもとより、プロップを参考として内装部分も忠実に再現されています
●そして宇宙服を着たパイロット2名と乗客3名のフィギュアも付属しています
●さらに「オーロラ」版の唯一とも言えるウイークポイントだったフロントウインドウは、正しい形状のパーツを新造
●しかも、「オーロラ」版を模したウインドウパーツも付属させるなど、こだわった内容となっています
【 「ザ・ムーンバス」のパッケージ内容 】
・ ムーンバス ×1
●2010年 一部新金型
