帝国陸軍 94式6輪自動貨車 幌型運転台 (キャンバストップ)
「帝国陸軍 94式6輪自動貨車 幌型運転台 (キャンバストップ) (プラモデル) (ファインモールド 1/35 ミリタリー No.FM031 )」です
●「帝国陸軍 九四式六輪自動貨車 幌型運転台 (キャンバストップ)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●日本陸軍を陰から支え続けた「94式6輪自動貨車(トラック)」を再現したキットで、同スケールのインジェクションキットとしては初めての日本軍トラックのアイテムとなります
●これまで日本軍のAFVモデリングは戦車が中心となっていましたが、ソフトスキンのキットが常時入手できることによって、より豊かな表現を持ったジオラマシーンや、戦車と並べたディスプレイなどの広がりを楽しむことができるでしょう
●「94式6輪自動貨車」は、ノモンハン事変から敗戦時まで使われ、満州、中国戦線、南方戦線など、日本軍の行くところ、常にその姿が見られましたので、あらゆるシーンで活用することができるキットです
●同社らしい「かっちり」としたモールドと成型技術により「94式6輪自動貨車」が持つ繊細且つ無骨なフォルムを再現、パーツの合いの良さや、組立てを考慮したパーツ分割で、比較的容易にその姿を楽しむことが出来る内容となっています
●自動車王国となった現代の日本から見ると考えられないことですが、大戦前の時期において日本は完全に自動車後進国でした
●トラックに関してはそれが顕著で、日本の民間のトラックは極少なく、その性能自体も外国車と比べて大きく差を開けられていました
●その為、都会においてもトラックの姿はまばらで、1台のトラックは貴重品のように扱われていました
●軍の近代化に危機感を持った陸軍は、自動車メーカーに対して開発を推し進め、各社共同により1933年に「94式6輪自動貨車」の試作型が完成、テスト及び改良が繰り返され、1937年に「94式6輪自動貨車」として制式化されました
●「94式6輪自動貨車」は、それまでの国産トラックよりも遥かに高性能で、外国製トラックの能力に匹敵、配備された部隊からは高い評価を得ることとなります
●その性能により、「94式6輪自動貨車」は補給や輸送部隊の中核として活躍、緒戦における日本陸軍の快進撃や、後半の苦しい戦いを支え続け、日本将兵と苦楽を共にした存在でした
●この「94式6輪自動貨車」を再現したプラスチックモデル組立キット、「94式6輪自動貨車」の「幌型運転台(キャンバストップ)」タイプを再現した内容となっています
●特徴的な形状を持つ「94式6輪自動貨車」をキット化、複雑な構造の足周り、アンバランスなフォルムなど、本車の持つ魅力を同社のリサーチ力により忠実に再現したキットです
●キットのモールドはシャープで、細かな模様のエンジングリル周り、タイヤのトレッドパターンなどが、しっかりとした彫刻で表現されています
●キットは、メインフレームを中心とした足周り、エンジンルーム、キャビン、荷台の4ユニットにより構成されています
●シャーシのメインフレームは一体成型、前方のバンパー及び後方の牽引装置は別パーツとなっています
・ メインフレームに、サスペンション、デフケース、シャフト、そしてタイヤを取り付ける構成で、板バネが上下2個並んだ特徴的な足周りが再現されています
●タイヤは、内側部分を除き一体成型、実車の持つ複雑な形状のトレッドパターンが再現されています
●エンジンルームの主要部は、ラジエターグリル、側面板、上部、フェンダーが一体成型された底部の5パーツで構成されています
・ エンジンルーム前方のラジエターグリルは、繊細なモールドにより実車の持つ細かなスリットパターンが再現されています
・ エンジンルーム内は、裏側から見える部分のみ再現されています
●キャビンの主要部は、前部ウィンドー、操縦パネル、両側面、底部、キャンバストップ部の6ユニットで構成されています
・ 操縦手パネルのメーター類を表現するデカールが付属しています
・ キャビンのウィンドーと前照灯のガラス部分は、クリアーパーツが用意されています
●荷台上部の主要部は底板、前後板、側面板の5パーツで箱組みで構成され、取り付けガイドも付いていますので、確実に形を作ることができます
・ 表面上には突き出しピン跡が存在しておらず、整形の必要が有りません
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 戦車第7連隊 材料廠 (ルソン島 / 昭和17年)
・ 自動車 第1連隊 (ノモンハン / 昭和14年)
・ 独立歩兵 第1連隊 (山西省 / 昭和12年)
●説明書の塗装例に基づく車体番号などを再現したデカールが付属しています
●2010年 完全新金型(ハードトップ式と同時発売)