九三式 13.2mm機銃 セット
「九三式 13.2mm機銃 セット (プラモデル) (ファインモールド 1/350 ナノ・ドレッド シリーズ No.WZ004 )」です
●「九三式 13.2mm機銃 セット」です
●帝国海軍の「93式 13mm機銃」「毘式12.7mm機銃」「留式7.7mm機銃」を1/350のスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「帝国海軍の対空機銃」について 】
●第1次世界大戦で発達した航空機に対し、各国の艦艇は長射程用の高角砲と、短射程用の機関砲、機銃を装備するようになります
●帝国海軍でも、このような兵装が装備され、高角砲は8cm、機関砲は40mm、機銃は12.7mmと7.7mmという口径のタイプが使用されました
●12.7mm機銃は、イギリスの「ビッカース(毘式)12.7mm水冷式機銃」、7.7mm機銃はイギリスの「ルイス(留式)7.7mm空冷式機銃」を採用します
●しかし、7.7mm機銃は艦載用としては射程が短く、航空機の発達により威力不足が明らかとなり、太平洋戦争時には廃止されます
・ 航空機用としては使用が続けられました
●一方、帝国陸軍では「ホチキス 13.2mm機関砲」をベースとして国産化した「ホ式 13mm機関砲」を採用、同砲は帝国海軍も関心を示し、「93式 13mm機銃」(口径は13.2mm)として制式化しました
●同機銃は、「ビッカース(毘式) 12.7mm水冷式機銃」の後継として帝国海軍の艦艇に広く装備、「96式 25mm機銃」と並ぶ対空機銃となります
●ただし、13.2mmという口径は、艦載用としては威力不足であり、対空機銃の主力は「96式 25mm機銃」が占めるようになっています【 「九三式 13.2mm機銃 セット」のキット内容について 】
●この帝国海軍の「93式 13mm機銃」「毘式 12.7mm機銃」「留式 7.7mm機銃」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ファインモールド社「ナノ・ドレッドシリーズ」としてプラパーツの成型技術力の限界に挑戦、レーザー加工によるハイディテールな彫刻を施した高い精度を持つパーツセットとなっています
●1/350スケールの帝国海軍の艦船モデルのディテールアップに使用することで、より細かなディテールを持つモデルの製作への大いなる助けとなることでしょう
●「93式 13mm機銃」は、「4連装式」「連装式」「単装式」の3タイプがセットされています
●「毘式 12.7mm機銃」「留式 7.7mm機銃」は単装式となっています
●「93式 13mm 4連装機銃」「93式 13mm連装機銃」は、銃身部と銃架との2分割式です
・ 銃身部は4連装式、連装式に一体成型されています
・ 銃身部の上部には弾倉が再現
・ 銃架には、操作員席が彫刻されています
●「93式 13mm単装機銃」、「毘式 12.7mm機銃」「留式 7.7mm機銃」は、銃架も含めて各1パーツで構成
・ 銃身部上部には弾倉が再現されています
●各機銃の下部には、船体に取り付け用のダボが付いています
【 「九三式 13.2mm機銃 セット」のパッケージ内容 】
・ 「93式 13mm 4連装機銃」 ×2
・ 「93式 13mm連装機銃」 ×4
・ 「93式 13mm単装機銃」 ×8
・ 「毘式 12.7mm機銃」 ×2
・ 「留式 7.7mm機銃」 ×2
【 「93式 13mm機銃」の対応艦艇 】
・ 大戦中における帝国海軍の艦艇ほぼ全て
【 「毘式 12.7mm機銃」「留式 7.7mm機銃」の対応艦艇 】
・ 1930年代初期までに竣工した帝国海軍の艦艇(ただし、太平洋戦争開戦時には多くの艦艇が「93式 13mm機銃」もしくは「96式 25mm機銃」に変更されています)
●製品素材 : ABS
●取り付け・塗装方法
・ パーツの切り離しにはデザインナイフなどをご利用下さい
・ パーツの取り付けには、少量のプラスチックモデル用接着剤を設置面に塗布した上、ピンセットを用いて取り付けます
・ 塗装は、精密なディテールを活かすためエアブラシを用いた吹き付け塗装をお薦めします
・ 銃身が曲がった場合には、ピンセットなどを用いて修正する事が可能です
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●「1/350スケール プラスチックパーツ ナノ・ドレッド シリーズ」について
・ 艦船モデルは、縮尺が小さいために、その細部の表現にはエッチングパーツが適しています
・ しかし、エッチングパーツは金属板を加工したものであり、立体物の造形としては厚みが不足するというのも事実です
・ また、エッチングパーツの加工には高度な技術が必要であり、それらの解答とも言えるのがファインモールド社の「ナノ・ドレッドシリーズ」です
・ 同シリーズは、細部パーツをプラパーツ(ABS)にて再現、同社が所有する3次元レーザー彫刻機による金型への微細加工と、ナノテク領域を扱う工業用プラスチック部品開発・製造会社の協力とによって実現し、プラパーツの成型技術の限界に挑戦するディテールによって、艦船モデルの細部を表現する究極のディテールアップパーツキットです