ドイツ 高射砲とカール自走砲 改訂版
「ドイツ 高射砲とカール自走砲 改訂版 (別冊) (ガリレオ出版 グランドパワー別冊 No.L-7/26 )」です
●グランドパワー本誌2004年9月号~12月号に収録されていた「ドイツ軍高射砲 (1)~(4)」、2005年8月号に収録されていた「8.8cm高射砲と8tハーフトラック」、2004年6月号に収録されていた「ドイツ自走砲カール」の記事を再編集して合本化した別冊が「ドイツ 高射砲とカール自走砲 改訂版」です
●内容目次
高射砲
・ 8.8cm Flak18/36/37
・ 8.8cm Flak41
・ 10.5cm Flak38/39
・ 8t ハーフトラック
カール自走砲
●「高射砲」の項目では、第2次大戦中にドイツ陸軍と空軍で使われた高射砲を収録、解説文に加え写真153枚、イラストと図を約50点掲載(78ページ)
・ 8.8cm FlaK18/36/37 (38ページ)
ドイツにおける最初の高射砲の誕生から第1次大戦後の「FlaK18」の開発状況、その改良型となる「FlaK36」の登場、さらに性能向上を図るため照準装置の改良と長砲身化等を行なった「8.8cm 高射砲」の最終型となる「FlaK 37」を収録
・ 「8.8cm 高射砲」の構造、「高射砲」を構成する「照準器」「十字型台座」「牽引トレーラー」「弾薬」などの項目に区分して解説
・ また、自走砲型、8.8㎝高射砲部隊の編成、指揮管制装置のコマンド・ゲラーテ、探照灯、対空レーダーについても解説します
・ 8.8cm FlaK41 (8ページ)
従来の8.8cm高射砲とは異なり、新型砲身と装填補助機構の採用、対戦車戦闘も考慮した新型台車など、当時の技術の粋を集めて設計された姿を解説します
・ 10.5cm FlaK38/39 (12ページ)
「8.8cm 高射砲」の射高よりも高い高度を飛ぶ航空機に対処するために開発された「Flak38/39」のメカニズムを中心に解説します
・ 12.8cm FlaK40 (12ページ)
ドイツで第2次大戦中に実用化された最大の高射砲の「FlaK40」とともに、連装型やフラック・ツルム(高射砲を設置した塔)も紹介
砲や自動装填装置、台座等をイラストや写真多数を交えて解説します
・ 8t ハーフトラック (8ページ)
ドイツで各種開発されたハーフトラックのうちで「8.8cm 高射砲」と密接に行動した「8t ハーフトラック」を「8.8cm砲」とともにフォトアルバム的に紹介します
●「カール自走砲」の項目では、カール自走砲についてまとめた資料的価値の高い特集、各種解説文に加え、迫力ある射撃時の場面を含む写真約70枚と細部構造等を描いたイラスト18点を交えて紹介します (48ページ)
・ 1935年のマジノ戦線の要塞攻略のための研究から生まれた、重臼砲の040機材「カール」の開発から、その構造(主砲/機関/足回り等)を詳しく解説
・ 砲身長を伸ばし射程の延伸を図った「041機材」も収録
・ 輸送時の姿や弾薬の装填場面等も収録
・ 運搬用車輌と弾薬運搬車等も詳細に解説
●A4版
●全128ページ / モノクロ写真多数掲載
●2010年6月1日 発行