パンツァーフェリー 装甲水陸両用牽引車 (LWS) プロトタイプ No.1 (スマートキット)
「パンツァーフェリー 装甲水陸両用牽引車 (LWS) プロトタイプ No.1 (スマートキット) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6625 )」です
●「パンツァーフェリー 装甲水陸両用牽引車 (LWS) プロトタイプ No.1 (スマートキット)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍が試作した渡河用フェリーの「装甲牽引車(LWS)」を再現したキットで、その「試作車」が表現されています【 「渡河用フェリーの牽引車」について 】
●戦車や装甲車両などの重量物を運搬する渡河用の装甲フェリーの開発が1941年4月より開始されました
●この装甲フェリーは、フェリーデッキ1台と両脇に配置される「装甲牽引車(LWS)」2輌で構成される方法が採られました
●「装甲牽引車」は1942年5月に試作車が完成、続いて7月には生産車2輌とフェリーデッキが完成しました
●「装甲牽引車」は「4号戦車 G型」の足回りがそのまま流用され、舟形の車体の前部には操縦席、その後部にエンジンが搭載されています
●車体は8mm厚の装甲板で構成されており、一定の対弾性能を持ち、水上での走行はエンジンの動力を後部のスクリューに切り替える方法が採られました
●装甲フェリー全体では24tの最大積載量を持ち、「4号戦車」クラスまでが搭載可能となっていました
●この装甲フェリーは、各種試験が行なわれましたが、実用性に乏しかったようで、採用には至らずに開発は終了、実戦での使用も行なわれなかったようです【「パンツァーフェリー 装甲水陸両用牽引車 (LWS) プロトタイプ No.1」キット内容ついて】
●この装甲フェリー用の「装甲牽引車(LWS)」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ドラゴン社のディテール表現力によって「装甲牽引車(LWS)」をシャープに再現、「4号戦車」の足回りを持つ独特の舟形のフォルムが表現されています
●キットは、前後4箇所に大きな通気口を持つ「試作型」を再現しています
●「装甲牽引車(LWS)」の車体は、車体上部と下部の2ブロックで構成されています
●車体上部は、天板のパーツが一体成型され、これに操縦席、通気口、キャプスタン、リールなどを取り付ける構成となっています
・ 車体側部のボラードは別パーツです
・ 通気口は、6パーツで構成、先端部は筒状に一体成型されています
・ 車体前後のハッチは別パーツで、開閉状態が選択可能です
・ 転落防止用の手摺りは、プラパーツと付属のナイロンロープ、エッチングパーツで作製します
・ 車体前後のチェーンはプラパーツにて再現
●操縦席部分の躯体は一体成型となっています
・ 上部ハッチ、クラッペは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ サーチライトの有無が選択可能で、そのガラス部はクリアーパーツが用意されています
●車体下部は、舟形に一体成型されています
・ 車体各面のリベットも表現
●足回りは同社の新版の「4号戦車G型」と同じランナーを使用します
・ サスペンションは4パーツで構成されています(合計8ユニット)
・ ダンパーは、2分割式です
・ 転輪は左右分割式で、ハブキャップが別パーツとなっています
・ 履帯は、マジックトラックによる1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属
●前照灯、サーチライトなどのガラス部を再現するクリアーパーツが付属しています
●手摺りのロープの先端部などを再現するエッチングパーツが付属
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 所属不明(ドイツ / 1942~1943年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号を再現したデカールが付属しています
●2010年 完全新金型(足回りを除く)