オーストラリア陸軍 ブッシュマスター 装輪装甲車
「オーストラリア陸軍 ブッシュマスター 装輪装甲車 (プラモデル) (ショーケースモデルズ 1/35スケールモデルキット No.35001 )」です
●現用オーストラリア陸軍で運用されている装甲兵員輸送車「ブッシュマスター」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●現用車両の中でも背の高い特徴的なフォルムを持つ「ブッシュマスター」を、シャープかつ表情豊かに再現しています【 装甲兵員輸送車「ブッシュマスター」について 】
●オーストラリア陸軍は第2次世界大戦においてイギリス連邦軍の一員として参加、戦後も朝鮮戦争やベトナム戦争に出兵、また国連軍のPKO活動にも積極的に加わり、国際的な発言権を持つようになります
●オーストラリアは、重工業が盛んではなく、イギリス連邦として広い国土を利用して農業での貢献を果たしており、軍隊の装備はアメリカやイギリスなどから輸入し、自国軍の事情に合わせてカスタマイズするという方式が採られてきました
・ 重工業は盛んではないものの、一定の工業力は持っています
●「ブッシュマスター」は、そのような国情の下にオーストラリア軍の用兵思想に基づいて、国内で生産された装甲兵員輸送車です
●同車は、オーストラリア国内での使用を前提に開発が進められ、過酷な砂漠地域で長期間行動できる能力を持っているのが特徴です
●この車両は、戦場タクシーとして特化した性格を持っており、そのシルエットは巨大なRVという印象であり、内装類は民間のタイプを使用し、従来の軍事車両からは想像できないほどの快適性を持っています
●兵員の搭載能力は乗員2名を含む9名で、装備などの収納スペースは極めて広く、車体は小銃弾に耐えうる装甲が装備されています
●不整地の踏破能力と地雷での損害を軽減するために車高は高く、地雷での爆風を逃がすように車体下部は舟形となっています
●飲料水は380リットルが搭載可能という破格の収納能力を持ち、飲料水が大量に必要となる砂漠向けの仕様を持ち、そのタンクは車体下部に設けられて、地雷からの防壁としての要素も持っています
●ただし、前述のように、戦場タクシーとして特化したものであり、同車での戦闘行動はあまり考慮されておらず、武装も機関銃を中心としたものです
●「ブッシュマスター」は、2000年から生産が開始され、2002年に部隊に配備、その行動能力はオーストラリア国内のみならず海外でも有効であり、イラクなどにおいても使用されています
●また、その能力は他国の軍隊から注目を集め、イギリス軍などで採用が決定、今後は更に採用国が増えると思われます【 「オーストラリア陸軍 ブッシュマスター 装輪装甲車」について 】
●この「ブッシュマスター」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、「ブッシュマスター」を細部に渡って詳細に再現、従来の軍事車両には無い、建機のようなフォルムが表現されています
●武骨で戦車並みの巨大なスタイルは圧倒的であり、その強烈な存在感はインパクトの強いものとなることでしょう
●「ブッシュマスター」は、車体上部、車体下部の2ブロックで構成されています
●車体上部は、ボディ部分が一体成型されています
・ フロントグリルは別パーツです
・ 上部のターレット部と、後部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ ターレット部と後方ハッチ部には、機関銃が装着可能です
・ 機銃架は細分化されたパーツ構成となっています
・ フロントウィンドー、側面のガラス部を再現するクリアーパーツが付属
・ 前照灯、ウィンカー類もクリアーパーツが用意されています
・ ワイパーは、ウィンドー部とは別パーツとなっています
・ 後部ドアは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 予備タイヤは、カバーが付いた状態が表現されています
●車体下部は、ボディ部分が一体成型となっています
・ 高い機動力を誇る複雑な足回りは細分化されたパーツ構成で再現、各タイヤの車軸部分も6パーツで構成されています
・ タイヤは、ホイール部とゴム部が別パーツとなっており、ゴムの部分はラバー製で、複雑なトレッドパターンが表現されています
●車体内部が再現されています
・ 複雑な形状のシートが再現され、シートベルトを再現するエッチングパーツが付属しています
・ シートの迷彩カバーを再現したデカールが付属
・ 車内のロッカーなどの内装類も再現
・ 操縦席のメーターパネルはエッチングパーツにて再現、2種類のパーツが付属しており、選択して使用します
●ウィンドー部や前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属
●各部のディテール、シートベルト、内装の一部を再現するエッチングパーツが付属しています
●マーキングは、4種類の塗装例が説明書に記載されています
・ オーストラリア陸軍 (イラク / 2005~2006年)
・ オーストラリア空軍 飛行場警備隊 (アバロンエアーショー / 2007年)
・ 砲兵学校 (puckapunyal / 2005年)
・ アコライト作戦 (2006年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、注意表示、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
・ 予備タイヤなどの迷彩カバーを再現したデカールも付属
・ デカールのプリントは、カルトグラフ社製
●完成時の全長 : 約20cm
●全350パーツ
●2011年 完全新金型