ドイツ 幽霊師団 タンククルー 電撃戦 1940
「ドイツ 幽霊師団 タンククルー 電撃戦 1940 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6654 )」です
●「ドイツ 幽霊師団 タンククルー 電撃戦 1940」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次大戦下におけるドイツ軍の戦車兵3体と、歩兵1体のフィギュアセットで、大戦初期における兵士が再現されています
●パッケージには「幽霊師団」と明記されていますが、当時の一般的な兵士を再現したものであり、他の部隊として利用しても何ら問題は有りません
・ 製品タイトルにある「幽霊師団」とは、ドイツ陸軍における正式な師団名称を表しているのではなく、フランス戦において神出鬼没の行動を見せた「ロンメル少将」率いるの「ドイツ 第7装甲師団」の俗称を表していると思われます
●ベレー帽を被った戦車兵のフィギュアは、開戦時からフランス戦まで使用できます
●歩兵のフィギュアは「M36野戦服」にブーツ姿ですので、基本的には大戦初期、被服類は消耗するまで使われた為、中後期でも使用例が見られます
・ ただし、胸に装着している「防毒シート」は中期頃には装備例は少なくなって行きます
●同社の「3号戦車E型 (Pz.Kpfw.3 Ausf.E) フランス 1940 電撃戦」などと組み合わせて、ドイツの電撃戦の風景を再現しても面白いでしょう
各「フィギュア」について
●フィギュアのパーツ分割は、頭部、胴体、両手、両足のパーツ構成となっており、各モールドは深めに彫刻されており、メリハリの在る造形となっています
●戦車兵のフィギュアの1体は、タバコを持ちながら佇んでいるポーズで、もう一方の手で通話装置のコードを持っています
・ ベルトのバックルの形状から、この兵士は将校を再現しています
・ コード類は、胴体と手のパーツにモールドされています
●歩兵のフィギュアは、肩にライフルを掛けて佇んでいるポーズで、襟は開襟状態、双眼鏡を装備しているので下士官クラスが再現されています
・ フランス戦当時は、「MP-40」サブマシンガンはまだ生産が開始されたばかりで、まだ少数しか見られませんでした
●戦車兵のフィギュアの1体は、歩いている姿で、拳銃を片手に持ち、負傷した兵士を気遣っているポーズです
●戦車兵のフィギュアの1体は、片腕を負傷しており、その腕をかばいながら歩いているポーズが再現されています
●ドラゴンGEN2の「Gパーツ」と、武装用「Wパーツ」とが付属、フィギュアの一部の装備品は、このパーツの中から選択して使用します
<GEN2用 Gパーツ>
・ ヘルメット ×4
・ 双眼鏡 ×1
・ P-38 ピストル ×1
・ P-08 ピストル ×1
・ 飯盒 ×4
・ 柄付き手榴弾 ×3
・ MP-40用マガジンポーチ(2種) ×2
・ MP-43用マガジンポーチ ×2
・ P-38用ホルスター ×1
・ P-08用ホルスター ×1
・ ワルサーPPK用ホルスター ×1
・ 機関銃用工具入れ ×1
・ 雑嚢 ×4
・ マップケース ×1
・ ポンチョ ×4
・ 防毒シート ×4
・ モーゼル Kar98k用マガジンポーチ ×6
・ 銃剣 ×4
・ ガスマスクケース ×4
・ 水筒 ×4
<ドラゴン武装Wパーツ>
・ モーゼル Kar98k ライフル ×4
・ MP-38 ×1
・ MP-40 ×1
・ MP-40(ストック展開状態) ×1
・ MP38、MP-40用予備マガジン ×2
・ モーゼル Kar98k用5連弾クリップ ×4
●戦車兵のヘッドフォン類を再現する為のエッチングパーツが付属
●2010年 完全新金型
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●ワンポイント
・ キットの戦車兵は、戦車兵用のベレー帽を着用していますが、このベレー帽は上部が大きく、通話装置のヘッドフォンが装着し辛いという欠点を持ち、兵士に不評でした
・ その為、フランス戦中期以降はベレー帽は徐々に姿を消して行き、フィールドグレー地の略帽~黒地の略帽へと変化しました
・ 戦車兵の1体が黒色の略帽を着用しているのは、このフィギュアが将校を再現しているからで、戦場写真から判断すると、将校用の略帽は一般兵よりも少し早く支給されたようです