ドイツ軍 4号戦車G型 1943年 4-5月生産型 (Pz.Kpfw.4 Ausf.G) (スマートキット)
「ドイツ軍 4号戦車G型 1943年 4-5月生産型 (Pz.Kpfw.4 Ausf.G) (スマートキット) (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6594 )」です
●「ドイツ軍 4号戦車G型 1943年 4~5月生産型 (Pz.Kpfw.4 Ausf.G)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦中期におけるドイツの主力戦車である「4号戦車G型」の1943年4月から5月にかけて生産されたタイプを再現したキットです
●キットは、平面で構成されたドイツ的なフォルムを持つ同車の魅力を余すことなく再現、鎧を想像させる「4号戦車」後期の型式の特徴でもある「シュルツェン」を装備した姿が楽しめる内容となっています
●第2次世界大戦の勃発前、ドイツ軍は戦車を「1号戦車」~「4号戦車」の4系統に分けて開発、生産を行いました
●「1号戦車」は訓練用、「2号戦車」は偵察及び主力戦車の補助、「3号戦車」は主力中戦車、「4号戦車」は支援戦車としての役割を持たしていました
●第2次世界大戦の緒戦に於いては、その戦車の役割については問題は生じなかったものの、1941年から開始された独ソ戦では、ソ連軍の「T-34」や「KV-1」などの出現により主力戦車であるべき「3号戦車」は一気に時代遅れとなってしまいます
●そこで、それに対処するために、急場しのぎとして「3号戦車」の武装と装甲を強化、併せて車格に余裕が在る「4号戦車」の搭載砲である短砲身の「24口径 75mm戦車砲 KwK37」を、長砲身の「43口径 75mm戦車砲 Kwk40」に変更したタイプが作られました
●これが、「4号戦車G型」で、以後は「4号戦車」が主力戦車としてドイツ軍を支えて行くこととなります
●「4号戦車G型」は、生産の途中で数々の仕様変更が行なわれており、初期においては搭載砲を48口径砲に強化、更には車体への追加装甲や、側部のシュルツェンの装着などが実施されました
●「4号戦車G型」の1943年4月~5月に生産された車両は、外観的には同時期に生産が開始されていた次の形式である「4号戦車H型」の「初期型」に準じた仕様となっており、「4号戦車G型」とは、起倒式アンテナと砲身基部のアンテナ除け、起動輪内側のデフカバーの形状が異なるところが判別点となっています
●この「ドイツ軍 4号戦車G型 1943年 4~5月生産型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、同社の誇る高いディテール表現力が如何なく発揮され、実車を細部に渡って再現、一方で工具類の固定具などは一体成型となっており、「スマートキット」として作り易さが考慮されています
●車体シュルツェンは、取り付けた状態(一部装着も可)、外してシュルツェン架のみの状態、シュルツェン架も取り外した状態の3パターンを選択できます
●砲身部は、本体部分がプラパーツにより一体成型されており、マズルブレーキは3分割式により内部構造も再現しています
・ 防盾部は細部の違う2タイプが付属しています
・ 同軸機銃は、機関銃を装備している状態のパーツと、装備していない状態のパーツが付属し、選択して使用できます
・ 砲尾も細かく再現され、閉鎖器は開閉状態が選択できます
●砲塔は、主要部分が上部、底部、前面の3パーツにて構成されています
・ 前面に在るクラッペは別パーツとなっており、開閉状態が選択可能、内側の防弾ガラスを再現するクリアーパーツが付属しています
・ 砲塔内部には、車長席、ベンチレーターが再現されています
・ 砲塔側面のスモークディスチャージャーは、発煙弾が装填された状態と、装填されていない状態とが選択できます
・ 後部のゲベックカステンは、蓋の部分が別パーツとなっています
●砲塔側面のハッチは、前後2分割で再現されており、開閉状態を選択できます
・ ハッチ裏側の視察口は、クリアーパーツが用意されています
●車長キューポラは、細かなパーツ分割で再現され、視察口の開閉状態を選択できるようになっています
・ 視察口の防弾ガラスを再現するクリアーパーツが付属
・ 車長ハッチは、内側のロック装置が別パーツになったものか、一体成型されたものかを選ぶことができ、ハッチの開閉状態も選択可能です
●砲塔シュルツェンは、縁に向かって緩やかな傾斜が付いた状態で成型されおり、実車の通りの薄い構造と見えるように工夫されています
・ シュルツェン後部には、アンテナの干渉を防ぐ木製絶縁帯のモールドが彫刻されています
・ 側面ハッチ部分の扉は、閉じた状態のパーツと開いた状態のパーツが用意され、選択して使用します
・ シュルツェン架は、薄く成型され、内側の固定ボルトも再現されています
●車体上部は、各装甲板を貼り合せる箱組み方式となっています
・ パーツの精度の高さにより確実に形となるように工夫されています
・ 車体上部の操縦手、無線手ハッチは、別パーツとなっており、開閉状態が選択できます
・ エンジングリルの点検ハッチも別パーツ化されています
●戦闘室前面板は、2種類の追加装甲が用意され、再現する車両により選択使用します
・ 操縦手の装甲バイザーは、開閉状態が選択できます
・ 前方機銃は、内部の細かな細部も再現されています
●側面のクラッペは、別パーツ化されており、開閉状態が選択できます
・ クラッペ内側のビジョンブロックは細かく再現され、視察口の防弾ガラスはクリアーパーツとなっています
●車体前面板に存在する左右のブレーキ点検ハッチは、別パーツとなっています
●左右のフェンダーは、それぞれフェンダー本体、前後のマッドフラップの3分割式です
・ 車体用のシュルツェン架の下部は、フェンダーパーツと一体成型されています
・ 各車載工具類は、固体具のクランプなども一体成型と」なっています
●車体シュルツェンは、1枚ずつに分割されたアルミ板が用意されています
・ シュルツェン架は、実車通りに薄く成型されたパーツで構成されています
・ シュルツェン架を取り付けない場合の台座は、プラパーツかエッチングパーツかを選択できます
●車体下部は、バスタブ式に一体成型されており、これに前面及び追加装甲、後面板を取り付ける構成となっています
・ ボギー式サスペンションは、1ユニットが4パーツで構成されています
・ 履帯は、マジックトラックによる接着連結式となっています
●視察口の防弾ガラスなどを再現するためのクリアーパーツが付属
●エンジングリルのシャッターや、吸気口の蓋などを再現するエッチングパーツが付属しています
●牽引ワイヤーのワイヤー本体を作製するための金属製ワイヤーが付属
●マーキングは、10種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第2戦車師団 第3戦車連隊 第6中隊(クルスク / 1943年)
・ 第20戦車師団 第21戦車連隊 第3中隊(クルスク / 1943年)
・ 第20戦車師団(東部戦線 / 1943年)
・ 第20戦車師団(東部戦線 / 1943年)
・ SS第1戦車師団「ライプシュ・タンダルテ・アドルフヒトラー」(クルスク / 1943年)
・ 第16戦車師団(イタリア / 1943年)
・ 第18戦車師団 第18戦車連隊 第2中隊(東部戦線 / 1943年)
・ 所属不明(東部戦線 / 1943年)
・ 第11戦車師団 第15戦車連隊(東部戦線 / 1943年)
・ 第19戦車師団 第27戦車連隊 第6中隊(東部戦線 / 1943年)
●説明書の塗装指示に基づく国籍マーク、部隊記号、車体番号などを再現したデカールが付属しています
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製