ドイツ Pak44 128mm 対戦車砲 クルップ
「ドイツ Pak44 128mm 対戦車砲 クルップ (プラモデル) (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.02317 )」です
●「ドイツ Pak44 128mm 対戦車砲 クルップ」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦中、ドイツ軍の最大且つ最強を誇った対戦車砲「128mm 対戦車砲 Pak44」を再現した内容となっています
・ 「ドイツ Pak44 12.8cm 対戦車砲」は、クルップ社製タイプとラインメタル社製タイプの2種類が存在し、本キットではクルップ社製のタイプを再現しています
●「ドイツ Pak44 12.8cm 対戦車砲」の巨大で迫力の在る姿を再現、一方では砲架や車輪部など細かな作りも表現されており、火砲のキットが持つメカニカルな精密さを楽しむ事ができる内容となり、大型のマズルブレーキは迫力を感じさせる造形となっています
●「ドイツ Pak44 12.8cm 対戦車砲」の射撃状態と牽引状態とを選択して作製することができます
●ドイツ軍は、第2次世界大戦の勃発時には各国の対戦車砲とほぼ同クラスの「37mm 対戦車砲 Pak36」を装備していました
●この「37mm 対戦車砲 Pak36」は、フランス戦において火力不足が指摘されていましたが、後継兵器である「50mm 対戦車砲 Pak38」の生産が遅れ、そのままの状態で独ソ戦に突入、同砲は「T-34」などのソ連軍新鋭戦車にはまったくの無力さを露呈してしまいます
●これによりドイツ軍は本格的な対戦車砲火力の増強を図り、その後独ソ戦は火力戦のシーソーゲームの形相を呈し、砲火力の急速な進化をもたらします
●ドイツ軍は、順次「75mm 対戦車砲 Pak40」、「88mm 対戦車砲 Pak43」を開発、次いで最大の「128mm 対戦車砲 Pak44」を生み出します
●この「128mm 対戦車砲 Pak44」は分離装薬式で発射速度は遅いものの、2000mの距離で148mm厚の装甲板を貫通する威力を誇り、この性能は第2次世界大戦で量産された対戦車砲としては最も強力なものでした
●ただ、この砲は巨大で10tもの自重が有り、使い勝手が悪く、生産数及び配備数は少数に止まっていますが、その重量から自走化が図られ、「ヤークトタイガー」や「マウス」の主砲に採用されています
●また、「128mm 対戦車砲 Pak44」は、クルップ社とラインメタル社で作られ、防盾形状や車輪、牽引方法などが異なります
●この「ドイツ Pak44 12.8cm 対戦車砲 クルップ砲型」を再現
●「ドイツ Pak44 12.8cm 対戦車砲」の砲架部や砲脚、車軸部など細かな部分が再現され、モールドもシャープな仕上がりとなっています
●砲身は、プラ製と金属製のパーツが用意され、選択して使用します
・ プラ製の砲身は、左右分割式となっています
・ 砲身は前後方向に可動とすることができます
・ また、上下方向にも可動できます
●先端のマズルブレーキは、プラ製とエッチングパーツを組上げる方式とを選択できます
・ プラ製のマズルブレーキは、左右分割式で、側部の多数の穴も再現されています(側面の穴は0.8mm径のドリルで加工が必要です)
●砲尾の主要部は3分割で再現され、2種類のタイプを選択することができます
・ 閉鎖器は別パーツで、開閉状態を選択できます
●防盾部パーツは、縁に向かって薄く成型、実物の装甲の薄さが表現されています
●揺架は、左右分割式で、外側に向かって薄く成型することにより実物通りの薄さを再現、内側のリベットも表現されています
・ 揺架の先端部は2種類用意され、選択して使用できます
●砲架部分は、照準器や、昇降、旋回ハンドルなど、シャープな彫刻により細部のディテールが再現されています
・ 駐退器は、シリンダー部分は内側と外側が金属パイプ製となっており、砲身の動きに併せて駐退器も動くようになっています
・ 砲架は、左右旋回可能です
●砲脚の本体は、上下2分割式で、上部パーツはスライド式金型により側面部分なども一体成型されています
・ 左右の砲脚は可動式で、射撃時の展開状態か牽引時の折畳んだ状態かを選べます
●車軸部分は、パーツ分割によりその複雑な形状を再現、起倒されることにより、射撃状態と牽引状態を選ぶことができます
・ 車輪は、ゴムの部分とホイール部分が別パーツで、 ゴムの部分はラバー製となっています
●マズルブレーキや細部のディテールを再現するためのエッチングパーツが付属
●マーキングは、2種類の塗装例が説明書に記載されており、キルマークを再現するデカールが付属しています
●2011年 完全新金型