2cm 対空砲搭載 1t ハーフトラック (Sd.Kfz.10/5 fur 2cm Flak38) (スマートキット)
「2cm 対空砲搭載 1t ハーフトラック (Sd.Kfz.10/5 fur 2cm Flak38) (スマートキット) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6676 )」です
●「2cm 対空砲搭載 1t ハーフトラック (Sd.Kfz.10/5 fur 2cm Flak38) (スマートキット)」です
●第2次世界大戦時における軽対空自走砲である「2cm 対空砲搭載 1t ハーフトラック (Sd.Kfz.10/5 fur 2cm Flak38) 」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「Sd.kfz.10/5」は機甲部隊の編成時には必要不可欠な対空車輌ですので、戦車を中心としたジオラマでの名脇役に、もしくは、戦車に比べて小さな車体ですからフィギュアを配置してビネットとするなど、いろいろな楽しみが展開できるアイテムです
●また、戦車のコレクションと並べて、大戦初期の戦車部隊を支援する姿、大戦後期の制空権の無い状況下において防空の要となっている姿を連想するのも面白いでしょう
●第2次世界大戦においてドイツ軍は対空砲の存在を重要視していました
●ドイツ空軍が優勢となっていた大戦初期でも、各部隊は対空砲部隊を傘下に収め、更に重要な拠点や、進撃する部隊には空軍所属の対空砲部隊が随伴し、対空砲の傘により地上部隊を空からの攻撃より防御しました
・ 特にフランス戦においては、各対空砲部隊が活躍し、連合軍の対地攻撃機に重大な損害を与えています
●ただ、進撃する機甲部隊には牽引式の対空砲では随伴して行動するには無理が有り、早々に自走砲化が進められます
●自走砲化に関しては、機動性能が高く、対空砲のプラットフォームとしては比較的安定感の高い半装軌式車輌が選ばれ、「1t ハーフトラック」に「20mm機関砲」を単装に装備した車輌、「8t ハーフトラック」に「20mm機関砲」を4連装式に搭載した車輌、同車輌に「37mm機関砲」を搭載した車輌などが生産されました
●「1t ハーフトラック」の「20mm機関砲 Flak38」を搭載した車輌は「Sd.kfz.10/5」の制式名称を持ち、陸軍及び武装親衛隊の各戦車師団、空軍の地上部隊に配備され、機甲部隊に追従、対空戦闘に活躍しました
●この「20mm 対空砲 Flak38搭載 1t ハーフトラック Sd.Kfz. 10/5」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ドラゴン社独特のディテール表現により「Sd.kfz.10/5」を細部に渡って再現しており、小さな車体に対空砲を搭載した凝縮された姿を楽しむことができる内容となっています
●砲身は一体成型で、スライド式金型により砲口が開口処理されています
・ 機関部は、初期型やプレス方式による後期型など3タイプが選択可能です
●防盾は上下2分割式で、装甲の薄さを表現するために裏側の縁に向かって緩やかな傾斜が付けられています
●砲架部や照準器などは、細かなパーツ分割により細部が再現されています
・ 砲は左右旋回が可能です
・ 砲の上下方向は、長さの異なるシリンダーパーツが用意されており、「0°」、「20°」、「40°」、「60°」の4種の角度を選択できるようになっています
・ 排莢ネットを再現するエッチングパーツが付属しています
●操縦席部分は、ハンドル、各種レバー、ペダル類が別パーツにて細かく再現
・ メーター類を再現するデカールが付属しています
・ フロントウィンドーはクリアーパーツとなっており、ワイパーは別パーツです
●ボンネット部は実車通りの分割式となっており、開閉状態が選択できます
・ パーツは薄く成型され、吸気スリットは細かく開口処理されています
●エンジンルーム内部が再現、エンジン本体、ファンベルト、ラジエター、ミッション部なども細かく表現されています
●キャビン部は、底板とフレーム部が別パーツとなっており、側後部のメッシュは枠の部分がプラパーツ、メッシュ状の部分はエッチングパーツが用意されています
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
・ 各トーションバーは別パーツとなっており、車内部分の「バー」の部分も再現されています
・ 前輪はホイールとゴムの部分が別パーツで、ゴムの部分は2分割式か、トレッドパターンが細かく表現された5分割式かを選択できます
・ 履帯は各履板が2分割されたマジックトラックによる連結式となっています
●フロントウィンドー、前照灯のガラス部分を再現するクリアーパーツが付属
・ フロントウィンドー用のマスキングシートが用意されています
●キャビン部分のメッシュ、細部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●「Sd.Kfz.10/5 fur 2cm Flak38」用のアクセサリーパーツが付属
・ 「モーゼル Kar98k ライフル」 ×4
・ 機関砲用弾薬箱 ×10
●マーキングは、6種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第21戦車師団(ノルマンディ / 1944年)
・ SS第3装甲擲弾兵師団「トーテンコプフ」(東部戦線 / 1943年)
・ SS第1装甲擲弾兵師団「ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー」(クルスク / 1943年~1944年)
・ SS第2装甲擲弾兵師団「ダス・ライヒ」(Fastov / 1943年~1944年)
・ 所属不明(東部戦線 / 1943年~1944年)
・ SS第1自動車化歩兵旅団「ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー」(東部戦線 / 1942年)
●説明書の塗装指示に基づく部隊記号、戦術マーク、ナンバープレート、撃墜マークなどを再現したデカールが付属
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
●「Sd.Kfz.10」バリエーション第1弾