アメリカ軍 M1114 ハンビー 装甲武装戦闘車両 装甲強化型
「アメリカ軍 M1114 ハンビー 装甲武装戦闘車両 装甲強化型 (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35092 )」です
●「アメリカ軍 M1114ハンビー装甲武装戦闘車両 装甲強化型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●アメリカ軍の汎用乗用車「ハンビー」の装甲強化型である「M1114 ハンビー」を再現したキットで、更に追加装甲が施されたタイプが表現されています
●同社「アメリカ M1114 ハンビー装甲武装戦闘車両」のバリエーションキットで、新型のマウント防御板、各部に強化された装甲、大型のバンパーなどが追加された内容となっています
●汎用乗用車「ハンビー」は、アメリカ軍が使用していた「M151 ケネディジープ」の後継車両として開発されました
●「M151」は、大戦時に登場した「ウィリス MBジープ」の流れを汲む車両で、軽量小型の4輪駆動という形態を持ち、不整地踏破能力に優れた車両でした
●ただ、小型の車両は、大きさの関係で兵員や武器の搭載能力には限りがあり、よりキャパシティーの大きな車両の登場が望まれることとなりました
●そこで、1982年に採用されたのが「M998 ハンビー」(良く使われるハマーという名称は商標名)で、6200cc V8 150馬力のエンジンを搭載、車体重量は約2.5tと、重量級の車両で、10名の兵員が乗ることができました
●この大きく、パワフルな車体は機銃のみならず、擲弾発射器や対戦車ミサイルまでも搭載するすることが可能で、アメリカ軍将兵の足となり12万両以上が生産され、アメリカ軍を象徴する車両とも言われています
●1992年に国連軍としてソマリアに派遣されたアメリカ軍は、民兵勢力などの激しい抵抗に会って苦戦、特にソフトスキン車両の「ハンビー」は市街地においてゲリラ的に発砲される小火器類にはほとんど無力で、多数の死傷者を出す原因となってしまいます
●そこで開発されたのが装甲化型の「M1114」で、小火器の射撃に耐えうる耐弾能力を持ち、ウィンドー部は防弾ガラスを装備、タイヤはランフラットタイヤで、破損しても一定の距離を走ることができるようになっています
●装甲化により重量が増えたことを補うためにエンジンは190馬力にパワーアップされ、機動力は従来型よりも優れており、特に加速能力には性能の大幅な向上が図られました
●しかし、この装甲化された「M1114」でも、より装甲の強化を願う現地部隊の声は大きく、追加装甲のキットが用意され、必要に応じて取り付けが行なわれています
●この「M1114ハンビー装甲武装戦闘車両 装甲強化型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、同社の高いディテール表現能力と成型技術、そして実車への強いこだわりにより「M1114ハンビー 装甲強化型」を再現、実車のディテールが細かく表現されており、模型における再現性が強調された内容となっています
●シャーシのメインフレーム部は一体成型されており、これにデファレンシャル部、サスペンション、動力伝達装置、マフラーなどを取り付ける構成となっています
・ サスペンションは複雑な形状が一体成型で再現、コイルスプリングは別パーツとなっています
・ 車両の基本バンパーは前後2分割式で、フック、牽引装置などが別パーツで再現されています
・ タイヤはプラパーツによる3分割式で、スライド式金型により複雑な形状のトレッドパターンを再現
●キャビン部は下部の部分は一体成型となっており、内装と車体裏側のディテールが表現されています
●エンジンルームは、ボンネット部を外して見える部分が再現されています
・ エンジン部分は一体成型され、ラジエター、エアフィルターなどが別パーツとなっています
●ボンネット部は側面のフェンダーも含めて一体成型されています
・ 中央部のラジエターグリル部は別パーツで、内側のメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています
・ フロント部分に内蔵されている方向指示器等は別パーツ化
・ ボンネット部は接着させずに取り外し式とすることが可能です
●車体上部は、後部側面と一体成型されています
・ 後部側面内側のメッシュを再現するエッチングパーツが付属、この上からスリット部分を表現したパーツを取り付ける構成となっています
・ 後部パネルは別パーツで、開閉状態が選択式です
・ 後部のドアも別パーツとなっており、開閉状態が選択できます
●上部のマウント部には防弾ガラスが付きの装甲板で覆われた状態が再現されています
・ 防弾ガラス部はクリアーパーツとなっています
・ ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ 車体上部隅に取り付けるスモークディスチャージャーを再現するパーツが付属しています
●「12.7mm M2重機関銃」と「40mm 擲弾発射器」とは、上部のマウントに取り付けた状態と、車内において格納されている状態とを選択できます
・ それぞれの火器は、スライド式金型により銃口が開口処理されています
・ 「12.7mm M2重機関銃」は、銃身と機関部とが別パーツで、複雑な配置の放熱筒の穴も開口処理されています
・ マウント装着時に使用する、弾薬の詰まった状態を再現した弾薬箱のパーツが付属
・ マウントに装着した場合は、上下方向に可動できます
●ドア部分は、複雑な構造を再現するために、各パネルを貼り合わせる構成となっています
・ 追加装甲のパーツが用意され、これに装着させる防弾ガラスを再現したクリアーパーツが付属
●車体前部の大型バンパーが付属しています
・ 大型バンパーのみ、旗状のセンサー(?)のみを装着、大型バンパーとセンサーを装着、という3種類のパターンが選択できます
●車体内部が再現されています
●操縦席部分は、各種レバー、ペダル類が別パーツにて再現
・ メーターパネルの計器類はモールド及びデカールで再現、注意表記などを再現したデカールも用意されています
・ サンバイザーを再現したエッチングパーツが付属しています
●弾薬ラックが別パーツで再現、これに取り付ける弾薬箱が付属しています(弾種はデカールで選択できます)
●無線器は、スライド式金型により立体的且つディテール表現豊かに再現され、変圧器や受話器もパーツ化されています
・ 最新鋭車両に相応しい大型のモニターもパーツ化されており、画面表示用のデカールが付属しています
・ 無線器の架台はエッチングパーツなどにより細かく再現
●アクセサリーパーツが付属
・ 「40mm 擲弾」用弾薬箱 ×6
・ 機銃弾薬箱 ×4
・ 「M4 カービン」ライフル ×1
・ 「M4 カービンM203グレネードランチャー付き」 ×1
・ 「AT-4」ロケットランチャー ×1
・ ジェリカン ×2
・ 水用ポリタンク ×2
・ 味方識別パネル ×2
・ ペットボトル(クリアーパーツ) ×1
●ウィンドー部、追加された防弾ガラス、ライトなどを再現するクリアーパーツが付属
●各種グリル部のメッシュ、車体の細部などを再現するエッチングパーツが付属しています
●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されています
・ アメリカ陸軍所属不明(イラク / 2007年)
●説明書のマーキング指示に基づく、注意表記などを再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型