ドイツ 3号戦車 M型 w/防水マフラー
「ドイツ 3号戦車 M型 w/防水マフラー (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6558 )」です
●「ドイツ 3号戦車 M型 w/防水マフラー」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の主力戦車「3号戦車 M型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「Sd.Kfz.141/2 3号戦車 M型」について 】
●「3号戦車」は、ドイツ軍の主力戦車として開発、運用が行なわれていましたが、フランス戦、独ソ戦の激しい戦車戦の戦訓により、火力と防御力の向上が図られていきます
●当初は「37mm戦車砲」を装備していましたが、後に「42口径50mm戦車砲」に換装、「J型」の途中からは「60口径50mm戦車砲」を装備し、「3号戦車」としてはほぼ完成形ととなりました
●1942年6月には、「3号戦車 L型」が登場、このタイプでは20mm厚の追加装甲を砲塔と戦闘室の前面に中空式に装備し、防御力が強化されます
●続いて、1942年10月には「3号戦車 M型」の生産が開始、このタイプは「L型」の渡渉水深能力を向上したもので、防水型の排気管を装備、吸排気口部分には防水カバーが設置されているのが特徴です
●しかし、この頃には「60口径50mm戦車砲」を装備する「3号戦車」の性能的限界が顕著となってきており、主力戦車としては「4号戦車」が充てられることとなり、次期主力戦車として「5号戦車 パンター」も生産が予定されていました
●そして「3号戦車」は、「3号突撃砲」のベース、もしくは「24口径75mm砲」を装備した支援戦車「3号戦車 N型」に振り替えられるようになります
●当初、1000両が発注されていた「3号戦車 M型」は、「3号突撃砲」への車体の供出や「火炎放射戦車」への転用が行なわれ、戦車型として完成したのは、結局250両に止まりました
●前述のように、「3号戦車 M型」はその登場時期から性能的に限界が見えていましたが、ハリコフ戦やクルスク戦などの重要な戦いに参加、その姿はシシリー戦にも見られ、長砲身砲を持つ「3号戦車」の最後の型式として活躍しています【 「WW.2 ドイツ軍 3号戦車M型 w/防水マフラー」のキット内容について 】
●この「3号戦車 M型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、高いディテール表現力によって「3号戦車 M型」を再現、防水型の排気管、吸排気口のカバーなど、同車の特徴が詳細且つディテール感豊かに表現された内容となっています
●「3号戦車 M型」は、砲塔、車体上部、車体下部、左右フェンダーの5ブロックで構成されています
●砲身は、一体成型となっており、スライド式金型により砲口が開口処理されています
・ 同軸機銃は、銃口が開口されており、機銃を装備していない状態との選択式となっています
・ 砲尾等も再現され、閉鎖器は開閉状態が選択可能です
・ 砲身は上下に可動します
●防盾は、内側の防盾と、追加装甲で分割されており、その間の中空装甲部分は4分割式となっています
●砲塔は、上下部と前面板の3分割式で、上部パーツには側面部などが一体成型されています
・ 上部パーツには天板部のネジ穴が表現
・ 砲塔側面のハッチは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます
・ 砲塔左右のスモークディスチャージャーは装着が選択式で、発煙弾の有無も選べます
●車長キューポラは、各視察口の開閉状態が選択可能で、そのガラス部分はクリアーパーツが用意されています
・ 車長ハッチは別パーツにより開閉状態が選択可能
●車体上部は、前部、戦闘室、エンジングリルの3ブロックで構成されています
●前部は1パーツで構成され、トランスミッション点検ハッチは別パーツとなっています
・ 予備履帯のラックは2種類が用意され、選択して使用します
●戦闘室の主要部は、4個のパーツの箱組み方式となっています
・ 構成するパーツの内側にはガイド用のパーツが用意され、確実に形状が完成するように工夫されています
・ 側面のクラッペは別パーツとなっています
・ 操縦席の装甲バイザーは2分割式で、開閉状態が選択できます
・ 前方機銃は7個のパーツで構成、内部の機関部などが詳細に表現されています
●エンジングリル部は、各ハッチ、側面の吸気口は別パーツとなっています
・ 吸気口部には防水用の蓋のパーツが用意されています
●フェンダー部は、フェンダー支持架、後部のマッドフラップが別パーツです
・ フェンダー上の工具類のパーツは、固定具のクランプなどもモールドされています
●車体下部は、後面を除きバスタブ式の一体成型となっています
・ サスペンションアームは別パーツ、トーションバーもパーツ化しています
・ 各転輪及び起動輪は、左右2分割式です
・ 誘導輪は5分割式で、中央部にエッチングパーツを挟み込む構成となっています
・ 履帯は1枚ずつが分割されたマジックトラックによる接着連結式履帯が付属しています
●特徴的な排気管は11パーツで構成されています
・ 排気グリル部には防水板が用意され、2個の通気用の蓋は別パーツで、開閉状態が選択できます
●視察口のガラス部などを再現するためのクリアーパーツが付属
●誘導輪の内側、戦闘室前面の追加装甲のカバーなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●マーキングは、5種類の塗装例が説明書に記載されています
・ SS第3装甲擲弾兵師団「トーテンコープフ」戦車連隊 第4中隊 (ハリコフ / 1943年)
・ SS第3戦車師団「トーテンコープフ」 第3戦車連隊 (南ロシア / 1943年)
・ 第23戦車師団 (南ロシア / 1943年)
・ SS第3装甲擲弾兵師団「トーテンコープフ」戦車連隊 第3中隊 (プロホロフカ / 1943年)
・ SS第2装甲擲弾兵師団「ダス・ライヒ」 第2戦車連隊 第8中隊 (ハリコフ / 1943年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、部隊記号などを再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型