WW2 ドイツ パンター コマンダー #2
「WW2 ドイツ パンター コマンダー #2 (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35131 )」です
●「WW2 ドイツ パンター コマンダー #2」です
●第2次世界大戦中期以降の冬季におけるドイツ戦車兵1体を1/35のスケールで再現したレジン製組立キット【 「冬季におけるドイツ戦車兵」について 】
●独ソ戦は1941年6月から開始されましたが、当初ドイツ軍は戦争は短期で終わるものとして想定しており、その冬用の防寒装備は用意していませんでした
●戦車兵についても同様で、1941年から1942年の冬季にかけての防寒服は用意されておらず、戦車服の上から通常のオーバーコートに着用、マフラーなどを装着して寒さに対処することとなりました
・ このようなオーバーコートの重ね着は、戦車内の行動を阻害する可能性も有りました
●その代表的なものが防寒アノラックで、この防寒服は迷彩模様と白色、もしくはグレー地と白色のリバーシブルタイプとなっていました
・ 当初、武装親衛隊は防寒用のツナギが支給されましたが、この服は兵士から不評で、後に防寒アノラックへと移行しています
●この服装は、以後の冬季におけるドイツ戦車兵を代表する姿となり、大戦を通じて使用されました【 「WW2 ドイツ パンター コマンダー #2」のキット内容について 】
●この大戦中期以降の冬季服のドイツ戦車兵を再現したレジン製フィギュアです
●キットは、戦車に搭乗する冬季服のドイツ戦車兵をシャープ且つ表情豊かに再現、戦車モデルの演出に役立つフィギュアキットです
・ 「タイガー」、「パンター」などのドイツ戦車のハッチは狭く、フィギュアの選択に憂慮するところですが、当フィギュアはしっかりと収まるように造形されています
・ 「パンター コマンダー」と表記されており、「パンター」や上部が同型のキューポラを装備した「タイガー1」、「タイガー2」などを中心に使用できます
・ キットのパッケージには、車長キューポラに乗った状態となっていますが、操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチなどにも転用が可能と思われます
●フィギュアは上半身のみが再現されています
●戦線後方において、若干リラックスしたシーンが表現されています
●服装は、リバーシブル生地の防寒アノラックを着用した姿となっています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の質感も演出、フードの止め紐などの細かなディテールも繊細なモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体のパーツ構成となっています
・ 両腕は、胴体部分に一体成型されています
●頭部は、戦車規格帽を被った状態と略帽を被った状態の2タイプが付属し、選択して使用します
・ 2タイプの顔自体の造りは、ほぼ同じです
●フィギュアは、ハッチ部分に身を乗り出し、前方を見つめているポーズとなっています
-----------------------------------------------【 「WW2 ドイツ パンター コマンダー #2」について 】
●キットは、ミリタリーフィギュアの造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●AFVモデルに配置するだけで、戦車モデルとフィギュアモデルとが織り成す世界観を楽しむことができることでしょう