イギリス 25ポンド砲兵 6体 ヨーロッパ戦線
「イギリス 25ポンド砲兵 6体 ヨーロッパ戦線 (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35108 )」です
●「イギリス 25ポンド砲兵 6体 ヨーロッパ戦線」です
●第2次世界大戦時のヨーロッパ戦線におけるイギリス陸軍の野戦砲兵6体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、北ヨーロッパ戦線などで見られた、革ジャケットなどを着用し弾薬装填を行っているイギリス軍砲兵を再現した内容となっています【 「イギリスの野戦砲兵」について 】
●第2次世界大戦の直前にイギリス軍は、第1次世界大戦時に使用していた「18ポンド砲」を改良、再設計した「25ポンド砲」を開発し、野戦砲兵隊の主力兵器としました
●この「25ポンド砲」は、口径が88mmの火砲で、他国の主力榴弾砲と比べて口径が小さく、排莢を手動で行う必要が有るという点で性能に劣りましたが、堅牢な設計により、高い信頼性を持っていました
●また、クラシカルな箱式砲架と円形射撃台を装備し、機動力を持った射撃陣地の構築という観点からは劣るものの、一旦、射撃陣地に設置されると全周射撃が可能という利点を持っています
●列強の各国軍が師団砲兵の火砲を2種類以上を装備しているのに対して、イギリス軍は、この「25ポンド砲」1種類に絞って配備、整備や弾薬の補給上から優れたシステムとなっていました
・ 「25ポンド砲」以上の口径を持つ重砲も存在していましたが、軍団もしくは軍直轄の野戦重砲部隊の装備となっています
●「25ポンド砲」は、北アフリカ、イタリア、北ヨーロッパ戦線などの各戦線で活躍、特にエルアラメイン戦、ノルマンディ戦、オランダ戦などにおいて大量投入により攻撃準備射撃に猛威を奮い、イギリス軍の進撃に欠かせない存在でした【 「イギリス 25ポンド砲兵 6体 ヨーロッパ戦線」のキット内容について 】
●このイギリス軍の「25ポンド砲」を操作する野戦砲兵を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、北ヨーロッパ戦線にて「25ポンド砲」を射撃中のシーンが表現されています
●フィギュアの内訳は、指揮官1体、照準手1体、弾薬手3体、装弾手1体の合計6体です
●フィギュアの服装は、指揮官はコートを着用、その他の兵士は野戦服の上に革製ジャケットを着用、ベレー帽を被った姿となっています
・ この服装は、1944年秋以降の北部ヨーロッパ戦線の砲兵を再現したものですが、冬季におけるイタリア戦にも使用が可能です
●服の皺の表現はスケールに沿ったものとなっています
●フィギュアは、頭部、胴体前後、両腕、両足のパーツ構成です
・ コート、ジャケットは裾の部分を含めて胴体パーツに一体成型され、ベルトの位置まで再現された足パーツを差し込む方式により、立体感在る造形となっています
・ 一部のフィギュアの手の部分は別パーツです【 「イギリス 25ポンド砲兵 6体 ヨーロッパ戦線」のフィギュアのポージングについて 】
●指揮官のフィギュアは、立った姿勢で、前方を指差しているポーズです
・ ベレー帽を被った状態と、野戦帽を被った状態とを選択できます
●照準手のフィギュアは、砲の座席に座った姿勢で、操作ハンドルを持っているポーズです
●弾薬手のフィギュアの1体は、薬莢を持って薬室に装填しているポーズ
●装弾手のフィギュアは、装弾棒(ラマー)を両手で持ち、弾薬手が持つ薬莢を押し込もうとしているポーズです
●弾薬手のフィギュアの1体は、砲弾を両手で持って差し出しているポーズです
●弾薬手のフィギュアの1体は、差し出された砲弾を受け取っているポーズとなっています
●階級章、師団章などを再現したデカールが付属しています
●2012年 完全新金型
------------------------------------------【 「イギリス 25ポンド砲兵 6体 ヨーロッパ戦線」のワンポイント 】
●本キットは、インジェクションキットとして初めて北ヨーロッパ戦線でのイギリス軍野戦砲兵を再現したものです(対戦車砲兵では有りません)
●タミヤ、ブロンコ、ドラゴンの各社から発売されている「25ポンド砲」と組み合わせることで、野戦砲兵の射撃シーンが再現できます
●パッケージの裏側には階級章のデカール指示が表記されていますが、イギリス軍の階級章はアメリカ式の山形ではなく、谷形(山形の反対形)となりますから注意して下さい