グロスター ジャベリン FAW 9 イギリス空軍 288OCU Luechars 1966
「グロスター ジャベリン FAW 9 イギリス空軍 288OCU Luechars 1966 （完成品） (ウイッティ・ウイングス 1/72 スカイ ガーディアン シリーズ （現用機） No.24398 )」です
●「グロスター ジャベリン FAW 9 イギリス空軍 288OCU Luechars 1966」です
●1957年より1968年までイギリス空軍で運用されていた複座型の全天候戦闘機｢グロスター ジャベリン FAW.9」を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
・ スコットランドにある英国空軍ルーシャーズ基地所属「第228運用変換集団」に所属した「グロスター ジャベリン FAW 9 （XH898）」の1966年当時の姿を再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、数点のパーツを取り付けるだけでディスプレイすることができます 【 ｢グロスター ジャベリン｣について 】
●｢ジャベリン｣は｢グラジエーター｣複葉戦闘機や｢ミーティア｣ジェット戦闘機などで有名なイギリスの老舗航空メーカー｢グロスター｣社が開発した全天候戦闘機です
●戦後間もない1947年、イギリス空軍の新型昼間戦闘機及び複座型夜間戦闘機の2種類について出された仕様要求書に従い｢グロスター｣社はこれまで未経験の｢デルタ翼機｣をもって臨みましが、｢デ・ハビラント｣社が送り出した｢DH.110｣（後のシー・ヴィクセン）が高性能を示したため、イギリス空軍はこちらの採用を内定します
●一度は採用の道を断たれた｢ジャベリン｣ですが、その後｢DH.110｣はファーンボロー航空ショーで展示飛行中に爆発を起こし空中分解、搭乗者と見物客29人を巻き添えとする大惨事を起こしてしまいます
・ これを契機とし、納入までのスケジュール上の問題と「ジャベリン」が持つ機体構造の頑丈さ、そして発展性の余地があることから、イギリス空軍からの採用を得ることに成功します
●｢グロスター｣社にとって初めてとなる｢デルタ翼機｣の開発は難航しますが、エンジンの強化や改修・改善の積み重ねにより徐々に形を成し、1954年7月、最初のモデル｢ジャベリン FAW.1｣が初飛行、部隊配備が進められます
●｢ジャベリン｣の｢デルタ翼｣は非常に大きく分厚かったため、どうしても空気抵抗は大きくなり、スペック上では最大速度が時速1,000キロ程度と振るいませんでしたが、1953年7月の超音速飛行試験においてソニックブームが記録されたことから本機は｢超音速戦闘機｣とされています
●部隊配備後、全天候性能を持つ「ジャベリン」は冷戦期のヨーロッパで24時間体制のスクランブル任務に就き、東側機の侵入に目を光らせることになります
・ 「ジャベリン」は、ヨーロッパ以外でもキプロスやシンガポール、マレー連邦成立直後のインドネシア等、世界の多くの地域に配備され、数少ないイギリス空軍の｢全天候性能｣としてその職責を果たしました
●｢イングリッシュ・エレクトリック｣社の｢ライトニング｣が正式化されると順次交代され、1968年に最後の「第60飛行隊」が閉隊すると、イギリスにおける｢ジャベリン｣の戦歴は終了します
・ 1960年に「ホーカー・シドレー・グループ」に吸収された｢グロスター｣社にとっても｢ジャベリン｣は同社の看板を背負った最後の機体となりました
●｢ジャベリン｣はミサイルを装備し、全天候・24時間の近代的防空体制を確立したという意味で、イギリス空軍にとって重要な機体であったと言えるでしょう【 ｢グロスター ジャベリン FAW 9 イギリス空軍 288OCU Luechars 1966｣の製品内容について 】
●この「グロスター ジャベリン FAW.9」を再現した完成品モデル
●｢グロスター ジャベリン｣の特徴となるフォルムを再現
・ レーダーを内部に装備した太く短い機首、幅広の胴体の両脇に真円形のインテークを配した機体胴体、分厚い主翼、Ｔ字型で構成された尾翼など、「グロスター ジャベリン」の特徴的なフォルムを再現しています
・ 半埋め込み式の燃料タンク｢ボゾン・タンク｣も再現されています
・ 両翼のピトー管や機体上面の補助インテークは別パーツにて再現されています
・ 機体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●「グロスター ジャベリン」の機体は全面無塗装のベアメタルとしたイギリス空軍の迎撃戦闘機のスタイルをシルバーの塗装で再現
・ 機首のコーン部、エアインテーク前縁、キャノピーフレームと続く短いドーサル部分がマットブラックで塗装されています
・ 国籍マークはハイビジのラウンデル（青・白・赤）で再現されています
・ 主翼下面とエアインテーク側面の所属番号｢XH898｣の文字、国籍マーク、機体番号、コーションデータのステンシル類、垂直尾翼にひときわ大きく書かれた青・白・赤の国籍表記ストライプ等がタンポ印刷にて再現されています
●キャノピーはクローズ状態で再現、キャノピーフレーム部は綺麗に塗り分けされています
・ キャノピーフレーム部はマットブラックでフレームを塗装した上で、座席部分のピースの内側がシルバーで縁取られています
・ キャノピーパーツはツーピースで再現
・ 着座姿勢のパイロットフィギュア×2が付属しています
●ランディングギアは差し替え式、パーツの差し替えにより｢飛行状態｣と｢駐機状態｣のいずれかを再現する事ができます
・ ギアカバーは｢飛行状態｣の物はワンピース、｢駐機状態｣の物はランディングギアと脚カバーを組み合わせたパーツで構成されています
●「グロスター ジャベリン FAW.9」の機外兵装として
・ ファイアストリーク 空対空ミサイル ×4 （パイロンに搭載）
が付属しており、所定の場所へと取り付ける事ができます
●飛行姿勢で飾る事ができる「ディスプレイスタンド」が付属【 ｢グロスター ジャベリン FAW 9 イギリス空軍 288OCU Luechars 1966｣のパッケージ内容について 】
・ グロスター ジャベリン FAW.9 ×1
・ ファイアストリーク 空対空ミサイル （パイロン付き） ×4
・ パイロットフィギュア ×2
・ ディスプレイスタンド ×1
●ダイキャスト製 彩色済完成品モデル
・ 一部プラスチックを使用している箇所があります
・ 主脚の交換、ミサイルなどの兵装の装着は機体にはめ込む形で取り付けて下さい
