トーネード F.3 イギリス空軍 111Sqn 部隊創設90周年塗装 ルーカーズ 2007 (ZE734/JU)
「トーネード F.3 イギリス空軍 111Sqn 部隊創設90周年塗装 ルーカーズ 2007 (ZE734/JU) (完成品) (ウイッティ・ウイングス 1/72 スカイ ガーディアン シリーズ (現用機) No.24371 )」です
●「パナビア トーネード F.3 イギリス空軍 111Sqn 部隊創設90周年塗装 ルーカーズ 2007 (ZE734/JU)」です
●1986年より2011年までイギリス空軍で運用されていた複座型の迎撃候戦闘機「パナビア トーネード F.3」を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
・ 2007年のイギリス空軍「第111飛行隊」の「部隊創設90周年」を記念してブラックに染められた垂直尾翼に巨大な黄色い電光マークが施された「ZE734/JU」を再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、数点のパーツを取り付けるだけでディスプレイすることができます 【 「パナビア トーネード F.3」について 】
●「パナビア トーネード」はイギリス、西ドイツ、イタリアの3カ国が共同で開発し、「トーネード」製造のため設立された「パナビア社」で製造された多目的戦術機です
●冷戦たけなわの1968年、北大西洋条約機構(NATO)では旧式化の進む複数の軍用機を更新する必要に迫られ、国際共同開発により東側諸国に対応する機体を調達することを計画しました
●この国際共同開発機の構想は、当初6カ国で計画がスタートしましたが、最終的にイギリス、西ドイツ、イタリアの3カ国で開発は進み、「パナビア トーネード」は1975年末に初飛行をします
●「トーネード」の機体は多彩な任務を要求された結果、主に高い短距離離着陸(STOL)性能と低空での安定性をクリアするため「可変後退翼」が採用されました
・ 主翼は25度~67度の範囲で展開、レーダー網が無力となる超低空から防空戦闘機としての迎撃高度まで様々な領域に対応可能な機体として設計されています
●また主翼下には各種装備の搭載能力を有し、セットされた角度に応じてパイロンが自動的に正面を向く機能が搭載されています
●「トーネード」には任務に応じて、敵の前線航空基地を破壊する阻止攻撃型「IDS」、防空戦闘機型の「ADV」、敵防空網の制圧を行う電子戦術型「ECR」の3つを中心としたバリエーションが存在します
●「トーネード F.3」はこの内の「ADV」に当たる機体で、主にイギリスが中心となって本土防空用に開発・装備されました
●「トーネード ADV」は電子装備から飛行特性に至るまで再考され、他のバリエーションに比して胴体部だけで78センチ、全長では約2メートル機体が延長されているため、他のバリエーション機に比べ、スマートになっています
●最初の生産型「F.2」は老朽化した「BAC ライトニング」の後継機として採用され、機首には空対空戦闘用のレーダーを装備、本土から離れた北海や大西洋北東部での戦闘を考慮して燃料積載量を追加する形で開発されました
●兵装としてイギリス版「AIM-7 スパロー」の「スカイフラッシュ 空対空ミサイル」を胴体下面に半埋め込み式で装備、他にも「AIM-9 サイドワインダー」が装備可能ですが、航続距離延長のため引込式空中給油ブームを装備した結果、固定武装の27ミリ機関砲は1門のみの装備となっています
・ レーダーを搭載した機首は細長く、他のバリエーション機と比べると幾分かシャープな印象となっています
●「トーネード F.2」で搭載された「AI.24 フォックスハンター対空要撃レーダー」には不具合があり、これを改修したものが「F.3」として1985年11月に初飛行、以後「F.2」を「F.3」規格にアップグレードした「F.2A」とともに「ライトニング」と「ファントム FGR.2(F-4M)」の後継として大英帝国の空の護りに就きました
●イラク上空の飛行禁止区域やフォークランドの防空パトロール等、実戦任務にも参加しましたが、2011年3月22日、最後まで本機を運用していた「第111飛行中隊」が閉隊となり、トーネード運用の歴史にピリオドが打たれることになりました【 「パナビア トーネード F.3 イギリス空軍 111Sqn 部隊創設90周年塗装 ルーカーズ 2007 (ZE734/JU))」の製品内容について 】
●この「パナビア トーネードF.3」を再現した完成品モデル
●「パナビア トーネードF.3」の特徴となるフォルムを再現
・ 他のバリエーション機と比べ細くシャープな印象を与える機首部、可変後退角の主翼に比べて垂直尾翼や水平尾翼を大きくデザインした「トーネード F.3」の特徴的なフォルムを再現しています
・ 「トーネード F.3」のメインウェポンとなる「スカイフラッシュ 空対空ミサイル」を胴体下面に半埋め込み式に搭載した状態を再現
・ 主翼下のパイロン基部にはポリキャップが装着され、手動により可動を再現できます
・ 機体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●主翼の可変後退翼とオールフライングテールの水平尾翼は可動式となっています
●水平尾翼の脇にあるエアブレーキは開閉式
●ランディングギアは差し替え式、パーツの差し替えにより「飛行状態」と「駐機状態」のいずれかを再現する事ができます
・ ギアカバーは「飛行状態」の物はワンピース、「駐機状態」の物はランディングギアと組み合わされたピースと本体側のピースで構成しています
●キャノピーはツーピースのクリアパーツで再現、キャノピーフレーム部は綺麗に塗り分けされています
・ コクピット内はパイロットシートとコンソールが再現されています
・ 着座姿勢のパイロットフィギュア×2が付属しています
●「パナビア トーネード F.3」の機体はバーリーグレーによる制空迷彩塗装を再現
・ 機体は全面をバーリーグレー単色の制空迷彩塗装を再現、レドームにはトーンの異なるグレーで塗装されています
・ 記念塗装機の特別マーキングとして、機体中央のキャノピー前端より尾部までがマットブラックで塗り分けられ、垂直尾翼には巨大な黄色い電光マークが再現されています
・ 国籍マークはハイビジのラウンデル(青・赤)となっています
・ 垂直尾翼の所属番号「ZE734/JU」の文字、国籍マーク、各種エンブレム、コーションデータのステンシル類等がタンポ印刷にて再現されています
●「パナビア トーネード F.3」の機外兵装として
・ スカイフラッシュ空対空ミサイル ×4 (胴体下面に半埋め込み式に搭載)
・ AIM-9 サイドワインダー空対空ミサイル ×2 (パイロンに搭載/増槽パイロンのサイドに装着)
・ パイロンタンク ×2
が付属しており、所定の場所へと取り付ける事ができます
●飛行姿勢で飾る事ができる「ディスプレイスタンド」が付属【 「パナビア トーネード F.3 イギリス空軍 111Sqn 部隊創設90周年塗装 ルーカーズ 2007 (ZE734/JU)」のパッケージ内容について 】
・ パナビア トーネードF.3 ×1
・ スカイフラッシュ空対空ミサイル ×4
・ AIM-9 サイドワインダー空対空ミサイル ×2
・ パイロンタンク ×2
・ パイロットフィギュア ×2
・ ディスプレイスタンド ×1
●ダイキャスト製 彩色済完成品モデル
・ 一部プラスチックを使用している箇所があります
・ パイロット、主脚の交換、ミサイルなどの兵装の装着は機体にはめ込む形で取り付けて下さい
●ITEM No. : SGE-72-001-006