ミリタリーミニチュア ワークショップ
「ミリタリーミニチュア ワークショップ (本) (イカロス出版 イカロスムック No.61790-62 )」です
●「ミリタリーミニチュア ワークショップ」です
●日本国内で活躍するAFV模型のトップモデラー9人による、タミヤMMシリーズを題材としたジオラマ作品集です【 「ミリタリーミニチュア ワークショップ」について 】
●タミヤのミリタリーミニチュアシリーズは、車輌とフィギュアを主体としてミリタリーモデルにおける「楽しさ」を演出、ジオラマへと展開することで、それぞれの効果を更に引き上げ、ストーリー性を持った作品へと昇華することができました
●また同シリーズの特徴として、ディテールを重視しながら作り易さもしっかりと考慮されており、少ないパーツ数で組立てが容易で、パーツ同士の合いも良好、少ない工作量ながら完成した姿は従来のミリタリーモデルを遥かに上回る雰囲気を持っていました
●このタミヤMMシリーズは、AFVモデラーの基礎を作った存在であり、その存在は今においても色褪せることなく、現在も更に進化を続けながら製品化が進んでいます
●しかし、中国勢を中心とする模型メーカーが同スケールのAFVモデルの新製品を続々と発売、モデラーはその新製品の波に呑まれ、キット自体を消化するのに精一杯の状況となり、更にはディテール重視によるパーツ数の増大により、キットの完成すらおぼつかなくなってしまいました
●その結果、我々モデラーがタミヤMMシリーズで知ったミリタリーモデルの「楽しさ」が失われつつあり、このままではベテランモデラーのみが追従することができる狭い世界にもなりかねません
●同書は、このタミヤMMシリーズの原点に立ち返り、同シリーズのキットを使用したジオラマ作品10点を紹介、いろいろな演出を楽しみながら考え、その世界観を充実させようとしたミリタリーモデル本来の「楽しさ」「面白さ」、そして「魅力」を再認識させる作品集となっています【 「ミリタリーミニチュア ワークショップ」の内容目次 】
●MM「7つ」の楽しみ
●作品「2度目のトブルク攻防戦」
●作品「クルスクの野戦指揮官」
●作品「ゲーリング閣下の”ハチハチ”」
●「大西将美」 MMボックスアートを語る
●MMはエンターテイメントだ!
●作品「重装騎士たちの最後の休息」
●作品「竜の荷車」
●戦車模型は文化だ!
●作品「西方電撃戦の重装甲無線車」
●作品「シナイ半島の電撃戦」
●作品「レニングラード2度目の雪解け」
●ドイツ軍の塗装色
●作品「ジャングルクルーズにうってつけの日」
●作品「対決までの長い道程」
●製作テクニック「tips」
●コンテストに応募しよう!
●すぐに使える「道標&看板」
●AFVの会に行ってみよう
●情景が紡ぐ10の「物語」
●心に残る3つのMMキット【 「ミリタリーミニチュア ワークショップ」の内容について 】
●MM「7つ」の楽しみ
・ タミヤMMシリーズの楽しみ方を検証します
●「2度目のトブルク攻防戦」
・ 「2号戦車F/G型」と「2号戦車A~C型」を融合させて北アフリカ戦線の「2号戦車」を作製、「ドイツアフリカ軍団歩兵セット」と組み合わせて躍動感溢れるジオラマシーンを展開
●「クルスクの野戦指揮官」
・ 「3号戦車N型」と「ドイツ野戦指揮官セット」とを配置して往年のキットのボックスアートシーンを再現
●「ゲーリング閣下の”ハチハチ”」
・ 「88mm砲Flak36/37」と「8tハーフトラック」により、誰もが憧れた牽引シーンを再現
●「大西将美」 MMボックスアートを語る
・ タミヤキットのボックスアートの第一人者「大西将美」氏のインタビュー
●「重装騎士たちの最後の休息」
・ 「タイガー1後期型エース・戦車兵セット」を使用したビネット作品、キットをスタンダードに組んでその魅力を紹介
●「竜の荷車」
・ 「40トン戦車運搬車 ドラゴンワゴン」、「イタリア自走砲 セモベンテ」、「キューベルワーゲン82型」を使用した大型ジオラマ
●「西方電撃戦の重装甲無線車」
・ 「シャールB1 bis」と、「Sd.kfz.232」を改造して製作した「Sd.kfz.263」を配置したフランス戦のジオラマ作品
●「シナイ半島の電撃戦」
・ 「M51スーパーシャーマン」と「M3A2パーソナルキャリアー」を改造して「M3ハーフトラック」を使用した第3次中東戦争時におけるイスラエル軍のジオラマ作品
●「レニングラード2度目の雪解け」
・ 「T-34/76 1942年型」を使用、破壊された「クルッププロッツェ」を配したソ連軍の反攻時のシーンを作製
●ドイツ軍の塗装色
・ 現存する車載工具類やアクセサリー類に残っている当時の塗装を解説
●「ジャングルクルーズにうってつけの日」
・ 「M48A3 パットン」を使用、フィギュアを満載したベトナム戦争時のジオラマ作品
●「対決までの長い道程」
・ 1/48スケールの「タイガー1 極初期型」と「シュタイヤー乗用車」、「クルセーダーMk.3」と「ティリー」を使用した2つのジオラマ、同スケールならではの2作品をまとめたユニークな展示方法を紹介
●製作テクニック「tips」
・ ジオラマの製作方法が主要な作例作品ごとに掲載されています
●コンテストに応募しよう!
・ 日本での主な模型コンテストを紹介
●すぐに使える「道標&看板」
・ 1/35のスケールの道標と看板とがカラーページに印刷されており、そのままコピーして使用できるようになっています
・ 掲載されている道標、看板は、第2次世界大戦から中東戦争で、各戦線、各国のタイプが収録
●AFVの会に行ってみよう
・ 各地で開催されているAFVの会を紹介
●情景が紡ぐ10の「物語」
・ 各作品の時代背景などを解説
●心に残る3つのMMキット
・ 各作者が思うMMシリーズにおける印象的なキットを解説【 「ミリタリーミニチュア ワークショップ」の奥付 】
●版型 : A4変形 / ソフトカバー
●全146ページ / カラー79ページ
●発行日 : 2012年12月20日
●ISBNコード : 9784863206533