もたれかかる 武装親衛隊 AFVクルー
「もたれかかる 武装親衛隊 AFVクルー (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35145 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ武装親衛隊の装甲兵科の兵士を1/35スケールで再現したレジン製組立キット【 「ドイツ武装親衛隊の迷彩服」について 】
●ドイツ武装親衛隊は、戦時においては国防軍の指揮下に入るものの、組織自体は全く別であり、装備、被服類は武装親衛隊独自のものが使用されました
●武装親衛隊では、迷彩服の研究、開発が進んでおり、同兵士の特徴でもありましたが、組織自体の兵員数の増加に対して服装の供給が追いつかず、各地で接収したものも使用されました
●1943年のイタリア降伏時、駐留していたドイツ軍はイタリア各地において占領作戦を実施、同地に派遣された武装親衛隊も作戦に参加し、イタリア空挺部隊用の迷彩生地を大量に押収しました
●この生地を利用した迷彩服が作られ、1944年ごろから各部隊に支給、特にノルマンディ戦やイタリア戦線で多く見られました
・ この迷彩服のデザインは、各種野戦服がベースとなっており、様々なタイプがあります
・ 迷彩パターンは3色による飛雲形となっており、イタリアらしい明るいトーンとなっています【 「もたれかかる 武装親衛隊 AFVクルー」のキット内容について 】
●ドイツ武装親衛隊所属の装甲兵科の兵士を再現したレジン製組立てキットです
●服装は、イタリアの迷彩生地で作られた「装甲兵用野戦服」、デニム地の作業服ズボンを着用、通常のブーツを履いた姿です
・ この「装甲兵用野戦服」は、「M44迷彩服」のデザインをベースに、装甲兵科用に裾を短縮化した特殊なもので、生産数は少数と思われます
・ 同服装は戦車部隊、「突撃砲」や各種自走砲、装甲車の乗員などの装甲兵科の兵士となります
・ 靴は戦車兵用の短靴ではなく、通常のブーツとなっていますから、ハーフトラックなどの乗員に適していると思われます
・ この服装は、1944年以降となります
●フィギュアは、ベルトのバックルが将校用で、肩章は下士官となっている、士官候補生が表現されています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の質感も演出、ポケットや服の縫い目などのディテールも繊細な彫刻でモールドされています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕のパーツ構成です
・ 両腕は、組んだ状態で一体成型されています
●頭部は、前部にゴーグルを付けた野戦帽(1/35のスケールでは将校用と下士官用とは同じ形状)を被った状態と、略帽を被った状態の2タイプが付属し、選択して使用します
・ 略帽を被った状態の頭部は、頭に包帯が巻かれています
・ 2タイプの顔自体の造りは、ほぼ同じです
●フィギュアは、両手を組んで、車輌もしくは建築物等に前のめり状態でもたれかかっているポーズとなっています
・ 戦線後方において少しリラックスした状態となっています
●付属している装備品類
・ 拳銃ホルスター ×1【 「もたれかかる 武装親衛隊 AFVクルー」のパッケージ内容 】
・ 武装親衛隊 装甲兵科 フィギュア ×1
・ ヘッドパーツ ×2 (フィギュアに使用するヘッド×1を含む)
---------------------------------------【 「もたれかかる 武装親衛隊 AFVクルー」のワンポイント 】
●キットは、ミリタリーフィギュアの造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●AFVモデルに配置するだけで、戦車モデルとフィギュアモデルとが織り成す世界観を楽しむことができることでしょう