第2次大戦 3号突撃砲 図面集 (グランドパワー 2012年12月号別冊)
「第2次大戦 3号突撃砲 図面集 (グランドパワー 2012年12月号別冊) (別冊) (ガリレオ出版 グランドパワー別冊 No.L-2013/1/26 )」です
(2012年11月22日発売)
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の突撃砲「3号突撃砲」の図面と写真が掲載された資料集です【 「第2次大戦 3号突撃砲 図面集」の内容目次 】
●「3号突撃砲A型」
●「3号突撃砲B型」
●「3号突撃砲C/D型」
●「3号突撃砲E型」
●「3号突撃砲F型」
●「3号突撃砲F/8型」
●「3号突撃砲G型」
●「105mm突撃榴弾砲型」
●本書は、グランドパワー誌2006年1月号と同3月号に収録されていた、「3号突撃砲」の図面と解説部分を抜粋して再編集した内容となっています【 「第2次大戦 3号突撃砲 図面集」の内容について 】
●ドイツ軍は、電撃戦の主役として戦車とそれに随伴する歩兵部隊や各種兵科部隊を中心に装備の開発を行いましたが、歩兵支援車輌の開発も怠りませんでした
●歩兵戦闘の場合、トーチカなどの強固な防御拠点の攻略が重要な要素となることから、歩兵の攻撃を最前線に展開して支援する、防御力と対歩兵戦闘を重視した「突撃砲」という車輌が誕生しました
・ この「3号戦車」をベースとした突撃砲は単に「突撃砲」と呼ばれましたが、後に「4号戦車」の車体を利用した「4号突撃砲」が登場すると、区別のために「3号突撃砲」とされました
●当初「3号突撃砲」は、その歩兵直協という任務から徐々に防御力を向上したタイプが登場、更にその低シルエットと砲火力の大きさから対戦車戦闘に適した車輌としてその能力を重視した長砲身型が登場します
●そのため、より対戦車能力が高く評価され、それに沿った任務が与えられましたが、一方で本来の目的である歩兵支援に適した車輌の必要性も唱えられました
●そこで、開発されたのが「3号突撃砲」をベースとして「105mm榴弾砲」を搭載した「突撃榴弾砲型」で、その強力な火力によって支援任務に活躍しました
●同書は、この系列車輌の多い「3号突撃砲」シリーズを解説、図面と実車写真を併記することで、その型式の違いを明確化、一見すると判別が難しい同車の各型式の違いが図面によって把握できることでしょう
●各型式の主な車輌の図面は4面図を収録、その違いが明確化されています
●また、戦場での実車写真も収録されており、同車の型式の違いだけではなく、装備などの搭載方法や実戦での雰囲気、ダメージの様子や兵士達の表情など、「3号突撃砲」と戦場での運用が収録された資料集です
●戦記としての資料や、模型での作品の参考として、またジオラマソース用のイメージとして広く活用できる一冊となっています【 「第2次大戦 3号突撃砲 図面集」の収録図面 】
●「3号突撃砲A型」第1次生産分/第2次生産分
●「3号突撃砲B型」
●「3号突撃砲C/D型」
●「3号突撃砲E型」
●「3号突撃砲F型 43口径砲装備車」、「3号突撃砲F型 48口径砲装備車」
●「3号突撃砲F/8型 前期生産車」、「3号突撃砲F/8型 エアクリーナー装備前期生産車」、「3号突撃砲F/8型 後期生産車」、「3号突撃砲F/8型 シュルツェン装着後期生産車」
●「3号突撃砲G型 極初期生産車」、「3号突撃砲G型 初期生産車(1943年2~3月頃)」、「3号突撃砲G型 中期生産車(1943年5月頃)」、「3号突撃砲G型 中期生産車(1943年12月頃)」、「「3号突撃砲G型 後期生産車(1944年5月頃)」、「3号突撃砲G型 後期生産車(1944年7月頃)」、「3号突撃砲G型 後期生産車(1944年末頃)」、「3号突撃砲G型 後期生産車 2tクレーン組立状態」、「3号突撃砲G型 後期生産車 戦車用車台流用車」
●「105mm突撃榴弾砲(F型ベース先行生産車)」、「105mm突撃榴弾砲 前期生産車」、「105mm突撃榴弾砲 後期生産車」
●図面は1/35スケールとなっています【 「第2次大戦 3号突撃砲 図面集」の奥付 】
●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全96ページ / 図面107点、モノクロ写真103点収録
●発行日 : 2012年12月1日
●ISBNコード : 4910135021220