イギリス SAS 1/4トン 4×4 小型軍用車輌
「イギリス SAS 1/4トン 4×4 小型軍用車輌 （プラモデル） (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ （'39～'45 シリーズ） No.6724 )」です
●「イギリス SAS 1/4トン 4×4 小型軍用車輌」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス陸軍の特殊部隊「S.A.S.」が北アフリカ戦線で使用した「S.A.S.ジープ」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●北アフリカの砂漠地帯を長駆移動するために各種装備を満載した「S.A.S.ジープ」を再現、小型のソフトスキン車輌ながら強力な武装を持つ勇ましい姿を再現した内容となっています【 「S.A.S.」について 】
●イギリス陸軍の特殊部隊「S.A.S.」は「スペシャル・エア・サービス」の略で、北アフリカ戦線において敵戦線後方に侵入して敵の航空機を破壊するという目的により編成されました
●当初は、空挺作戦により襲撃作戦が決行されましたが、降下地点の選定や帰路の確保などの問題点が多く、より確実性に優れた車輌を使用した作戦が採られるようになります
●「S.A.S.」がこの特殊作戦用に選んだ車輌がアメリカから供与された「ジープ」で、小型の車両のために積載能力は低いものでしたが、4輪駆動による機動性と、アメリカ車両らしい機械的信頼性と頑丈さが評価されました
●「S.A.S.ジープ」には、長距離移動と砂漠地帯を生き抜くために多量の予備燃料と飲料水が積載され、強襲攻撃用の機関銃、そして隊員の食料などが積まれました
●そして、敵からの発見を防ぐために、その反射によって存在が知られてしまうウィンドーは外され、前照灯もそのガラス部は車体色にペイントされています
●搭乗する隊員は、その任務の特殊性から各自の好みに合った軍装とされ、多くの隊員が防暑効果の高いアラブ式のターバンをしていました
●「S.A.S.ジープ」は、常に複数で行動し、敵兵が存在しない内陸部の不毛の土地（北アフリカ戦線では内陸部は軟弱な地形により大部隊での行動は不可能で、主戦場はあくまでも沿岸部でした）を移動、敵の戦線の奥深くに侵入し、枢軸軍側の航空機、兵站を襲撃しました
●この作戦行動には同様な任務を持つ「L.R.D.G」（「長距離挺身偵察隊」）との共同も行われ、枢軸軍側に多大な損害を与え、その戦果はボディブローのように同軍の戦力を奪って行きました【 「イギリス SAS 1/4トン 4×4 小型軍用車輌」のキット内容について 】
●このイギリス陸軍の「S.A.S.ジープ」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●サイバーホビー社のディテール表現力により「S.A.S.ジープ」を再現、「ジープ」本体と装備品とが織り成す細かな造りを細分化したパーツ構成とエッチングパーツにより表現した内容となっています
●「S.A.S.ジープ」に乗車する「S.A.S.隊員」を再現したフィギュアが2体付属、同車と切っても切れない隊員のフィギュアの組み合わせにより、ソフトスキン車輌の魅力がより一層演出され、そして味わい深いものとなることでしょう
●「S.A.S.ジープ」は、「シャーシ」「エンジン」「ボディ」の3ブロックで構成され、これにジェリカンラックや武装などの装備品を取り付けて完成させます
【 シャーシ 】
●シャーシのメインフレームは一体成型となっており、バンパーの前面板は別パーツです
・ リーフ式サスペンションは各1パーツで構成
・ 前部のショックアブソーバーは別パーツ、後部のショックアブソーバーはデファレンシャル部に一体成型されています
・ デファレンシャル部は前後分割式となっています
・ ステアリングは固定式です
●タイヤは、トレッドパターンが「ジープ」オリジナルのタイプと、スジ状のタイプの2種が付属、選択して使用します
・ 「ジープ」オリジナルのタイプは、タイヤ本体、裏面内側、裏面のハブで構成されています
・ スジ状のタイプは、輪切り状に5分割されており、この分割によりトレッドパターンを再現します
【 エンジン 】
●エンジンは、14パーツで構成され、冷却ファン、ファンベルト、クラッチなどが細かく表現されています
・ エンジンルーム内部のバッテリー、ラジエターなどがパーツ化
【 ボディ 】
●ボディは、車体内部も含めて一体成型され、ボンネット、フロントグリル、後部パネルは別パーツとなっています
・ 運転席部分の各種レバー、ペダル類がパーツ化
・ メーター類を再現するデカールが付属しています
・ 座席は、フレームとパッドで構成されています
・ 「S.A.S.ジープ」独自の装備となるコンパス、ラジエター複水装置がパーツ化されています
・ 後部のサンドチャンネル、ボンネット固定具はエッチングパーツにて再現
・ 「S.A.S.ジープ」の特徴である、中央部の2本の棒を残して切断されたフロントグリルの形状を再現
【 装備品及び武装 】
●ジェリカンは、アメリカ軍タイプとドイツ軍（イギリス軍）タイプの2種が付属しています
・ ドイツ軍タイプの中央部分の溶接用のリムはエッチングパーツで再現
・ アメリカ軍タイプは上下分割式で、中央部の溶接跡のラインで分割されています
・ ジェリカンを固定する各ラックはエッチングパーツとなっています
●「ビッカース軽機関銃」が4丁付属、運転席前方に1丁、助手席前方に連装式に1丁、助手席後方に1丁配置します
・ 「ビッカース軽機関銃」の銃口部分は開口処理されています
・ ドラムマガジン上部の取っ手はエッチングパーツにて再現
・ 連装式の機銃を繋ぐ上部の棒、及びその中央部に取り付けられる照門はエッチングパーツです
●前照灯のガラス部と車間表示灯を再現するクリアーパーツが付属
●ジェリカンラック、機関銃のディテール、ボンネット固定具などを再現するエッチングパーツが付属しています
【 フィギュア 】
●「S.A.S.隊員」を再現したフィギュアが2体付属しています
・ 1体は運転席に座って片手でハンドルを持つポーズ、もう1体は助手席に座っているポーズです
・ 服装は、シャツに半ズボンを着用、ターバンを被った姿です
・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は深めのモールドで彫刻されています
・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、ターバンは別パーツにより立体的な造形となっています
【 塗装 】
●「S.A.S.ジープ」の3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ S.A.S. （北アフリカ戦線 / 1942年～1943年） ～ ライトストーンとオリーブグリーンの2色迷彩
・ S.A.S. （北アフリカ戦線 / 1942年～1943年） ～ デザートピンクとライトブラウンの2色迷彩
・ S.A.S. （北アフリカ戦線 / 1942年～1943年） ～ サンドの単色塗装
●2013年 一部新金型
