ドイツ 3号戦車 N型 ドイツアフリカ軍団 第501重戦車大隊 チュニジア 1943
「ドイツ 3号戦車 N型 ドイツアフリカ軍団 第501重戦車大隊 チュニジア 1943 (完成品) (ドラゴン 1/72 ドラゴンアーマーシリーズ No.60603 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の戦車「3号戦車N型」を1/72スケールで再現した彩色済完成品モデル
●北アフリカ戦線に展開した第501重戦車大隊所属の「3号戦車N型」を再現した内容となっています【 「3号戦車N型」について 】
●1935年、ドイツ軍は再軍備化を開始し、戦車開発にあたっては「1号戦車」~「4号戦車」の4つの車種に分けられ、「1号戦車」は訓練用、「2号戦車」は偵察及び主力戦車の補助、「3号戦車」は主力戦車、「4号戦車」は支援用の戦車と体系的に区別されました
●「3号戦車」は、主力戦車として戦車部隊の骨幹となる車両として開発、生産が進められ、当初は「37mm戦車砲」を装備していましたが、フランス戦での装甲の厚い連合軍側の戦車に対しては無力で、「42口径 50mm戦車砲」に武装が強化されることとなります
●ところが、1941年に独ソ戦が開始されると、「T-34」や「KV-1」などのソ連軍の新鋭戦車にはこの砲では歯が立たず、装甲貫通能力の高い「60口径 50mm戦車砲」を搭載したタイプが生産されます
●もっとも、長砲身型の「50mm戦車砲」を持ってしてもそれらのソ連戦車に対しては威力不足が否めず、車格の大きさからこれ以上の砲が搭載できない「3号戦車」は主力戦車の地位を「4号戦車」に譲ることとなります
●車格が小さな「3号戦車」でしたが、発砲時における砲の後退長の短い「24口径 75mm戦車砲」を搭載することは可能であり、この砲を主砲とした「3号戦車N型」が1942年6月から生産されます
●この「24口径 75mm戦車砲」は、「4号戦車」の初期型に搭載されていた歩兵支援用の砲であり、結果的には「3号戦車」と「4号戦車」の役割が逆転したことを意味していました
●ただし、この砲には「対戦車榴弾」が用意されており、この砲弾の装甲貫徹能力は「60口径 50mm戦車砲」よりも高く、同車は歩兵支援だけではなく、対戦車戦闘にも活躍しました
●特に「3号戦車N型」は、重戦車「ティーガー 1」の生産の遅れからその穴埋めとして各重戦車大隊に配備された場合も多く、編成当初の重戦車大隊に欠かせない存在となっています
●「3号戦車N型」は、1943年8月までに700両が生産され、稼動率の高さと、その使い勝手の良さから前線部隊には好評で、生き残った車両は終戦時まで使用されています
【 「ドイツ 3号戦車 N型 ドイツアフリカ軍団 第501重戦車大隊 チュニジア 1943」の製品内容について 】
●この短砲身「75mm砲」を搭載したドイツ軍の「3号戦車N型」を再現した完成品モデルです
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●車体を構成するパーツはプラ製で、重量感を演出するために車体内部に金属ウエイトが仕込まれています
●トーションバーサスペンションを採用したバランスが取れた車体に、コンパクトな短砲身「24口径 75mm戦車砲」を搭載した「3号戦車N型」のスタイルが表現されています
●再現されている「3号戦車N型」はシュルツェンを装備しておらず、砲塔にスモークディスチャージャーが取り付けられている状態となっています
●「3号戦車」シリーズ中、唯一「75mm砲」を搭載した「3号戦車N型」のポイントとなる特徴を再現
・ 「L型後期型」ベースの車体に「75mm砲」を搭載した車体を再現しています
・ 砲塔脇にはスモークディスチャージャーが装備され、後部には「3号戦車」用のゲペックカステンを装備した状態が再現されています
・ エンジン吸気グリルのメッシュ部分はエッチングパーツで再現
・ フェンダー上には予備転輪や、ジャッキ及びジャッキ台が設置されており、他のOVM類はフェンダーと一体化した彫刻で再現されています
●砲塔は旋回させることが可能、「24口径 75mm戦車砲」の砲身は上下に可動させることが可能
●履帯はラバー製のベルトタイプ
●「3号戦車N型」の車体には、「第501重戦車大隊 242号車 (チュニジア / 1943)」のマーキングを再現
・ 車体全体にはサンド色(サンドブラウンに近い濃いサンド色)の単色塗装が塗られています
・ 車体各部にはシャドー吹きと、エッジ部分を中心に明るい色でドライブラシが施され、立体感とディテールが強調されています
・ 前方機銃、転輪、牽引ワイヤー、車載装備品類が塗り分けられています
・ 車体番号、部隊マーク、国籍マークなどがタンポ印刷されています
・ パッケージには「DAK」と表記されていますが、第501重戦車大隊は北アフリカ戦には投入されたものの、ドイツ・アフリカ軍団(DAK)には配属されていません
●コレクションに役立つプラスチック製のクリアケースが付属しています
●「3号戦車N型」シリーズ 第2弾 (1/72ドラゴンアーマーシリーズ)
【 「ドイツ 3号戦車 N型 ドイツアフリカ軍団 第501重戦車大隊 チュニジア 1943」のパッケージ内容 】
・ 3号戦車N型 ×1
・ コレクションケース ×1
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【 「ドラゴンアーマーシリーズ」について 】
●「ドラゴンアーマーシリーズ」は、世界各国の戦車、装甲車を1/72の統一スケールで細部まで精密に再現した彩色済完成品モデルシリーズです
●完成した車体にグレードの高い塗装・マーキングを施してありますので、パッケージから出して即飾る事ができます
●第2次大戦から現在に至るまで、戦車を中心に様々な車体を再現、「時代」や「戦線」にこだわって集めるもヨシ、同一車体で塗装・マーキング違いで集めるもヨシ、もちろん完成品モデルに自分なりのウェザリングを施してジオラマなどを再現するのもヨシ、幅広い楽しみ方ができるシリーズです