鉄条網セット
「鉄条網セット (プラモデル) (ペガサスホビー プラスチックモデルキット No.6520 )」です
●19世紀頃から現用における「鉄条網」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●対人用のバリケードとしてあらゆる戦場や重要施設などで使われている「鉄条網」を再現した内容となっています【 「鉄条網」について 】
●鉄条網は、有刺鉄線をコイル状に巻いたものや、木や鉄製の杭に有刺鉄線で柵をしたもので、動物の侵入や人が入ることを防ぐために使われています
●この鉄条網は、生産コストと設置コストが低い割に効果が高いのが特徴で、巻いて置くだけでも充分なバリケード効果を持ち、その上を人間が越えようとすると針の部分が刺さり、負傷もしくは行動不能となります
●また、その簡単な構造から、砲撃で破壊することは困難で、鉄条網を突破するには爆薬によって爆破するか、実際に1本ずつワイヤーカッターで切り取ることが必要となりました
●鉄条網は、特に第1次世界大戦で多用され、塹壕線の前面部に濃厚な密度の鉄条網が設置、その奥には水冷式の機関銃が備えるという鉄壁の守りにより、双方に極めて多くの犠牲を強りました
●この鉄条網と塹壕線を越える兵器として開発されたのが戦車で、戦車などの機甲戦力が大々的に登場した第2次世界大戦では前大戦と比べると鉄条網自体は少なくなりましたが、対人用バリケードとして広く運用されています
●現在においても、鉄条網は対人バリケードとしての有効性は変わらず、世界各国で使用され、重要施設の塀の上など、人の侵入を防ぐ安価な道具として用いられています【 「鉄条網セット」のキット内容について 】
●この「鉄条網」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●戦場においては必需品とも言える防御用の装備ですので、ジオラマ作品などにおいて重宝するアイテムとなります
・ 対人バリケードですので、強固な防御陣地やトーチカなどの周囲に張られました
●「鉄条網」の有刺鉄線は、若干柔らかめのプラスチックパーツで構成されており、中央の軸の部分から針の部分が出ている状態で成型されています
・ 有刺鉄線の針の基部となる巻かれている部分は再現されていません
・ 有刺鉄線は、1枚のランナー上で巻かれた状態で成型
・ 若干柔らかめの材質ですので、この有刺鉄線のパーツをコイル状に巻いたり、杭などに張り付けて鉄条網を作製します
●鉄条網用の杭(×30)が付属しています
・ 杭は木製の柱が再現され、表面部分には木目が彫刻されています
・ 各パーツには有刺鉄線を張るためのフックが上下及び中央部に成型、パーツ下部には小型のベースが付けられています
●各サイズ
・ 有刺鉄線(3ランナー分) : 長さ合計8m
・ 木製の杭 : 高さ4cm(×30)【 「鉄条網セット」のパッケージ内容 】
・ 有刺鉄線 ×3本(長さの合計8m)
・ 杭 ×30