一式戦闘機 隼1型 第59戦隊
「一式戦闘機 隼1型 第59戦隊 (プラモデル) (フジミ 1/72 Cシリーズ No.C-002 )」です
●太平洋戦争時における帝国陸軍の戦闘機「1式戦闘機 隼1型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
●マレー、ビルマ方面で活躍した飛行第59戦隊の「隼1型」を再現した内容となっています。
●フジミ社製「一式戦闘機 隼1型 「加藤隊長機」」をベースに、「飛行第59戦隊」の機体を再現するためにデカールを変更したバリエーションキットです。
【 飛行第59戦隊 について 】
●「飛行第59戦隊」は、帝国陸軍で初めて「1式戦闘機 隼1型」が配備された部隊です。
●1939年のノモンハン事件の際には装備していた「97式戦闘機」で参加、参加時期が遅れたためにその撃墜数は11機にとどまりました。
●1941年5月に内地において「1式戦闘機 隼1型」を受領、太平洋戦争開戦直前の1941年12月に仏印に派遣され、その後のマレー攻略、ビルマ方面への進攻、そしてジャワ島攻略などに参加、連合軍機に対して圧倒的な強さを示し、制空権の確保に活躍します。
●「飛行第59戦隊」は、太平洋戦争中期になるとニューギニア方面に投入されましたが、新鋭機を続々と送り込み、数的にも優勢なアメリカ軍に対して苦戦、その後は内地へと帰還し、防空戦などを行っています。
【 一式戦闘機 隼1型 について 】
●「1式戦闘機 隼1型」は、「1式戦闘機」として最初に量産化されたタイプです。
●その特徴は2翔式のプロペラを装備、後の「1式戦闘機 隼2型」と比べてカウリングが角張った形状で、主翼自体の長さも長くなっています。
●「1式戦闘機 隼1型」は当初、武装が機首部分に7.62mm機銃が2門という装備でしたが、後にその1門を12.7mm機銃へと変更、さらに後には2門共に12.7mm機銃へと換装されています。
●1943年には改良型となる「1式戦闘機 隼2型」にその座を譲り、「1式戦闘機 隼1型」は訓練用などに使用されています。
【 一式戦闘機 隼1型 第59戦隊 (フジミ 1/72 Cシリーズ C-2) プラモデルの内容 】
●この帝国陸軍の戦闘機「1式戦闘機 隼1型」を再現したプラスチックモデル組立キットです。
●「1式戦闘機 隼1型」を1/72スケールに沿って再現、機体パーツ全体にはパネルラインなどが凹モールドで表現され、動翼のラインは可動するかに見えるよう若干深みのあるモールドで彫刻された内容となっています。
●「1式戦闘機 隼1型」の機体胴体は左右分割のパーツで構成、主翼・水平尾翼部は別ブロック化されています。
●カウリング部は胴体と一体成型されており、カウリング前面のリングは別パーツ化して再現しています。
・ 「ハ25発動機」はカウル前部の開口部から見える範囲が再現されています。
・ 排気管は別パーツ化され、先端部は開口されています。
・ 機銃の銃身、アンテナ支柱は別パーツ化されています。
●主翼は上下分割のパーツ構成となっています。
・ ピトー管は別パーツ化して再現されています。
・ 着陸灯部分は切り抜かれ、前面のカバー部はクリアパーツで再現しています。
●水平尾翼は一体成型されたパーツで再現。
●プロペラは、一体成型となっています。
・ プロペラブレードはピッチの入った状態です。
●脚部は、脚柱、脚カバー、タイヤとに分割されており、「駐機状態」を再現しています。
・ 尾輪部は胴体パーツと一体成型して再現しています。
●キャノピーは一体成型されたクリアパーツで再現、キャノピーフレーム部分は凸モールドで再現されています。
・ 照準器は別パーツ化して再現しています。
●コクピットは独立したブロック構成で、コクピットブロックを胴体パーツで挟み込む形となっています。
・ コクピット内は床面、シート、計器パネル、操縦桿が再現されています。
・ 計器パネルには各メーター枠が繊細な凸モールドで再現され、メーターを再現したデカールが付属しています。
●「1式戦闘機 隼1型」の機外兵装として
・ 増槽 ×2
が付属、装備の有無が選択できます。
【 一式戦闘機 隼1型 第59戦隊 (フジミ 1/72 Cシリーズ C-2) 塗装とマーキング 】
●「1式戦闘機 隼1型」のマーキングとして、
・ 飛行第59戦隊 (漢口飛行場 / 1941年夏)
の1種の塗装例が説明書内に記されています。
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、胴体に描かれた赤い稲妻マーク、胴体後部の白い帯、プロペラの表示線などを再現したデカールが付属しています 。
【 一式戦闘機 隼1型 第59戦隊 (フジミ 1/72 Cシリーズ C-2) パッケージ内容 】
・ 1式戦闘機 隼1型 ×1
・ デカールシート ×1枚
・ 組立説明書 ×1
●2014年 価格改定