WW2 ドイツ 国防軍 戦車指揮官 (2体セット)
「WW2 ドイツ 国防軍 戦車指揮官 (2体セット) (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35177 )」です
●「WW2 ドイツ 国防軍 戦車指揮官 (2体セット)」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ国防軍の戦車兵2体を1/35スケールで再現したレジン製組立キット
●アルパイン社製「WW2 ドイツ 国防軍 戦車指揮官 #1」と「WW2 ドイツ 国防軍 戦車指揮官 #2」を1パッケージにセットした内容となっています
・ 車長キューポラに収まる戦車長と、装填手ハッチや砲塔の傍らに寄り掛かる戦車兵とが再現されています
【 「国防軍の戦車兵」について 】
●1944年以降における武装親衛隊の拡充と活躍により若干目立たない存在となってしまいますが、ドイツ軍の戦車戦力の主力は常に国防軍の戦車部隊でした
●戦前での取り決めに基づき、国防軍は、戦時において武装親衛隊はその指揮下となるように規定され、大戦後期においてその戦力が大幅に増強された武装親衛隊の戦車師団も、基本的には国防軍の軍、軍団に所属していました
●国防軍の戦車兵の黒色の戦車服(パンツァージャケット)の襟には、下顎の無い髑髏の徽章が縫い付けられています
●この髑髏の徽章は、キリスト教の伝承を起源とし、 最初の人類である「アダム」の頭蓋骨にキリストの血を注ぐと「アダム」が復活したことから、不死と永遠の象徴としてプロイセン時代にフリードリヒ2世が騎兵の徽章として採用したものとなります
●髑髏の徽章は中世からヨーロッパを中心に広く使われ、ドイツ国防軍だけではなく親衛隊(武装親衛隊を含む)もこの徽章を採用、ただし国防軍と同じ徽章を用いることから、混乱を避けるために親衛隊の徽章は髑髏に下顎があるのが特徴でした
●この「髑髏」の徽章を付けた黒い色の戦車服は、野戦においてカムフラージュ効果はほとんど得られないという重大な欠点を抱えており、当の戦車兵自身もそれを十分に理解していましたが、エリート兵の証として愛用され、ドイツ国防軍の戦車部隊のトレードマーク的な服装にもなったのでした
【 「WW2 ドイツ軍 国防軍戦車指揮官 (2体セット)」のキット内容について 】
●この戦車服を着用したドイツ国防軍の戦車兵2体を再現したレジン製組立キットです
●1体は車長キューポラから上半身を出し、片手で双眼鏡を持ち、もう一方の手をキューポラのヘリに置いて身体を保持しているポーズ、もう1体は戦車やキューポラ、ハッチなどに寄り掛かりながら両手を組んだポーズが再現されています
●アルパイン社製
・ 「WW2 ドイツ 国防軍 戦車指揮官 #1」
・ 「WW2 ドイツ 国防軍 戦車指揮官 #2」
を、1パッケージにセットした内容で、フィギュア2体セットとなっています
●各フィギュアの詳しい内容については、それぞれの個別ページをご参照下さい
【 「WW2 ドイツ軍 国防軍戦車指揮官 (2体セット)」のパッケージ内容 】
・ ドイツ国防軍戦車兵フィギュア ×2体
・ ヘッドパーツ ×4 (フィギュアに使用するヘッド×2を含む)
・ 拳銃ホルスター ×2
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【 「WW2 ドイツ軍 国防軍戦車指揮官 (2体セット)」のワンポイント 】
●キットは、ミリタリーフィギュア造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●レジン成型の特徴により、パーツ数を極力抑えながらも細部再現に拘った内容となっており、その組み立てはインジェクションキットよりも容易、その分塗装に凝ることもできます
●AFVモデルに配置するだけで、戦車モデルとフィギュアモデルとが織り成す世界観を楽しむことができることでしょう
●パッケージには、襟の縁の部分に兵科色が縫われた状態が再現されていますが、この兵科色は1942年末頃に廃止されています
●ただし、それ以前に作られた服をそのまま着用していたり、個人でオーダーした服では付けられているものもあり、1942年末以降でも着用例が見られます(消耗により徐々に減って行きました)