中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗 2型 丙 飛行第246戦隊
「中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗 2型 丙 飛行第246戦隊 (プラモデル) (ハセガワ 1/48 飛行機 限定生産 No.07382 )」です
●「中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗 2型 丙」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●大阪の大正飛行場にて本土防空任務に就いた「飛行第246戦隊」に所属した「鍾馗 2型丙」を再現、「第246戦隊」独特のカラフルなカラーリングが施された機体と、フィリピンへと派遣された際のまだら迷彩塗装機を選択して再現することができます
●ハセガワ社製「中島 2式単座戦闘機 2型丙 鐘馗」のキットをベースに、「八九式射撃照準器」「100式射撃照準機」の2種パーツと、それに対応したキャノピー前部パーツをセット、「丙型前期」「丙型後期」を選択して組立てることができるデカール替えバリエーションキットとなっています
【 「飛行第246戦隊」と「二式戦 鍾馗」について 】
●「飛行第246戦隊」は1942年に編成された陸軍最後の飛行戦隊です
●編成当初は「97式戦」を装備していましたが、本拠地を大阪の大正飛行場へと移すと同時期に「二式戦 鍾馗」へと装備機を変更、1944年末にはフィリピン攻防戦へ投入されますが、この時期以外は阪神地区の防空任務を担当していました
●「飛行第246戦隊」の「鍾馗」は赤を随所に配置したカラフルなマーキングが特徴で、無塗装ジュラルミンの機体をベースにカウルフラップ、胴体帯、垂直尾翼前縁、主脚覆いには赤が塗られ、垂直尾翼には赤円に黒のツバメのシルエットを描いた(通称「梅干し」)戦隊マークが配置されていました(「フィリピン攻防戦」時には暗緑色のまだら迷彩がほどこされていたようです)
●また「飛行第246」戦隊の「鍾馗」の主脚覆いの製造番号は、他隊ではあまり見られない3桁での表示となっており、また防空任務を主体としながら落下増槽を装備した姿も確認されています
【 「中島 キ44 二式単座戦闘機 鍾馗 2型 丙 飛行第246戦隊」のキット内容について 】
●この「飛行第246戦隊」に所属、阪神地区の防空任務に就いた「鍾馗 2型 丙」を再現した組立キット
●ハセガワ社製「中島 2式単座戦闘機 2型丙 鐘馗」のキットをベースに、「八九式射撃照準器」「100式射撃照準機」の2種パーツと、それに対応したキャノピー前部パーツをセット、「丙型前期」「丙型後期」を選択して組立てることができるデカール替えバリエーションキットとなっています
「機体胴体部」
●「鐘馗」の機体胴体部は左右分割のパーツで構成、主翼部、水平尾翼部は別ブロック化されています
・ 機体パーツには、パネルラインなどがハセガワらしい繊細な凹モールドで再現されています
「機種・エンジン・プロペラ」
●エンジンカウルは一体成型、スライド金型により繊細な曲面とパネルライン、機銃開口部や過給機空気取入口などのディティールを再現しています
・ 「ハ-109 エンジン」はポリキャップを含む計5パーツで構成、シリンダーブロックは前後2列に分割され、放熱フィンなども繊細な彫刻で再現されています
・ カウル下部の潤滑油冷却器と集合排気管は別パーツで再現
・ プロペラ部はスピナー・ブレードを分割したパーツで再現、リアルさを追求しつつ、ガイドにはめ込むことでかっちりとプロペラピッチを固定することができます
●コクピット前のエンジンパネルは「丙型」用(大型化された機銃ガス抜き用口)を再現したパーツがセットされています
「主翼・尾翼」
●主翼は上下分割のパーツで構成、水平尾翼は一体成型のパーツとなっています
・ 補助翼の波板部分の凹凸状態を、パーツ上に施した彫刻で質感を再現
・ 主翼に装備された「ホ103 12.7ミリ機関砲」は、銃身部が別パーツ化して再現、ピトー管も別パーツとなっています
・ 左翼の着陸灯カバーはクリアパーツで再現されています
・ 主翼に装備された「蝶番フラップ」は主翼裏面上に彫刻した形で再現しています
●主脚部は脚柱、タイヤ、脚カバー、トルクアームをそれぞれ独立したパーツで再現
・ 尾輪は、機体胴体とは別の一体成型のパーツとなっています
「コクピット」
●キャノピーは2ピースのクリアパーツで再現
・ キャノピーには窓枠のラインが彫刻にて再現されています
・ 前キャノピーパーツは、望遠鏡型「八九式射撃照準器」に対応した穴あきパーツと「100式射撃照準器」に対応したパーツの2種をセット
●コクピットは独立したブロックで構成し、コクピットブロックを機体胴体パーツで挟み込む形で組み立てます
・ コクピット内はシート、計器盤、ホ103 12.7ミリ機関砲床部、操縦桿、フットペダル、隔壁類が再現されています
・ 「八九式射撃照準器」「100式射撃照準機」ともにクリアパーツで再現しています
・ 計器盤パーツにはメーター類が精密な彫刻で再現されています
・ 計器盤のメーター類を再現したデカールも付属していますので、塗装・デカールいずれかを選択することが可能です
●「2式単座戦闘機 鐘馗 2型」の機外装備として
・ 落下増槽 ×2
が付属しています
・ 落下増槽は後端部パーツが2種類付属し、お好みに応じて作り分けることが出来ます
「二式単座戦闘機 鍾馗 2型丙」の機体マーキング
●付属のデカールで
・ 飛行第246戦隊 第3中隊 所属機 「321」 (大正飛行場:1944年)
・ 飛行第246戦隊 第3中隊 所属機 「338」 (フィリピン:1944年末)
のうち、いずれか1機種を選択して再現することが可能です
●梅干と称された部隊マーク、ツヤ消し黒の防眩塗装、日の丸(白縁あり・なし)、胴体の赤帯、少し狭目に設定された胴体の白帯、識別帯、3桁数字が描かれた脚カバーなどを再現したデカールが付属
●パーツ数:83
●全長:185.5mm × 全幅:197mm
●限定品