WW2 米軍戦車兵 #1 (冬季ジャケット、M1カービン)
「WW2 米軍戦車兵 #1 (冬季ジャケット、M1カービン) (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35190 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の戦車兵を1/35スケールで再現したレジン製組立キット
●「タンカーズジャケット」などの防寒服を着用し、「M1 カービン」を肩から掛けて車外に立っているアメリカ軍戦車兵の姿を再現しています
【 「アメリカ軍兵士の冬季服」について 】
●兵士の被服類を揃えることは多く兵員を抱える軍隊にとってコストの掛かる事であり、特に冬季における服装は単価が高いためにその負担は大きなものでした
●このため、1939年のフィンランド戦におけるソ連軍や、1941年における東部戦線のドイツ軍など、冬季服を満足に供給することが出来なかったために、兵士の被害を増大させてしまう例も少なくありません
●アメリカ軍では「ノルマンディ戦」の終結によりドイツ軍の西部戦線が崩壊したことにより1944年のクリスマスまでに戦争が終わるという楽観的な見方が主流となり、冬季戦の準備が大幅に遅れてしまいました
●このため、夏季の服装となる「M41野戦服」に通常の短靴、そしてその上からオーバーコートを着用するという、防寒用としては不十分な服装の兵士が多く、これはアルデンヌ戦で多くの兵士が凍傷を負ってしまう原因となりました
●ただし、そのような状況も、アメリカにおける膨大な工業力から防寒服の大量生産が行われて改善、1945年1月後半頃からは防寒服や防寒靴などを装備を付けた兵士が増え、冬季戦を戦ったのでした
【 「WW2 米軍戦車兵 #1 (冬季ジャケット、M1カービン)」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の戦車兵を再現したキットで、若干緊張感ある表情で佇んでいるシーンを再現しています
・ 片肩に「M1 カービン」を掛け、戦線付近であることから表情は硬いながらも、少しリラックスして立っているポーズとなっています
●服装は、「タンカーズジャケット」を着用、戦車兵用のズボンと防寒靴を履き、防寒用の手袋を装着している姿となっています
・ 弾帯やマガジンポーチ、拳銃などの装備は付けておらず、「M1 カービン」のみを装備している軽装の姿です
・ 「M1 カービン」には銃床部分にマガジンポーチを装着しています
・ この服装は1944年末から1945年初めにおける冬季におけるアメリカ軍の戦車兵の姿となります
●服の皺はスケールに沿った凹凸モールドで再現、着膨れした冬季服の質感、ポケットや服の縫い目などのディテールもレジンという特性を活かして繊細かつシャープな彫刻で再現しています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕に分割したオーソドックスなパーツ構成
・ 胴体部分には、「M1 カービン」のスリングベルトをモールドで再現しています
●頭部は、「戦車帽」を被った状態と、「M1 スチールヘルメット」を被った状態の2タイプが付属、選択して使用することができます
・ 2タイプのフェイスの造りはほぼ同じものとなっています
・ 「戦車帽」にはゴーグルを装着しています
・ 「M1 スチールヘルメット」の内側には、防寒用のウールキャップを被っています
【 付属している装備品類 】
・ M1 カービン ×1
【 「WW2 米軍戦車兵 #1 (冬季ジャケット、M1カービン)」のパッケージ内容 】
・ アメリカ軍戦車兵フィギュア ×1
・ ヘッドパーツ ×2 (フィギュアに使用するヘッド×1を含む)
・ フィギュアの装備品 一式
●2015年 完全新造形
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【 「WW2 米軍戦車兵 #1 (冬季ジャケット、M1カービン)」のワンポイント 】
●キットは、ミリタリーフィギュア造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●レジン成型の特徴により、パーツ数を極力抑えながらも細部再現に拘った内容となっており、その組み立てはインジェクションキットよりも容易、その分塗装に凝ることもできます
●フィギュア単品としてビネットとして飾るのもヨシ、AFVモデルの脇に配置して車両とフィギュアとが織り成す世界観を楽しむのもヨシと、フィギュアとしての様々な演出を楽しむことができます
●また、良質なフィギュアは車両をより良く見せる効果を持っており、車両の演出にも大きく役立つことでしょう