ガリレオ出版 ドイツ 3号戦車 開発と構造 グランドパワー別冊 L-2015/08/26 別冊

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ドイツ 3号戦車 開発と構造

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「ドイツ 3号戦車 開発と構造 (別冊) (ガリレオ出版 グランドパワー別冊  No.L-2015/08/26 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の「3号戦車」と、「3号突撃砲」を除く派生型を解説した資料集です

●この別冊は、グランドパワー2010年1月号、同2010年3月号、同2011年7月号、同2012年2月号、同2003年5月号と別冊「第2次大戦AFVファイル Vol.2」のドイツ3号戦車の記事を再編集したものです

【 「ドイツ 3号戦車 開発と構造」について 】


●「3号戦車」は、1935年のドイツの再軍備化により本格的な開発が始まった中戦車で、戦車部隊の主力としての役割を担うことを予定していました

●ベルサイユ条約下、ソ連国内などで秘密裏に開発を進められた「1号戦車」「2号戦車」「4号戦車」は、従来の戦車技術の延長線上に位置した車輌であるがゆえ、その開発は順調に進んだのに対し、主力戦車という重要な役割を予定していた「3号戦車」は新技術を取り入れることに腐心したため開発は難行してしまいます
●特に、足周りの核心となるサスペンションは試行錯誤を繰り返し、「3号戦車E型」に至りようやく「トーションバーサスペンション」形式として結実、この「3号戦車E型」の誕生で「3号戦車」シリーズの雛形が完成しました
●しかし、足回りの完成後も「主砲の選択」や主砲自体の開発の遅れのため「3号戦車」の進展は思うように進まず、「3号戦車J型」の後期生産型から当初予定していた「3号戦車」本来の性能へと到達します

●「3号戦車」は、開発の遅れから第2次世界大戦の開戦時には部隊配備数は少なかったのですが、「独ソ戦」の開戦時頃からは名実共に戦車部隊の主力となり、改良を重ねることによって車輌のポテンシャル一杯まで性能を向上、大戦中期にその座を「4号戦車」に譲るまでドイツ戦車部隊の中核車両となったのです

●本書「ドイツ 3号戦車 開発と構造」では、この「3号戦車」の開発の経緯と、構造、型式による相違点、そして各種派生車両などを詳しく解説します

●型式に関しては、資料に恵まれず不明点が多い初期生産型式となる「3号戦車A型」~「3号戦車D型」をはじめ、各型式による発展、そして最終型となる「3号戦車N型」までを写真を交えて詳細に解説

●構造では、装甲、変速機、エンジン、走行装置、砲塔などの各セクションごとに項目を設け、それぞれを詳しく解剖します

●解説本ではあまり紹介することの少ない砲弾についても、当時のマニュアルのイラストや実弾写真を交えて解説

●派生車両も、代表的な「3号指揮戦車」シリーズの各型から地雷処理車というようなマニアックなものまで網羅しています(「3号突撃砲」は含んでいません)

●「3号戦車」が辿った道程と、各型式、そして派生型という「3号戦車」シリーズの全貌を紐解く一冊となっています


【 「ドイツ 3号戦車 開発と構造」の内容目次 】


●ドイツ「3号戦車」各型の開発と構造
●「3号戦車」の武装
●「3号指揮戦車」
●「3号潜水戦車」 / その他の派生型
●「15cm 33B型 3号突撃歩兵砲」

【 「ドイツ 3号戦車 開発と構造」の内容について 】


■ドイツ「3号戦車」各型の開発と構造 (40ページ)
●「3号戦車」の開発の経緯とその構造、そして各型式の違いなどを解説します
●「3号戦車」の開発当時の戦車開発の状況、試作車となる「ZW」の開発、「A型」から「H型」「J型」「L型」から「N型」の各型式を紹介
●各型式の特徴と車体細部の構造とともに生産状況を詳しく解説します

■「3号戦車」の武装 (16ページ)
●「3号戦車」が搭載していた、「37mm砲」「50mm砲」「75mm砲」という主砲とともに、各砲に使用していた砲弾を写真とマニュアルイラストを交えて解説します
●各主砲の細部構造やメカニズム等を詳しく収録、各砲に用意された特殊砲弾のタングステン弾、対戦車榴弾なども解説
●砲弾の断面図も多数掲載しています

■「3号指揮戦車」 (12ページ)
●装甲指揮車輌「D1型」「E型」「H型」「J型」「K型」を収録、各型の特徴と構造を、車台、上部構造、砲塔等に区分して解説します
●指揮戦車の編成と部隊への配備状況も収録

■「3号潜水戦車」 / その他の派生型 (16ページ)
●イギリス侵攻作戦用に開発した「3号潜水戦車」を、試作車の開発段階から解説します
●「3号潜水戦車」の試験中の状況も写真とともに掲載
●その他の派生型は、「B.4遠隔操縦型」「火炎放射型」「観測型」「鉄路警戒戦闘車輌SKI」「架橋器材運搬車」「弾薬運搬車」「戦車回収車」「地雷処理車」を収録しています

■「15cm 33B型 3号突撃歩兵砲」 (10ページ)
●市街戦などにおいて大火力により敵陣地を制圧する車両として登場した「15cm 33B型 3号突撃歩兵砲」の開発の経緯、生産状況と生産数、車体各部の構造を搭載していた「150mm sIG33歩兵砲」とともに解説します
●基本車体の相違による車体の変化もイラストを交えて紹介


【 「ドイツ 3号戦車 開発と構造」の奥付 】


●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全96ページ / モノクロ写真161点収録
●発行日 : 2015年7月1日
●ISBNコード : 4910135020759



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