ポーランド ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36
「ポーランド ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36 （プラモデル） (FTF 1/72 AFV No.PL1939-025 )」です
●第2次世界大戦時におけるポーランド軍の対戦車砲「ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」を2門、砲を操作する対戦車砲兵のフィギュアを砲に合わせて各3体（合計6体）をセットした内容となっています
【 「ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」について 】
●スウェーデンの「ボフォース」社は19世紀末頃から本格的な兵器開発を始め、現在でも世界有数の兵器メーカーとなっています
●「ボフォース」社では1920年代初めから対戦車砲の開発を開始、この対戦車砲の開発では様々な口径のタイプが登場し、世界各国の軍隊は導入を進めます
●このような対戦車砲開発の素地が形成された後、1931年にスウェーデン軍の発注に従い開発が始まったのが「37mm対戦車砲 m/34」です
●この「37mm対戦車砲 m/34」は小口径砲ながら多孔式マズルブレーキを採用したのが最大の特徴で、砲の反動を低減することで砲架の構造を単純化させることができ、その総重量は400kgとこのクラスの対戦車砲としては軽くなりました
●砲自体の威力も、1000mの距離で30度に傾斜した20mm厚の装甲板を貫く能力を持ち、対戦車砲としての能力は高いものでした
●そして、もう一つの特徴が防盾を変わった形にしたことで、曲面を基調するスタイルは視覚的に周囲の地形や植物に溶け込みやすいという長所を持っていました
●ポーランド軍はこの「37mm対戦車砲 m/34」の導入を決定、ライセンス生産権も獲得し、「37mm対戦車砲 WZ.36」として制式化します
●「37mm対戦車砲 WZ.36」はポーランド軍の主力対戦車兵器として各部隊に広く配備、1939年におけるドイツ軍の侵攻の際には装甲が薄いドイツ戦車を次々と撃破し、その優秀さを発揮しました
●ポーランド戦自体は空軍を交えた諸兵連合と機動力を活かした戦いによりドイツ軍の勝利に終わりましたが、この「37mm対戦車砲 WZ.36」の活躍はドイツ軍に一矢を報いる結果となったのです
【 「ポーランド ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」のキット内容について 】
●このポーランド軍の対戦車砲「ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●一体成型を多用してパーツ数を抑えながら、かっちりとシャープなモールドでディテールで再現、「ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」をミニスケールに沿って再現した内容となっています
●FTF社は東欧系メーカーですが、従来の東欧系メーカーのイメージを払拭するような、繊細でかっちりとした彫刻と、センスある造形力でもって「ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」を再現、コレクション性を重視して極力パーツ数を抑えた内容ながらも、実物のポイントをしっかりと押さえ、メカニカルな構造とそのディテールを再現しています
・ 総パーツ数は15点ですので、15分程度で組み立てることが可能、週末モデリングやちょっと時間が空いた際の模型製作、そしてコレクションに適したキットです
●また、対戦車砲には欠かせない対戦車砲兵を再現した3体（1門あたり）のフィギュアをセット、本キットだけで「ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」を中心とした対戦車チームを作製することができます
・ 合計で「ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」を2門と、フィギュアを6体セットしています
【 ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36 】
●「ボフォース 37mm対戦車砲WZ.36」は、「砲身」「防盾」「砲架」「砲脚」の4ブロックで構成しています
・ 砲身は揺架も含めて一体成型のパーツで再現、砲尾は別パーツとなっています
・ 砲架は左右に分割したパーツで構成、防盾を支える支柱も一体成型化しています
・ 防盾は一体成型のパーツで再現、表側と裏側のリベット、パネルラインなどのディテールをモールドで再現しています
・ 砲脚は、車軸部、左右の砲脚、左右のステップの5パーツで再現
・ タイヤはそれぞれ一体成型のパーツで再現しています
【 フィギュア 】
●対戦車砲兵を再現した6体のフィギュアをセットしています
・ フィギュアの内訳は、指揮官1体、照準手1体、砲手1体です （各2体計6体）
・ 服装は、「野戦服」を着用、レギンスを履き、ヘルメットを被った姿です
・ 服の皺の表現はスケールに沿った凹凸モールドで再現、ポケットやマガジンポーチ、装備品類などの細部はシャープな彫刻で再現しています
・ 各フィギュアは一体成型のパーツで再現、背負った小銃も一体成型化しています（指揮官のフィギュアは小型のベースが付いた状態で成型しています）
●セットしているフィギュアのポーズは6体、3種類 （同じフィギュアを2体ずつセットしています）
・ 指揮官のフィギュアは、片膝を付いた姿勢で双眼鏡を覗いているポーズ （×2）
・ 照準手のフィギュアは、片膝を付いた姿勢で操作ハンドルを握っているポーズ （×2）
・ 砲手のフィギュアは、片膝を付いた姿勢で砲弾を込めようとしているポーズ （×2）
となっています
●「ボフォース 37mm対戦車砲WZ.36」の開発の経緯や戦闘状況などを解説したカラー小冊子（ポーランド語表記）が付属しています
【 「ポーランド ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36」のパッケージ内容 】
・ ボフォース 37mm対戦車砲 WZ.36 ×2
・ フィギュア ×6
・ カラー小冊子 ×1 （11ページ）
●2015年 完全新金型
