ドイツ P-245-010 ジャガランディ
「ドイツ P-245-010 ジャガランディ (プラモデル) (ペガサスホビー 1/72 ミリタリーミュージアム No.7606 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の計画戦車「ポルシェ タイプ245/1」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「ポルシェ タイプ245/1」を2両分セットしています
●「ポルシェ」社独自の開発により研究が進められていた計画戦車「ポルシェ タイプ245/1」を再現、傾斜装甲を用いた車体に円錐状の砲塔を搭載した、いかにも突飛な発想に基づいた計画戦車らしいフォルムを再現した内容となっています
【 「ポルシェ タイプ245/1」について 】
●ドイツの車両メーカー「ポルシェ」社は、重戦車を中心としてドイツ軍の戦車開発に大きく関わっていました
●この「ポルシェ」社では、1943年3月頃から自社開発により「5号特殊車両」という戦車の研究を進めています
●「5号特殊車両」として最初に計画されたのが「ポルシェ タイプ245」で、重量は18tという軽量級の戦車でした
●この「ポルシェ タイプ245」は、軽駆逐戦車「ヘッツァー」のような傾斜装甲で覆われた車体を持ち、車台は同一ながら武装が異なる「ポルシェ タイプ245/1」「ポルシェ タイプ245/2」「ポルシェ タイプ245/3」という3種の車両を計画していました
・ 「ポルシェ タイプ245/2」は偵察型、「ポルシェ タイプ245/3」は駆逐戦車型となります
●「ポルシェ タイプ245/1」は、車体上部に円錐形の砲塔を搭載、この砲塔にはベルト給弾式の「55mm機関砲 MK112」と同軸機銃を装備し、砲塔の砲身部分は大きく上側に切り欠いており、対空射撃も可能なのが特徴でした
●最大装甲は「60mm」厚で、傾斜した装甲面であったため強固な防御力を備え、316馬力のエンジンを搭載して機動力にも優れていました
●自動給弾が可能な主砲により、「ポルシェ タイプ245/1」は乗員2名という最小限の兵士で運用することが可能で、生産性も考慮したこの車両は戦局の悪化したドイツ軍にとっては魅力的な戦車に見えたことでしょう
●この「ポルシェ タイプ245/1」などの「5号特殊車両」は極めて革新性に富んだ戦車でしたが、大戦後期においてドイツ軍及びメーカーにはこのような未知数の戦車を試作する余裕はなく、机上のプランのみに止まり、計画段階以上に進むことはなかったのです
【 「ドイツ P-245-010 ジャガランディ」のキット内容について 】
●このドイツ軍の計画戦車「ポルシェ タイプ245/1」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●足周りを中心として一体成型化したパーツを多用、1両あたりの総パーツ数は16点に抑えており、気軽に「ポルシェ タイプ245/1」の作製を楽しめる内容となっています
●「ポルシェ タイプ245/1」を2両分セットしています
●「ポルシェ タイプ245/1」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています
【 砲 塔 】
●「ポルシェ タイプ245/1」の円錐状の砲塔形状を再現、表面には鋳造肌を強めのモールドで再現しています
●砲塔は上下に分割したパーツで再現
・ 砲塔上部にはペリスコープなどをモールドで再現しています
・ 搭載する「55mm機関砲 MK112」を別パーツ化、砲塔内部から差し込んで取り付けます
【 車体上部 】
●傾斜装甲で覆った「ポルシェ タイプ245/1」の車体上部レイアウトを再現、全体には鋳造肌を強めのモールドで再現しています
●車体上部は「スカート」を含めて一体成型のパーツで再現
・ 「エンジングリル」「視察ハッチ」「フック」などをモールドで再現しています
【 車体下部 】
●車体下部はバスタブ状に一体成型となったパーツで再現、これに左右の足周りを取り付けて完成させます
・ 足周りは、「起動輪」「転輪」「誘導輪」「履帯」を一体成型化したパーツで再現、外側の「転輪」は1枚ずつ別パーツ化しています
●総パーツ数 : 32点 (1両あたり16点)
【 「ドイツ P-245-010 ジャガランディ」のパッケージ内容 】
・ ポルシェ タイプ245/1 ×2
・ 組立て説明書 ×1
●2015年 完全新金型