WW2 アメリカ軍 歩兵 防寒着セット (2体セット)
「WW2 アメリカ軍 歩兵 防寒着セット (2体セット) (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35204 )」です
●第2次世界大戦時、冬季装備を着用したアメリカ軍の歩兵部隊の兵士2体を1/35スケールで再現したレジン製組立キット
●アルパイン社製「WW2 アメリカ軍 歩兵 (防寒ジャケット)」「WW2 アメリカ軍 歩兵 (マッキーノコート)」を1パッケージにセットした内容となっています
・ 2体共に、前線付近において、銃器を手にしながらやや緊張感ある表情で立っているポーズを再現しています
【 「アメリカ軍の冬季服」について 】
●第1次世界大戦後のアメリカは、海軍力に関しては本格的な増強を推し進めましたが、陸軍に関しては周辺に強力な軍隊を持つ国がなかったため、陸軍の整備強化には消極的でした
●1930年代、世界は再び戦争への途を進みはじめ、世界的には軍拡ムードとなりますが、アメリカでは逆に孤立主義が強まり、陸軍の装備は第1次世界大戦時の延長上に過ぎないレベルに止まります
●しかし、陸軍としては戦時に備えるのが当然のことで、その装備の研究は活発に行われ、第1次世界大戦時の延長上である従来の装備を改め、冬季戦に関しても、使用する冬季服の制定を着実に行っていました
●第2次世界大戦が開戦すると、アメリカでは将来の参戦を睨んで急速な軍備の拡張が行われ、陸軍の装備の更新が進みます
●これは、1941年に参戦をすると、そのペースにさらに拍車が掛かりますが、急激に膨れ上がった兵士達に対し、世界一を誇るアメリカの工業力を持ってしても、服装などの装備の供給が追いつかない状態となってしまいます
●特に、製造コストが大きい冬季服の供給は遅れ気味となり、前線の兵士に対して充分な量を確保できませんでした
●このため、アメリカ陸軍の将兵は夏季の服装は統一していたものの、冬季服に関してはバラバラな状態で、「オーバーコート」「マッキノウコート」「タンカーズジャケット」など様々な服装となっていました
●ただし、このような軽度の冬季服は、ヨーロッパでの厳しい冬での運用までは考えられておらず、1944年のアルデンヌ戦では凍傷者が続出、冬季戦に向けての不備があらわになったのです
【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 防寒着セット (2体セット)」のキット内容について 】
●この冬季装備を施したアメリカ軍の兵士2体を再現したレジン製組立キットです
●1体は「M1 ガーランドライフル」を腰に当てているポーズ、もう1体は「M1 カービン」を抱えるように持っているポーズとなっています
・ 2体共に若干緊張感を持った表情で立っているポーズとなっています
●アルパイン社製
・ 「WW2 アメリカ軍 歩兵 (防寒ジャケット)」
・ 「WW2 アメリカ軍 歩兵 (マッキーノコート)」
を、1パッケージにセットした内容で、フィギュア2体セットとなっています
●各フィギュアの詳しい内容については、それぞれの個別ページをご参照下さい
【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 防寒着セット (2体セット)」のパッケージ内容 】
・ アメリカ軍歩兵 ×2
・ ヘッドパーツ ×4 (フィギュアに使用するヘッド×2を含む)
・ フィギュアの装備品 一式
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【 「WW2 アメリカ軍 歩兵 防寒着セット (2体セット)」のワンポイント 】
●キットは、ミリタリーフィギュア造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●レジン成型の特徴により、パーツ数を極力抑えながらも細部再現に拘った内容となっており、その組み立てはインジェクションキットよりも容易、その分塗装に凝ることもできます
●フィギュア単品としてビネットとして飾るのもヨシ、AFVモデルの脇に配置して車両とフィギュアとが織り成す世界観を楽しむのもヨシと、フィギュアとしての様々な演出を楽しむことができます
●また、良質なフィギュアは車両をより良く見せる効果を持っており、車両の演出にも大きく役立つことでしょう