ドラゴン M103A1 重戦車 1/72 アーマー シリーズ 7519 プラモデル

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M103A1 重戦車

販売価格

3,300円 2,970円(税込)

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「M103A1 重戦車 (プラモデル) (ドラゴン 1/72 アーマー シリーズ  No.7519 )」です


●冷戦時代初期におけるアメリカ軍の重戦車「M103A1」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット

●ソ連軍の「JS-3」や「T-10」などに対抗する重戦車として開発、生産された重戦車「M103A1」を再現、避弾経始を考慮した車体に、長大な主砲と後方に大きく伸びた大型の砲塔を装備した、迫力あるフォルムを再現した内容となっています

【 「重戦車 M103A1」について 】


●第2次世界大戦末期、ソ連軍はドイツ軍の重戦闘車両に対抗するために、重戦車「JS-3」を開発します

●この「JS-3」は結局大戦には間に合いませんでしたが、終戦直後に行われた連合軍の戦勝パレードにおいて大挙して参加、この「JS-3」が連なって行進する姿は西側連合軍の首脳陣に大きな衝撃を与えました

●「JS-3」は極端にまで避弾経始を重視したデザインに分厚い装甲を持ち、主砲には長大な「122mm砲」を搭載、この「JS-3」と比べると西側連合軍の戦車は極めて貧弱に見え、当時ソ連との関係が急速に悪化していた西側連合軍にとってこのことは忌々しき事態となります

●これを受けて、アメリカとイギリスでは新たな重戦車の開発が始まり、1950年代中頃に登場したのが重戦車「M103」と重戦車「コンカラー」です

●この「M103」は、避弾経始を重視したフォルムに最大180mm厚という装甲を持ち、主砲には「60口径 120mm戦車砲 M58」を搭載していました
●この「60口径 120mm戦車砲 M58」は分離装薬式のために装填手が2名となり、この乗員の増加と砲弾自体の大きさから「M103」の砲塔は従来のアメリカ戦車よりもかなり大きなものとなっています
●そして、1957年には「M103」をベースとしてステレオ式照準器や弾道計算機などを搭載した改良型「M103A1」が登場、アメリカ海兵隊と陸軍に配備されました

●しかし、戦後ソ連軍が重戦車を持て余したように、重装甲ながらも機動性能を重視した中戦車「M48」などと比べると「M103A1」は運用が難しく、さらに「60口径 120mm戦車砲 M58」とほぼ同等の装甲貫通能力を持つ「105mm戦車砲 M68」を搭載した「M60」が開発されると、「M103A1」の存在意義は一気に薄れてしまいます
●このため「M103A1」は1960年代の後期から退役が始まり、1970年代初めには全車が退役しています

●「M103A1」は、第2次世界大戦に登場したモンスター戦車の血を引く重戦車であり、重装甲と強力な火力を武器としていましたが、その登場時は機動力をも求める時代となっており、「M103A1」は短命に終わりました
●ただし、アメリカでは第2次世界大戦後期に開発された「M26」以来の本格的な重戦車であり、その重厚な姿は「M103A1」の名称となる「ファイティングモンスター」そのもので、短命ながらもアメリカ戦車史に残る特異な存在となったのです

M103A1 重戦車の商品画像

【 「M103A1 重戦車」のキット内容について 】


●このアメリカ軍の重戦車「M103A1」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●一体成型化とモールドを主体としたディテール再現によってパーツ数を極力抑え、コレクション性に重きを置いた内容となっています
 ・ 全体の総パーツ数は40点に抑えており、気軽に「M103A1」の姿を楽しむことができます

M103A1 重戦車の商品画像

●「M103A1」は、「砲塔」「車体」「左右の足周り」の4ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●後部が張り出した状態の「M103A1」の砲塔形状を再現、表面の鋳造肌は梨地状となったモールドで再現しています

●「60口径 120mm戦車砲 M58」の砲身は一体成型のパーツで再現、スライド金型を使用して砲口を開口しています
 ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現、「防塵カバー」が付いていない状態を再現しています
 ・ 「防盾」は完成後も上下に可動させることができます

●砲塔は上下に分割したパーツで構成
 ・ 「車長キューポラ」や「車長ハッチ」「上部ハッチ」「レンジファインダー」「ベンチレーター」などはパーツ上のモールドで再現
 ・ 「吊り下げフック」と側面の「手摺り」は別パーツ化
 ・ 「砲塔バスケット」は左右に分割したパーツ構成
 ・ 「車長キューポラ」に装備する「M2重機関銃」は、機銃本体、弾薬箱、機銃架の3パーツで構成

M103A1 重戦車の商品画像

【 車 体 】
●舟型の形状をを有する「M103A1」の車体レイアウトを再現、エンジングリルのスリットやフックなどのディテールを強弱を付けたモールドで再現しています

●車体は上下に分割したパーツ構成
 ・ 「操縦手ハッチ」「ペリスコープ」はパーツ上のモールドで再現しています
 ・ 「前照灯」は、「ライトガード」を含めて前後に分割したパーツで構成
 ・ 「サスペンションアーム」は「ショックアブソーバー」を含め一体成型のパーツで再現(左右それぞれ1パーツ)

●フェンダーは左右それぞれ一体成型のパーツで再現
 ・ 「雑具箱」「車載工具類」はパーツ上にモールドで再現しています

【 足周り 】
●足周りは、「転輪」「誘導輪」「履帯」を一体成型化して再現
 ・ 足周り全体を前後に分割することで「転輪」「誘導輪」の分割構造と「履帯」の滑り止めパターンを再現しています
 ・ 「起動輪」は前後方向に3分割したパーツで再現


【 「M103A1 重戦車」の塗装とマーキング 】
●「M103A1 重戦車」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第24歩兵師団 (ドイツ / 1959年)
 ・ 所属不明 (ドイツ / 1959年)
 ・ 所属不明 (ドイツ / 1959年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、部隊表示などを再現したデカールが付属しています


【 「M103A1 重戦車」のパッケージ内容 】


 ・ 重戦車 M103A1 ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2015年 完全新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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