ドイツ潜水艦 Uボート 7C/9C型 Uボート エース Part 2
「ドイツ潜水艦 Uボート 7C/9C型 Uボート エース Part 2 (プラモデル) (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.30040 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の潜水艦「Uボート 7C型」2隻と「Uボート 9C型」2隻を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ハセガワ社製「ドイツ潜水艦 Uボート 7型C/9型C」のキットパーツ2隻分と、7型C×2隻、9型C×2隻分のディテールアップ用のエッチングパーツ、Uボートエースが乗艦した艦橋部分に描かれたマーキングなどを再現したデカールをパッケージしたバリエーションキットとなります
【 「ドイツ潜水艦 Uボート 7C/9C型 Uボート エース Part 2」のキット内容について 】
●ドイツ海軍の潜水艦「Uボート 7C型」と「Uボート 9C型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ベースキットとなった、ハセガワ社製「ドイツ潜水艦 Uボート 7型C/9型C」はウォーターラインシリーズとしてコレクション性を重視し、パーツ数を抑えた構成となっており、これに専用のエッチングパーツを付加することで、小さな船体に密度感を増した解像度の高いディテールを施すことが可能な内容となっています
・ プラスチックパーツのみで各「Uボート」を完成することも可能ですが、エッチングパーツを使用することでよりディテール表現を重視した姿にすることができます
●「Uボート 7C型」2隻と「Uボート 9C型」2隻、そして船体が折れる形で沈む輸送船2隻をセットしています
●「Uボート」及び輸送船は、喫水線から上の部分を再現した洋上モデルです
●「Uボート 7C型」及び「Uボート 9C型」は、「船体」「艦橋」「主砲などの艤装類」をそれぞれブロック化して分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、艦橋、艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます
●船体は一体成型のパーツで再現
・ 船体には木甲板表現や主砲台座の他、「排水口」「錨」「ハッチ」などをモールドで再現
・ 舷側の「手摺り」を一体成型化して再現しています
・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属しています
「Uボート 7C型」及び「Uボート 9C型」の艦上の構造物は下記のパーツで構成しています
●艦橋
・ 艦橋部分は左右に分割したパーツで再現
・ 「Uボート 7C型」の艦橋には後部の手摺りを一体成型化しています
・ 潜望鏡は、前後の2本とベース部分を一体成型化して再現
・ 艦橋には「レーダー」「アンテナ」を一体成型化、艦橋上部の波除けと中央部のラインをモールドで再現しています
・ 艦橋に装備する機銃(Uボート 7C型は×1、Uボート 9C型は×2)を別パーツ化して再現
●主砲 「45口径 88mm単装砲」 ×1(Uボート 7C型)、もしくは「45口径 105mm単装砲」(Uボート 9C型)
・ 両タイプ共に同一パーツとなります
・ 主砲は砲架も含めて一体成型のパーツで再現
●その他の艤装を再現したパーツとして
・ 艦橋の旗竿
をセットしています
【 輸送船 】
●沈み行く輸送船が2隻分付属しています
・ 輸送船は、中央部分で折れ曲がり、船首と船尾を残しながら沈む姿を再現しています
●船体は、船首と船尾の2ブロックで分割しています
・ 船首は一体成型、船尾は左右に分割したパーツで再現、上甲板は別パーツ化しています
・ 上甲板には、滑り止め表現や木甲板表現をモールドで再現
・ 上部構造物は上甲板に一体成型化、「マスト」「吸気筒」は別パーツ化しています
【 付属している「Uボート 7C型/9C型」用のエッチングパーツ 】
●「Uボート 7C型」2隻分と「Uボート 9C型」2隻分の合計4隻分のエッチングパーツが付属しています
●エッチングパーツのディテールアップポイントは
・ 舷側の手摺り
・ 艦橋後部の手摺り
・ 艦首ワイヤーカッター
・ アンテナ
・ レーダー
・ 艦橋後部の単装機銃を連装機銃へと変更する場合の銃身、銃架
など、となっています
●舷側の手摺り、艦橋の手摺り、レーダーなどはパーツに一体成型化している各部分を切り離して使用します
【 「Uボート 7C型/9C型」の塗装とマーキング 】
●説明書には、「Uボート7C型」及び「Uボート9C型」の各1種類の塗装例と4種類のマーキング例が記載されています
<Uボート 7C型>
・ 「U-203」 : 艦長 ロルフ ミュツェルブルク 大尉 (撃沈19隻)
・ 「U-404」 : 艦長 オットー フォン ビュロウ 大尉 (撃沈15隻)
<Uボート 9C型>
・ 「U-505」 : 艦長 アクセル=オーラフ レーヴェ 大尉 (撃沈7隻)
・ 「U-515」 : 艦長 ヴェルナー ヘンケ 大尉 (撃沈22隻)
●説明書のマーキング例に基づく、艦橋マーク、ドイツ海軍旗などを再現したデカールが付属しています
【 「ドイツ潜水艦 Uボート 7C/9C型 Uボート エースPart2 (4機セット)」のパッケージ内容 】
・ Uボート 7C型 ×2
・ Uボート 9C型 ×2
・ 輸送船 (沈んで行く状態) ×2
・ エッチングシート (真鍮製) ×1枚
・ デカールシート ×1枚
●限定品
【 「ドイツ潜水艦 Uボート 7C/9C型」について 】
●第1次世界大戦、ドイツ海軍は強大な海軍力を持つイギリスに対抗するために「Uボート(潜水艦)」の研究と開発、そして戦力化に努め、大戦開戦時には戦力としては見込めなかった潜水艦を最も強力な戦力へと変貌させました
●しかし、第1次世界大戦の敗戦の結果、ドイツ海軍は「Uボート」の保有を禁じられ、やむなく第3国の民間造船会社を隠れ蓑としてその技術を継承、1935年のドイツの再軍備化に伴い、第1次世界大戦時の「Uボート」をコピーしたタイプとなる「Uボート1型」の建造を開始します
●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の「Uボート」は、基礎となったこの「Uボート 1型」に続き、小型で主に訓練用として使用された「Uボート 2型」、中型で水中機動性が高く、「Uボート」戦力の多くを占めた「Uボート 7型」、そして大型で航続距離の長い「Uボート 9型」が主力となりました
・ 他に、バッテリーでの水中推進能力を高めた「Uボート 21型」などが存在しています
・ 「Uボート 7C型」と「Uボート 9C型」は共に前のタイプである「A型」「B型」よりも若干大型化して航続距離の拡大を図ったタイプで、「Uボート 7型」と「Uボート 9型」の主力生産型となります
●特に「Uボート 7型」と「Uボート 9型」は、建造数と連合軍側に与えた撃沈隻数の大きさから「Uボート」を代表する2タイプであり、大戦初期には大西洋狭しと暴れ、その撃沈隻数は連合軍側の船舶建造隻数を上回り、連合軍を窮地へと陥れる活躍を果たしたのでした