パンツァーレックス デュエル・イン・ザ・ミスト 3 (霧中の勝敗 1944-45年) DUEL IN THE MIST 003 本

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デュエル・イン・ザ・ミスト 3 (霧中の勝敗 1944-45年)

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「デュエル・イン・ザ・ミスト 3 (霧中の勝敗 1944-45年) (本) (パンツァーレックス DUEL IN THE MIST  No.003 )」です


●「デュエル・イン・ザ・ミスト 3 (霧中の勝敗 1944-45年)」です

【 「デュエル・イン・ザ・ミスト 3 (霧中の勝敗 1944-45年)」の内容について 】


●第2次世界大戦後期のアルデンヌ戦における、アメリカ軍の戦闘記録から見たドイツ武装親衛隊の「パイパー戦闘団」の軌跡を追った写真付き資料集です

【 「パイパー戦闘団」について 】


●1944年12月、ドイツ軍は本格的な反撃作戦「ラインの守り」を、ルクセンブルグのアルデンヌ地域において発動します

●この作戦は、戦線の間隙とも言えるアルデンヌ戦線を突破、西ヨーロッパ最大の港湾都市であるベルギーのアントワープを占領し、連合軍を分断、孤立するという起死回生の一大反攻作戦でした

●ドイツ軍は、攻撃戦域の北部に武装親衛隊の戦車師団を中心とした部隊を配備、その先鋒となったのが「パイパー戦闘団」です

●同部隊はSS第1戦車師団「ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー」の戦車連隊を中心に、装甲擲弾兵部隊などの各兵科の部隊が組み込まれ、アルデンヌ戦に投入された戦闘団の中では最強の戦力を持っていました
 ・ 同作戦では、その地形の制約から、臨時に師団を分割した連隊規模の戦闘団で作戦行動を行なうことが多く、その戦闘団には各兵科の部隊が分散配備され、戦闘団のみで諸兵連合による戦いが展開できるようになっていました
 ・ 「パイパー戦闘団」は、戦車連隊が基幹となっていたものの、この頃のドイツ軍の戦車戦力は消耗しており、戦車数の不足を補うためにSS第501重戦車大隊が編入されていました

●このアルデンヌ戦線は、森と川、そして丘陵地帯からなる土地で、進撃には不向きな地形であり、連合軍側から「幽霊戦線」と呼ばれ、アメリカ軍の戦闘で消耗した部隊が休養と再編成を兼ねて配備されていました

●ドイツ軍が攻撃を開始すると、圧倒的な兵力差によりアメリカ軍は敗退、2個師団が壊滅してドイツ軍は快進撃を行います

●「パイパー戦闘団」も当初、多大なる戦果を挙げ、アメリカ軍の第14騎兵グループを含めた多くの敵を撃破、アメリカ軍はパニックに陥って戦意を喪失し、壊走もしくは捕虜となります
●同戦闘団は、橋梁などの拠点に部隊を残置しながら進撃を継続、作戦部隊の北翼の先鋒として重要都市「リエージュ」に向かいます

●アメリカ軍は、ドイツ軍の攻勢に対応するために増援部隊を投入、「パイパー戦闘団」も徐々に激しい抵抗を受け、進撃は停止してしまいます
●また、アメリカ軍は「パイパー戦闘団」の後方の橋梁を攻撃して占領、ここに至って同戦闘団は包囲、孤立してしまいました
 ・ 前述のように、このアルデンヌ地域は大部隊の進撃には向いていない地形であり、1本の橋梁の攻防によって戦況が変化しました

●ドイツ軍は、「パイパー戦闘団」の包囲を解こうと他の部隊による攻撃を繰り返しますが、アメリカ軍は徐々に戦力を増してきており、その試みは尽く失敗します
●同戦闘団も、砲爆撃とアメリカ軍の地上部隊の攻撃に曝されて戦力を消耗、弾薬にも事欠くようになり苦しい防御戦となります
●弾薬の補給は連合軍の絶対的制空権の関係から空輸が行なえず、河川を使っての輸送も行なわれましたが、結果的には失敗してしまいました

●「パイパー戦闘団」は5日間の包囲戦闘によって戦力を喪失、結局、残存部隊は全車両を放棄して徒歩により脱出し、当時のドイツ軍の最強部隊は壊滅したのでした


【 「デュエル・イン・ザ・ミスト 3 (霧中の勝敗 1944-45年)」の奥付 】


●著者 : TIMM HAASLER ・ SIMON VOSTERS ・ HANS WEBER
●版型 : A4版 ハードカバー
●ページ数 : 全272ページ / 110枚の写真
●ISBN : 4544032762353
●全英文解説



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