ソビエト戦車搭乗歩兵
「ソビエト戦車搭乗歩兵 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6197 )」です
●「ソビエト戦車搭乗歩兵」です
●第2次世界大戦後期におけるソ連軍の戦車跨乗兵6体を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ソ連軍の戦車跨乗」について 】
●ソ連は優れた性能の戦車、自走砲を開発、生産しましたが、トラックなどの補助車輌の開発は非常に立ち遅れていました
●特に、装甲兵員輸送車の開発は実質上行なわれず、アメリカから「M3 スカウトカー」「M5/M9 ハーフトラック」などが大量に供与されましたが、規模の大きなソ連陸軍にとっては少数に過ぎませんでした
●そこで、歩兵は戦車に跨乗して攻撃に参加するという「タンクデサント」という戦術を採用、その優れた機動力によって浸透作戦を成功させました
●しかし、戦車に跨乗させたままで戦闘を行なうことは大変危険な行為であり、大きな目標となる戦車には敵の射撃が集中し、装甲板で跳ねた弾丸や破片は、跨乗する兵士を容赦なく傷付け、遮蔽物としての効果はほとんど有りませんでした
●また、戦車は視界が狭いために特に戦車の周囲を見渡すことが出来ず(特にソ連軍の戦車兵は、ハッチを開いて状況を確認することをあまり行いませんでした)、前後進の際に地上に展開する兵士を死傷させる危険性を持っています
・ 通常の歩兵教典では、歩兵は戦車から離れた位置に展開し、戦車の後ろに付かないように指示されています(戦車は戦闘行動により、頻繁にバックします)
●このことから、ソ連軍は「タンクデサント」を実施する歩兵は主に犯罪行為を行なった懲罰兵で構成され、戦闘行動による損害から、その寿命は2週間程度と見積もられていました
●しかし、「タンクデサント」以外に、戦場タクシー代わりとして戦車に跨乗する場合も多く、その様子を撮った戦場写真も多く見られます【 「ソビエト戦車搭乗歩兵」のキット内容について 】
●このソ連軍の戦車跨乗兵6体を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、戦線後方において戦車に跨乗して移動しているシーンが表現されています
●フィギュアの服装は、野戦服の上からキルティング加工された防寒服の上着を着用し、ブーツを履いた姿となっています
・ ブーツを履いた状態は1943年以降の大戦後期の軍装です
●服の皺のスケールに沿っており、細部のディテールはシャープにモールドされています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です【 「ソビエト戦車搭乗歩兵」のフィギュアのポージングについて 】
●フィギュアの3体は戦車上に座り、戦車の前方を見ているポーズ
・ 2体はサブマシンガン、もう1体はライフルを持っています
●フィギュアの1体は、フェンダー上に立ち、砲塔部分を持っているポーズです
●フィギュアの1体は、戦車のエンジンデッキに腰を降ろし、片手に機関銃を持ちながら戦車の前方を見ているポーズです
●フィギュアの1体は、片膝を付き、両手でライフルを持っているポーズとなっています
●付属している装備品類
・ モシンナガンライフル ×2
・ モシンナガンライフル(着剣状態) ×1
・ PPsh1941サブマシンガン ×3
・ デクチャレフDP軽機関銃 ×1
・ ヘルメット ×3
・ 防寒帽 ×2
・ 略帽 ×1
・ 1915年型背嚢 ×2
・ 水筒 ×6
・ 手榴弾ポーチ ×2
・ PPsh1941用マガジンポーチ ×3
・ ガスマスクバック ×4
・ 機関銃用マガジンポーチ ×1
・ ライフル用マガジンポーチ ×8
など
●2003年 フィギュアランナー完全新金型