日本海軍 戦艦 扶桑 (昭和10年/13年)
「日本海軍 戦艦 扶桑 (昭和10年/13年) (プラモデル) (フジミ 1/700 特シリーズ No.007 )」です
●「日本海軍 戦艦 扶桑 (昭和10年/13年)」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
【日本海軍 戦艦 扶桑 (昭和10年/13年) について 】
●日本最初の弩級戦艦であり金剛型の建造で得た技術的蓄積を生かして設計・建造された戦艦扶桑。
・ 35.6センチ砲12門と強力な攻撃力を有しており、2度の改装工事により防御力や速力の向上、水偵の搭載など近代戦に応じた姿となっていました。
・ 昭和9年に完了した第二次改装後も改正が続けられ、その内容としては測距儀の大型化、機銃の増強などが挙げられます。
・ 太平洋戦争開戦後は後方待機が続く中、風雲急を告げるレイテ沖海戦に出撃、夜間の米戦艦部隊との砲撃戦により戦没、最後を迎えました。
【日本海軍 戦艦 扶桑 (昭和10年/13年) のプラモデル内容について 】
●製品は近代化改装後の特徴的な艦容の昭和10年時、昭和13年時をモデルにしています。
・ 昭和10年時は8メートル測距儀を艦橋トップに搭載した姿、水偵に九〇式水上偵察機を用意。
・ 昭和13年時は右舷主錨が1基に減数、測距儀を10メートルに換装、水偵は九五式水上偵察機を搭載。
船体は左右合わせ式構成。
昭和10年、13年時の主錨の装備数の差を表現するため、2種類のパーツを用意しました。
・ 左舷艦尾には航空設備移設に備えた張り出しが設置された姿を再現。
・ フェアリーダーなど甲板上の特徴的な造形物は別パーツで再現。
・ 上甲板はワンピース構成で、木甲板は繊細な彫刻で表現。
特徴ある歪な形状の艦橋はパーツの積層により表現していく仕様です。
主砲砲身は俯仰角角度を任意に設定できる設計
・ 主砲砲身はスライド金型を起用し砲口の開口部を再現しています。
・ 三番砲塔天蓋上のカタパルト周囲は2ピースの繊細なトラスで支持架などの構成で表現。
昭和10年時に艦載されていた13ミリ4連装機銃は専用パーツとして起用。
昭和13年時に艦載される25ミリ連装機銃6基は、
従来のワンピース構造パーツと、精密で塗り分けを考慮した2ピース式の両方を封入。
カタパルトは側面のトラス模様とともに、スライド金型により上面形状をも立体的に再現しています。
艦載水偵は九〇式水偵および九五式水偵の2種類で各2機が付属。
水偵はフロート・上翼を別パーツ化し精密な造形としています。
主要パーツと艦載機の成型色は灰色です。
探照灯パーツは透明成型としています。