日本海軍 軽巡洋艦 酒匂
「日本海軍 軽巡洋艦 酒匂 (プラモデル) (フジミ 1/700 特シリーズ No.109 )」です
●「日本海軍 軽巡洋艦 酒匂」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
【日本海軍 軽巡洋艦 酒匂 について 】
●日本海軍軽巡で最後の竣工となった「酒匂」が単艦で発売!
●軽巡洋艦「酒匂」は阿賀野型4番艦として戦時の昭和17年11月に佐世保海軍工廠で起工し、戦争末期の昭和19年11月に竣工しました。
・ 阿賀野型は水雷戦隊旗艦として計画計され、それまでの5,500トン型とは一線を画す近代的な外観・兵装が特徴です。 ・ 主砲は15センチ連装砲を3基、新開発の長8センチ連装高角砲を2基装備していました。
・ 酒匂が竣工したのはレイテ沖海戦の翌月であり、連合艦隊は組織的作戦を遂行できない状況となっていました。
・ 佐世保から呉へ移動、内海西部で訓練に従事するも活躍する機会はなく、終戦前月には舞鶴へ。
・ そのまま戦争終結を迎えました。
・ 戦後は復員輸送船として外地を往復、昭和21年7月にビキニ環礁での原爆実験艦として供され沈没しました。
【日本海軍 軽巡洋艦 酒匂 のプラモデル内容について 】
●製品は接着組立と塗装を必要とする未塗装キットです。
・ スケールは1/700で、艦底部は含まない洋上模型です。
・ 従来(特シリーズ)の金型を使用した製品です。
●製品は竣工時の姿を再現できます
・ 竣工時より21、22、13号電探を装備した姿。
・ 25ミリ単装機銃は18基を装備、25ミリ機銃は姉妹艦とは異なり最初から10基装備。
●それまでの日本軽巡洋艦の流れとは異なる近代的な阿賀野型の形状を余すことなく再現
・ 艦体は左右貼り合わせ式で、姉妹艦に比べ舷窓は閉塞され数が減じた姿を再現。
・ 舷側全周囲を走る舷外電路は、留め具部分まで表現した繊細な彫刻。
・ 甲板および艦橋各層にはリノリウム敷を表現する押さえ金具や鉄甲板の滑り止め・ストリップ模様をメリハリある彫刻で表現。
・ 艦橋前方のシェルター部はスライド金型を用い一体パーツ化。側壁に緻密な彫刻と造形に。
・ 主砲塔はスライド金型で側面と上面に窓やラッタル・鋼板継ぎ目を再現。
・ 煙突頂部の格子は抜けた状態でリアルな造形、内部の整流板も別パーツで立体化。
・ 煙突は左右貼り合わせ式、モンキーラッタルも彫刻。蒸気捨管はそれぞれ独立パーツとして姉妹艦との差を表現。
・ マスト下部の三角錐トラスはスライド金型を使用して抜けた状態としています。
・ 航空作業甲板の後端両舷にある小型クレーンは別パーツで立体的かつ正確に再現。
・ 4.5メートル高角測距儀は円柱状の腕部形状を正確に形状か、専用部品として封入。
・ 22号電探・舷梯(格納)・方位探知アンテナ・補用翼格納所などを別パーツで余すことなくパーツ化。
・ 長8センチ連装高角砲はシールドと砲身を別パーツ化し専用設計品として収録。
・ 水偵揚収クレーンは側面の軽め穴までを再現し精密感を上げています。
・ 搭載水上偵察機は零式(三座)水上偵察機を2機収録。成型色は灰色。
●酒匂の特徴部分を専用パーツ化
・ 主砲塔前面の照準手窓は酒匂のみ大型化されており専用金型パーツを用意。
・ 航空作業甲板は開口部を含めた形状差は、専用パーツで用意。
・ 煙突および蒸気捨管は個艦差を再現するため専用パーツ化。
・ 高射装置台は阿賀野・能代と異なる角ばった姿で形状化。
●九六式25ミリ機銃(3連装・単装)が2種類のクオリティーパーツから選択ができます
・ 銃身と架台を別パーツ化した精密形状、塗り分けが楽になる構造。
・ 成型色は架台をグレー、銃身をガンメタリックなので塗装せずとも色分け表現が可能。
・ 架台と銃身のランナーを組み合わせることで接着位置におさまり、流し込み接着剤を使用ののちゲートカットする設計。
・ 3連装機銃は防弾板も別パーツ化しておりさらに精密な造りにすることが可能。
・ もう1種は従来の一体成型タイプを封入。
●付属デカールは2種類
・ 付属デカールは2種で軍艦旗や日章旗、艦載機のマーキングを収録したデカール。
・ 軍艦旗等はサイズ3種を用意。実物の10巾、6巾、3巾の寸法を1/700スケールとしたものが収録。
・ 艦載機の日の丸、味方識別帯(黄帯)など収録し、日の丸は大戦後期の白縁がないものも含みます。
・ 喫水表記や艦首の菊花紋章、艦尾の艦名表記(金色および軍艦色塗りつぶしの2種)を収録したデカール。
【日本海軍 軽巡洋艦 酒匂 仕様 】
●成型パーツは呉工廠色を模したグレーおよび透明色、ガンメタリック色の3色構成です。
・ 組立てパーツ数207点
●【付属内容】
・ ランナーx24
・ 組立説明書x1
・ デカールx2