ニキティン PSN-2
「ニキティン PSN-2 (プラモデル) (ミクロミル 1/72 ミリタリー No.72-021 )」です
●「ニキティン PSN-2」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
【ニキティン PSN-2 について 】
●ミクロミルから完全新金型の1/72ニキティンPSN-2のご案内です。
・ PSN-2は1930年代後半にソ連で試作された誘導グライダー魚雷です。
・ 1920年代から各国で小さな翼を備えた滑空魚雷を航空機から発射することにより魚雷の射程を大幅に伸ばすという研究が始まっていましたが、それに対しソ連では魚雷を搭載した無人のグライダーを滑空中に遠隔誘導し、標的に近づくと無誘導の魚雷を投下するという計画が立案されました。
・ 計画はTB-3若しくはDB-3爆撃機に懸架されたグライダーを、赤外線と無線による「クヴァント」自動操縦システムで誘導し最大40km先の敵国艦船を雷撃した後に機体を水面に自動着水させるというものでした。
・ この誘導グライダー魚雷を開発するため、まず有人の試作機を使ってグライダーの運動性や「クヴァント」自動操縦システムのテストが行われました。
・ PSN-2は有人でのテストには成功しましたが、「クヴァント」自動操縦システムの開発は難航し、独ソ開戦前の1940年に計画はキャンセルされました。
・ 今回リリースされるのはテストに使用された有人の試作機です。
【ニキティン PSN-2 プラモデル内容について 】
●キットには胴体下に取り付けられた魚雷が付属しています(パッケージに描かれているホイール付のドリーはキットには付属していません)。
・ このインジェクションプラスチックキットにはデカールとエッチングパーツが付属しています。
・ 完成時全長約111mm、全幅約97mmとなります。