SR-71 ブラックバード (A型) w/GTD-21B (プラモデル)ハセガワ 1/72 飛行機 限定生産 No.02395 スケール:1/72
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「SR-71 ブラックバード (A型) w/GTD-21B プラモデル (ハセガワ 1/72 飛行機 限定生産 No.02395 )」です●高高度を高速で飛行する無人偵察機として運用された「SR-71A ブラックバード (M-21)」と「D-21B」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 ●無人偵察機「D-21」の運用母機として、テストされていた「SR-71A ブラックバード(M21)」を再現した内容になります。 ●ハセガワ社製「SR-71A ブラックバード」に「D-21B」のドローンパーツを追加したデカール替えバリエーションキットになります。 SR-71 ブラックバード (A型) w/GTD-21B プラモデルの概要●プラスチックパーツ : ハセガワ ・ クリアパーツ : キャノピー ●機体成型色 : ブラック ●エンジン : 無 ●フィギュア : 無 ●塗装パターン : 2種 (アメリカ空軍 エリア51) ●デカール : ハセガワ (OFS) ●2022年 スポット生産品 SR-71(M-21)とD-21(Q-12)による無人偵察機プロジェクト について●味方機の援護のない敵地奥深くへと侵入し、敵地領空内をマッハ3を超えるスピードで飛行、偵察任務を行うという危険な任務を担当することを目的として「SR-71 ブラックバード (開発機名 A-12)」は開発されました。 ●1960年に起った「U-2撃墜事件」を契機に、この敵地への強行偵察を担う機体を「無人化」する構想が持ち上がり、1962年、実現に向けたプロジェクトが極秘裏にスタートします。 ●「SR-71 (A-12)」の機体それ自体を無人化するには無理があったものの、開発上のノウハウを活かせると考えたロッキード社のスカンク・ワークスは、このノウハウを転用した小型偵察無人機(Q-12)の実現に向けて開発をスタート、「A-12」を母機として機体上から「Q-12」を射出、「Q-12」が偵察を行った後、偵察機材を収納したモジュール(ハッチ)を投下・回収するプロジェクトは、1963年に機体の設計が完了、アメリカ空軍だけでなくCIAも巻き込む形でロッキード社が正式契約を獲得します。 ●契約成立後、「Q-12」は「D-21」へ、母機となる複座型の「A-12」は「M-21」へと改名、「M-21」の機体上部、胴体中心線上にパイロンを設置し「Q-12」を運搬、射出、1964年より試験飛行を開始します。 ●この機体上に設置された「D-21」の2枚の水平尾翼が「M-21」の垂直尾翼と接近しすぎていたことが開発当初より危惧されていたのですが、4度目の発射実験の際に、この危惧が現実化してしまいます。 ・ 「D-21」の分離の際、「M-21」の垂直尾翼に接触し両機体は破損して墜落、2名のパイロットのうち1名が死亡するという痛ましい事故がおきてしまい、「M-21」による「D-21」の運用計画は中止されることになります。 ・ この後、「D-21」は「B-52」の主翼パイロンから射出される方法へと変更、射出実験で起きた様々なトラブルを克服後、実戦で運用されるまでに至ってます。 ●この無人機偵察の先駆けとも言える「D-21」及び「M-21」は、シアトルにある飛行博物館において実機展示されています。 SR-71 ブラックバード (A型) w/GTD-21B (ハセガワ 1/72 飛行機 限定生産 No.02395) プラモデルの内容●この無人偵察機プロジェクトの母機として運用された「M-21(SR-71)」と「D-21B 偵察用無人航空機」を再現した組立キット。 ■ SR-71A ブラックバード 機体構成 ●「SR-71A」は機体全体を上下に分割したパーツで構成、機首部、エンジン先端のスパイクコーン、エンジンノズル、尾翼は、別ブロック化したパーツで構成しています。 ・ 機体上面の放熱スリットはパーツ上に凹ラインで再現、 機体全体にはスケール感を損なわぬようなパネルラインを凸モールドで再現しています。 ●機体下面に設置した「データリンク用アンテナ(のフェアリング)」はレジン製のパーツで再現、一体成型化したパーツになっています。 ■ 機首 ●機首ノーズコーンは上下に分割したパーツ構成、ピトー管を含めた状態で再現しています。 ■ エンジン ●エンジンは、先端のノーズコーン、エンジンノズル、エンジン部後端を別パーツ化して再現。 ・ エンジン本体部分は機体胴体パーツと一体化して成型しています。 ■ 尾翼 ●垂直尾翼は一体成型のパーツになっています。 ■ 降着装置 ●ランディングギアは脚柱、タイヤ、脚カバーなどをそれぞれ独立したパーツで構成。 ・ ランディングギアは展開状態を再現しています。 ・ 前脚部のダブルタイヤ、主脚部のトリプルタイヤの形状を再現しています。 ■ キャノピー・コクピット ●キャノピーは3ピースのクリアパーツで再現、開閉状態を選択して組立てることができます。 ●コクピットはバスタブ型の別ブロック化したパーツで構成、機体胴体部にコクピットブロックを挟み込む形で組立てます。 ・ シート、操縦桿、計器盤を別パーツ化して再現しています。 ・ 計器盤のメーター面、サイドコンソールのスイッチ類はデカールで再現しています。 ■ GDT-21B(D-21) 偵察用無人航空機 ●「D-21」は機体全体を上下に分割したパーツで構成、機首部、エンジンノズル、尾翼は、別ブロック化したパーツで構成しています。 ・ 「SR-71」の機体全体にはスケール感を損なわぬようなパネルラインが凸モールドで再現されています ●「SR-71」の機体上に設置する「パイロン」を再現したパーツもセットしています。 SR-71 ブラックバード (A型) w/GTD-21B (ハセガワ 1/72 飛行機 限定生産 No.02395) 塗装とマーキング●組立説明書とは別のマーキング及び塗装図に内に「アメリカ空軍」所属機2種の塗装例、マーキング例をモノクロでプリントしています。 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。 ●塗装・マーキング例 ・ アメリカ空軍 テスト機「06940」 GDT-21B(D-21)(秘密試験飛行場 エリア51) ・ アメリカ空軍 テスト機「06941」 GDT-21B(D-21)(秘密試験飛行場 エリア51) のうち、いずれか1種を再現する事が可能です。 ●マーキング図に応じたデカールが付属 ・ 付属のデカールには、USAFなどのロゴ、機体番号、国籍マーク、コーションマークなどを再現などをプリントしています。 SR-71 ブラックバード (A型) w/GTD-21B (ハセガワ 1/72 飛行機 限定生産 No.02395) 製品仕様●プラスチックモデル組立キット。 ・ 各パーツ類はランナー状に成型されていますので、パーツを切り離すのに「ニッパー」などの切断工具が必要になります(別売り)。 ・ パーツの固定には「プラモデル用接着剤」などの接着剤をご利用下さい(別売り)。 ●「SR-71 ブラックバード (A型) w/GTD-21B」のパーツ数 : 51 (1機分) ●製品素材 : PS ●パーツ成型色 : ブラック ●「SR-71 ブラックバード」完成時のサイズ ・ 全長 : 472mm ・ 全幅 : 236mm ●日本製 ●2022年 スポット生産 SR-71 ブラックバード (A型) w/GTD-21B (ハセガワ 1/72 飛行機 限定生産 No.02395) パッケージ内容●SR-71 ブラックバード ×1 ●D-21B ドローン ×1 ●デカールシート ×1 ●組立説明書 ×1 ●マーキング及び塗装図 ×1 「ロッキード SR-71 ブラックバード」について●戦闘機の実用高度を超える高高度の領域を、超スピードで飛来、素早く敵陣の内側に侵入し、敵の戦略情報を収集して偵察任務を行う事を目的として開発された「SR-71 ブラックバード」は、24000m以上の高空を、マッハ3以上の高速で飛行する能力を持っています。 ●「SR-71 ブラックバード」のエンジンは「ブラット・アンド・ホイットニー J58」を左右の主翼に2基配置、前後に駆動するスパイクコーンにより空気の圧縮を調整し、マッハ3での飛行を可能にしています。 ●ところが、マッハ3以上の飛行においては、空気との摩擦や空気自体の圧縮によって生ずる加熱により、機体表面の温度はおよそ300度を超えてしまい、この高熱を克服するために「SR-71 ブラックバード」には様々な工夫を凝らしています。 ・ 機体の加熱を防ぐため、機体を構成する素材のおよそ90パーセント以上に特殊なチタン合金を使用、機体上面には放熱用のスリットを設け、機体外面の塗装には放熱効果を高めるため漆黒のフェライト系の塗料を用いています。 ●また、高速での飛行を可能にした「SR-71 ブラックバード」の独特のフォルムは、同時にステルス効果を有すると言われています。 ●1968年から1998年の長期にかけて運用された、「SR-71 ブラックバード」は、「ベトナム」や「ラオス」上空で17,300回に及ぶ危険な任務をこなし、過去4,000回にも及ぶミサイル攻撃をかわし、1機の被撃墜も記録されていない驚異の機体として知られています。 ●2011年現在、この「SR-71 ブラックバード」のコンセプトを凌駕する機体は登場していませんが、偵察衛星の高度な進歩に伴い、「飛行」について特殊で高度な技術を必要とすることや、ステルス性を持つとはいいながらもレーダーによる撃墜は不可能ではないことによるリスク、さらに高速飛行を行うための機体の特殊性を担保するメンテナンスなどに膨大な費用を要することを勘案し、1989年に退役が決定、全機が退役してしまいました。 ●しかしながら、1990年に勃発した「湾岸戦争」を機会に「SR-71 ブラックバード」の有用性を見直す声が高まり、これを機に「復活配備計画」を策定、1995年にはアメリカ議会からの予算承認を受けることになります。 ●この計画に基づき、1996年から3機の「SR-71」で構成した新部隊の編成を開始、1996年には2機を配備して即応体制を整えますが、1998年に当時のアメリカ合衆国大統領「ビル・クリントン」が拒否権を発動し、「エドワーズ空軍基地」で待機していた「SR-71」は再び退役という憂き目にあっています。 ●「SR-71」は、今では全機退役してしまったものの、その後NASAで試験機として活用されたり、類まれなる迅速な情報収集能力は今なお有用との声もあり、「SR-71」のコンセプトは「SR-72計画」として今も継続しているのです。
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