スターウォーズ（STAR WARS） ミレニアム・ファルコン ファインモールド (Fine Molds)

「ミレニアム・ファルコン プラモデル (ファインモールド スターウォーズ（STAR WARS）  No.SW-011 )」です

●「ミレニアム・ファルコン （コレリアン・エンジニアリング・コーポレーション YT-1300 トランスポート ハン・ソロ モディファイト）」を1/144スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●映画「スターウォーズ」の「エピソード4～6」に登場する「ハン・ソロ」の乗機である「ミレニアム・ファルコン」を再現したキットです

【 「ミレニアム・ファルコン」について 】

●1977年にアメリカで公開された映画「スターウォーズ・エピソード4」は、従来にSF映画とは一線を画した作品でした

●それまでのSF映画が地球を起点としているのに対し、「スターウォーズ」は地球が全く関与しない、銀河内における帝国軍と共和国軍の戦闘及び、主人公を絡めてのストーリーが展開されます

●この設定により、自由な発想が可能となり、当時ベトナム戦争の後遺症で苦しむアメリカにおて、映画界が難解化する傾向の中、既存の世界観から抜き出た同作品は大ヒットを収め、一大ムーブメントとなりました

●この「スターウォーズ」を支えたのが当時最新鋭の特撮技術で、それまでのSF映画で培われていた技術が一気に開花した瞬間でもありました
●また、同様に「スターウォーズ」の人気を不動にしたのが、宇宙船のデザインと模型技術であり、冒頭の「スターデストロイヤー」の巨大な迫力、全く新しい概念の特徴的な形状の戦闘機、そして宇宙船の各部に表現された複雑なディテールなどに魅了させられました
●また、同作品で見られたのが、徹底したウェザリング表現で、汚しや塗装の剥がれによって、いかにも日常的に使用されている「機械」や「兵器」というものを印象付けています

●「ミレニアム・ファルコン」は、主役メカである「X-ウィング」と人気を2分する宇宙船で、「ハン・ソロ」が貨物船をベースにカスタマイズ、通常航行時は他の宇宙船と速度が変わりませんが、光速航行では銀河一の速さを誇っています
●また、密輸を行なうためにセンサーに感知できない貨物室を持ち、武装も強力であり、上下の銃座式レーザー砲の他に、下部には収納式レーザー、先端部には魚雷を装備することも可能です
●これらの装備によって共和国軍に編入された後も戦闘任務に従事し、帝国軍相手に活躍を行ないました

●「ミレニアム・ファルコン」は、円盤状の船体ながら操縦席は機体の右横に在るという変則な配置、そしてマニュアル操作の銃座が上下に設けられているなど、これまでの宇宙船のデザインとな全く異なるものでした
●船体の側面には細かなディテールが積み重ねられており、メカニカルさを演出、同船が「デス・スター」に捕らえられ、ドックに入れられる名シーンでは、その魅力が見事に表されていました
●また、船体のウェザリング表現は激しいもので、実物大のセットとも併せてその使用感を最大限に表現、これまでのSF作品に登場した主人公が乗るメカとは全く異なる趣を持っています

【 「ミレニアム・ファルコン」のキット内容について 】

●この「ミレニアム・ファルコン」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●キットは、アメリカ「ルーカスフィルム」社より提供された資料をもとに徹底した検証によりモデル化したもので、映画で使用されたプロップを忠実に縮小再現、「ミレニアム・ファルコン」のフォルムとディテールが表現されています
　・ 映画のプロップにはSFX処理のためにエンジンノズルは省略されていますが、模型化にあたり、「ルーカスフィルム」社からの設定提供により立体化が行なわれました

●ランディングギアを降ろした着陸時と、収納した飛行時とを選択できます


●「ミレニアム・ファルコン」は、船体部、コクピット部、上下銃座部、通信アンテナの5ブロックで構成されています

●船体部は上下分割式で、周囲のディテール部と後部のエンジンノズル部を取り付ける構成となっています
　・ ディテール部は、各面のパートごとにパーツ化されています
　・ 前方の円状の窪みのディテールは別パーツ
　・ エンジンノズル部は2段式に角形のモールドが彫刻されています
　・ ランディングギアは3パーツで構成されており、飛行時に使用するカバーのパーツも付属

●コクピット部は、コクピット本体と延長部とで構成されています
　・ コクピット本体は、内装部、計器盤、下部、キャノピーの4パーツで構成
　・ 延長部は上下2分割式です
　・ キャノピーのウィンドー部をマスキングする、カット部が印刷されたマスキングシートが付属
　・ 内装部には4つの座席が表現されています

●銃座部は、レーザー砲、ウィンドー、ターレット部で構成されています
　・ レーザー砲は3パーツで構成
　・ ウィンドーはクリアーパーツで、マスキング用のカット部が印刷されたシートが付属
　・ ターレット部は上下分割式で、左右旋回が可能です

●通信アンテナは、5パーツで構成されています

●飛行状態用のスタンドが付属しています

●操縦席のキャノピー、銃座のウィンドー部を再現するクリアーパーツが付属
　・ キャノピーとウィンドー部をマスキングするシートもセットされています


●塗装とマーキング指示が表示されたカラー写真によるリーフレットが付属しています
　・ リーフレットに記載された、塗装部などを再現したデカールが付属（剥がれ表現付き）


●2010年 完全新金型