イスラエル軍 戦車 M1 スーパーシャーマン (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.322 スケール:1/35
|
||||||||||||
「イスラエル軍 戦車 M1 スーパーシャーマン プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.322 )」です●「イスラエル軍 戦車 M1 スーパーシャーマン」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 ●第2次世界大戦時において連合軍の主力戦車として活躍した「M4 中戦車」シリーズ、戦後、イスラエルの建国に従って同国軍の主力戦車となった「M4A1」ベースの「M1 スーパーシャ-マン」を再現した内容となっています。 ●「M1 スーパーシャーマン」用の「車体上部」「砲塔」「履帯」「フィギュア」などを完全新規パーツで再現しており、車体上部・砲塔は完全新金型キットと言える内容、タミヤらしいポイントをしっかりと押さえた強弱からめたモールド、そして組立てやすさを備えたプラスチックモデル組立キットです。 【 イスラエル M1 スーパーシャーマン 戦車 について 】●「M4 中戦車」シリーズは、第2次大戦の中期においてアメリカ軍の中戦車として登場し、その生産性と平均的な性能により、連合軍の主力戦車となり、「M4」、「M4A1」、「M4A2」、「M4A3」、「M4A4」の5車種が量産されました。 ●この5車種は、その搭載するエンジンによって区分されたもので、取り合えず戦車の数を揃えるために採られた手段であり、生産数が高水準で落ち着き始めると、車種の整理と性能の向上が図られることとなりました。 ●「M4A4」を除く4車種は、防御力が強化された後期型車体へと移行され、「M4A1」は装甲貫通能力の高い長砲身の「76mm砲」を搭載、この「M4A1」は、ノルマンディ戦の後期(1944年夏)から戦場に登場するようになります。 ・ 「76mm砲」は、後に「M4A2」、「M4A3」にも搭載されるようになります。 ●一方、1948年にパレスチナの地に建国したイスラエルは、当時この地に住んでいたアラブ人を追い出す形となり、建国時から周囲のアラブ国家との紛争が続きました。 ●イスラエルは、そのため国軍の創設及び増強に熱心でしたが、武器を購入しようにもアメリカ、イギリスなどの武器生産国は、アラブ国家の反発を買うのを恐れ、イスラエルに武器を輸出しませんでした。 ●そこで、イスラエルは第2次世界大戦の終結に伴い、余剰兵器となって処分を待っている「M4 中戦車」シリーズの部品、廃棄車輌を世界中から掻き集め、戦車として再利用することを思いつきます。 ●「M4 中戦車」シリーズは前述の通り、5車種が作られましたが、搭載されるエンジンの違いによるもので、車種が違っても部品類は互換性を持っていました。 ●また、アメリカ製の兵器、車輌は信頼性が高く、その点でも好都合となり、以後イスラエル初期の戦車戦力の中核となっています。 ●ところが、イスラエル軍がそのように調達した「M4 中戦車」シリーズは、ほとんどが短砲身の「75mm砲」搭載型で、当時のアラブ諸国が装備している「T34/85」に対しては非力さが目立ちました。 ●一方で、周囲のアラブ諸国はエジプトの政変から序々に親ソ路線へと転向し始め、フランスは旧式化して余剰兵器となっていた「M4 中戦車」をイスラエルへと売却することを決定、この戦車の中には長砲身の「76mm砲」を搭載した「M4A1」が多く含まれていました。 ●この「76mm砲」は、通常の徹甲弾で「T34/85」の前面装甲を貫通できる能力を持ち、特に高速徹甲弾ではより強力な能力を誇っていました。 ●この「76mm砲」搭載型の「M4A1」もしくは「M4A3」は、従来の「シャーマン」と区別するために「M1 スーパーシャーマン」と呼ばれました。 ●1956年には第2次中東戦争が勃発、当初イスラエル軍は戦車を歩兵部隊の支援兵器として使用していましたが、第7機甲旅団には「M1 スーパーシャーマン」が集中配備されていました。 ●この第7機甲旅団はエジプト国境を越えて進撃、「M1 スーパーシャーマン」は高い戦闘能力により快進撃の原動力となり、たった8日間でシナイ半島を占領し、イスラエル軍の勝利への立役者となったのです。 ●「M1 スーパーシャーマン」の戦訓や技術的ノウハウは、更に強力な「M50」および「M51スーパーシャーマン」などに受け継がれ、イスラエル陸軍機甲部隊の基礎を築き上げたのです。 【 イスラエル軍 戦車 M1 スーパーシャーマン (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.322) プラモデルの内容 】●このイスラエル軍で運用された「M1 スーパーシャーマン」を再現したプラスチックモデル組立キットです。 ●「M1 スーパーシャーマン」をタミヤタッチによりシャープに再現、砲塔や「M4A1」特有の車体上部の繊細且つ実感豊かな鋳造表現、そして各モールドのキレなど、タミヤらしく精密感溢れる仕上りとなっています。 ●また、パーツ数は最近の他社のニューキットと比べて非常に少なめながら、しっかりとポイントは押さえられており、組み易く、確実に形とすることができ、模型としての「作る楽しさ」と、「精密感の有るモデル」というタミヤがMMシリーズで培ってきたポリシーが貫き通された内容となっています。 ●「M1 スーパーシャーマン」のパーツ内容は、タミヤ社「アメリカ M4 シャーマン戦車 初期型」のバリエーションキットとなりますが、車体上部、砲塔、履帯、フィギュアなどは全く新しい新規パーツとなっており、車体上部・砲塔は完全新金型キットと言える内容となっています。 ●「M1 スーパーシャーマン」の砲塔・砲身部は、1枚式の装填手ハッチや、砲身先端にマズルブレーキが装着された後期型砲塔が表現されています。 ●「76mm砲」の砲身及びマズルブレーキは左右分割式となっています。 ・ 砲身及びマズルブレーキはそれぞれ別ブロック化して再現されています。 ●防盾は本体部分と内側部分とに分割され、内蔵させるポリキャップにより上下可動式です。 ・ 防盾の機銃口には同軸機銃(「M1919A4」機関銃)の銃口部がモールドされています。 ●砲塔は上下分割式となっています。 ・ 排莢ハッチは砲塔部に一体成型となっており、スライド式金型によりシャープに彫刻されています ・ 車長キューポラは別パーツです ・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます ・ 直接照準器、機銃用トラベリングロック、アンテナ基部、スポットライトなどが別パーツ化 ・ ペリスコープガードはプラパーツにて再現 ●砲塔上の「M2 重機関銃」は新規パーツとなっています。 ・ 本体部分とグリップ部分とで構成 ・ 弾薬箱は3分割式となっています ●「M1 スーパーシャーマン」の車体上部は、エンジングリル部を除き一体成型されています。 ・ 車体上部には鋳造表現が彫刻、独特な流れるようなパターンが再現されています ・ 前部フェンダーも車体パーツに一体成型 ・ ベンチレーター、車体後部の吸気口は別パーツです ・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 前部のペリスコープガードはプラパーツにて再現 ・ 各車載工具は固定具も含めて成型されています ●車体下部は、前部のデフカバーと後面パネルを除き、バスタブ式に一体成型されています。 ・ 「VVSS」サスペンションは左右分割式で、これに転輪、リターンローラー、コイルスプリングを挟み込む構成となっています ・ 起動輪、誘導輪は内蔵するポリキャップによって可動します ・ 履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式が付属、鋼鉄製の「T54E1」履帯が表現されています ・ エアークリーナーは箱型タイプが再現、本体部分は3パーツの構成となっており、側面のフックもパーツ化されています ・ 車体後部に装備されるディフレクターもパーツ化されています ●車長と装填手の半身像のフィギュアが各1体付属しています。 ・ 当時のイスラエル戦車兵の服装は、統一されておらず、基本的にはイギリス式となっていながらも、アメリカ軍やソ連軍の戦車帽の着用も見られました ●フィギュアの造形は、顔の作りなどイスラエル兵らしさが表現されています。 ・ フィギュアの服装はシャツ姿で、車長はベレー帽、装填手はソ連軍タイプの戦車帽を着用しています ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、薄手のシャツの素材感も表現されています ・ 車長は両手でハッチから上半身を出し、ハッチ部を持っているポーズ、装填手はハッチ部で腕を組んでいるポーズとなっています 【 イスラエル軍 戦車 M1 スーパーシャーマン (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.322) 塗装とマーキング 】●マーキングは、3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第7機甲旅団 (シナイ半島 / 1956年11月) ・ 第7機甲旅団 (シナイ半島 / 1956年12月) ・ ラトゥルン博物館展示車輌 ●説明書の塗装例に基づく、部隊表記、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●2011年 一部新金型 (車体上部、砲塔、履帯、M2機銃、フィギュアなど)
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
|||||||||||