ハンガリー軽戦車 38M トルディ 1 (A20) (プラモデル)ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82477 スケール:1/35
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「ハンガリー軽戦車 38M トルディ 1 (A20) プラモデル (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82477 )」です●「ハンガリー軽戦車 38M トルディ 1 (A20)」です●第2次世界大戦時におけるハンガリー軍の軽戦車「38M トルディ 1」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●スウェーデン戦車「ランズベルク L-60」の血を引き継ぐ「トルディ 1」を再現、外装式防盾、大型転輪、溶接接合の一部採用など、同時代の他国の軽戦車と比べて進歩的な姿が表現されています 【 「38M トルディ 1」について 】【 「ハンガリー」について 】 ●第1次世界大戦までのハンガリーは、ハプスブルク家が治める「オーストリア・ハンガリー帝国」としてヨーロッパで巨大な勢力を誇っていました ・ 「オーストリア・ハンガリー帝国」は、2ヶ国で構成されるのではなく、元々「オーストリア帝国」の一画であったハンガリーが一定の自治を認められたものとなっていました ●しかし、第1次世界大戦での敗戦の結果、ハプスブルク家は皇帝から退き、国家も縮小、更に帝国は「オーストリア」「チェコスロバキア」「ハンガリー」と分裂しました ●「オーストリア・ハンガリー帝国」の重工業地帯はチェコスロバキア(特にチェコ地域)とオーストリアの一部が中心であったために、ハンガリー農業中心国となり、軍備も貧弱なものとなってしまいます ●しかし、国家規模そのものは東欧地域において「ルーマニア」と並ぶものであり、第2次世界大戦時には枢軸国側として参戦、東部戦線でソ連軍と戦いました ●1944年に入ると、戦局は枢軸国側に不利となり、同盟側であった「ルーマニア」「ブルガリア」といった東欧諸国は次々と連合国と休戦、一方「ハンガリー」はドイツ軍の妨害工作も有り、結果的にはドイツと運命を共にしています 【 「38M トルディ 1」について 】 ●第2次世界大戦前の時代において戦車を生産できる国家は少なく、ヨーロッパでは列強国の他には「チェコスロバキア」と「スウェーデン」のみでした ●第1次世界大戦などから、「ハンガリー」は「ドイツ」との関係が深く、戦争の機運が高まった1930年代後半から急速に軍備の拡張を実施しました ●戦車としては、当初自国での生産基盤を持っておらず、ドイツから「1号戦車A型」、イタリアから軽戦車「L3 タンケッテ」、スウェーデンから「ランズベルク L-60」を購入して研究と部隊運用のテストが行われます ●1938年、ハンガリーは「ランズベルク L-60」のライセンス生産権を獲得、主砲を国内でライセンス生産していた「ソロータン 20mm機関砲」へ換装するなど若干の手直しを行って「38M トルディ 1」として制式採用しました ●「38M トルディ 1」は、1940年から量産が開始されて80両が完成、全てが国産化された「トルディ 2」(110両)と合わせて東部戦線へと投入、ハンガリー軍の貴重な機甲兵力の中核として奮戦します ●ただし、20mm機関砲と、機関銃に対抗する程度の装甲である同車ではソ連軍相手に損害が大きく、性能的に限界を示すものであり、既存の車輌を40mm戦車砲に換装した「トルディ 2a」、同様の仕様で新造車体となる「トルディ 3」が生産されました ●ところが、このような軽戦車の活躍する機会は徐々に薄れ、ハンガリー軍は中戦車「トゥラーン」、突撃砲「ズリーニィ」へと生産を移行、更にはドイツから供与された各種装甲車輌により、ハンガリーの機甲部隊が編成されて行きます 【 「ハンガリー軽戦車 38M トルディ 1 (A20)」のキット内容について 】●このハンガリー軍の軽戦車「38M トルディ 1」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●「トルディ 1」をシャープに再現、車体部のリベット、砲塔部分のディテールなどが繊細に再現した内容となっています ●一体成型によりパーツ数は抑えられていますので、中級者以上のユーザーにとっては比較的早く組立てることができるでしょう ●「38M トルディ 1」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています ●「ソロータン 20mm機関砲」は一体成型となっており、スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 防盾は1パーツで構成 ・ 防盾は接着式となっています ●砲塔は上下分割式で、車長キューポラは別パーツです ・ キューポラ、砲塔の視察クラッペは別パーツとなっています ・ 車長ハッチは別パーツです ・ 特徴的なアンテナは、エッチングパーツにて再現 ●「38M トルディ 1」の車体上部は一体成型となっており、フェンダーは別パーツです ・ 前面、側面のルーバーは別パーツです ・ フェンダー支持架はエッチングパーツにて再現 ・ 操縦手ハッチは別パーツとなっています(裏側のディテールは再現されていません) ・ 前照灯カバーはプラパーツ、前面のスリットはエッチングパーツです ・ 車幅灯のカバーはエッチングパーツを加工します ●車体下部は、バスタブ式に一体成型されており、後部パネルは別パーツです ・ サスペンションアーム、ダンパーなどは別パーツとなっています ・ 起動輪、誘導輪、転輪は左右分割式です ・ 履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ●フェンダー支持架、車幅灯カバー、アンテナなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●「38M トルディ 1」のマーキングは、ハンガリー軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載され、国籍マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●2012年 完全新金型
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